曲がりなりに30年近く社会活動をやっていると、「どういうふうに社会が転がってきたか」というのを思い起こす場面とがあります。
コビッド19・コロナの影響で旅路に出なくなりましたが、旅路に出ていた頃は一回の食費を500円で計算していました。しかし…19年あたりから500円では賄えず。必要な栄養分維持しよう思ったら700円出さないと賄えない。
以上踏まえて、社会がどういう方向へ進んできたか。
私は「富裕層といわれる者が良い目を見て、その他多くの労働者・生活者・中小規模経営者は難儀させられている、というふうに見ています。
これを正すには「超」いわれる富裕層の方々にはその利潤から適切な負担をしていただく―利潤得るために社会インフラ・リソース言われるもの使っている以上“嫌”言うのは身勝手ですよ―、一方で負担に耐え切れない住民・市民には、これまで積み重なってきてしまった“ゆるぐなさ”を解消する政策を打って、ケアに手厚い社会をつくる。
それこそが、いま必要な施策ではないでしょうか。