つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「超党派によるAV新法」形成…の過程で思い出した「トラウマ」。

 ある問題で「これまでの壁を越えた画期的な法律」だから全会一致の賛成で成立してほしい、というご意見を見た。

 当事者はそう思うものだから別にかまいませんが、この数日の動きで「ビリリ」とくるものがあった。「別の問題点も必要じゃないか」と異議を申し立てた勢力に、成立を目指していた側は「長年行ってきたんだからこれで成立させろ」と逆バネが働く形に。

 その中で疑問に感じたのが、成立要求派の「法律案は全会一致での成立を願います」という一言。先週末の時点で…もうここまで来たらいいですか。「アダルトビデオ関係の法律案」ね。それは素案は示されて、その中身は確認したけど一旦各政党に持ち帰るという形をとったはずなんですよね。つまり、賛否は法律案を見て各党派が独自の立場を示す。

 それをNHKはじめ報道機関は一斉に「その場にいた6政党は全部合意した」とみなし、政党機関紙が疑問点をあげたことをとらえて「〜〜党はこれに賛成しないのか」と詰り、「6年審議した、誰それも関わった…だから賛成しようよ」という声が一気に大きくなった。普段は絶対に〜〜党とは組まないと言っている維新の足立某までもそれに加わり。

 何かね、俺が嫌だった「野党国政候補の一本化強要論」に通ずるものが その場にあった。

 法案の中身とは別に、この法案には俺は賛成の意思を示すことはできない。間違っているのは重々承知だが、「強要」で痛い目にあった人間としては、「はいはいそうです」か頷けなくなった。

 正直、また一つ何かが壊された気がする。

 それでも諦めてはいけない。他の人に言うより、自分にいいきかせてる言葉です。