つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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貧困問題に「やらずぶん殴り」で対応する東京都。そこからの雑感。

 コビッド19・コロナの影響が満遍なく降りかかり、これまでならある一ヶ所が難儀な状態になっても他でフォローする、というやり方が通じません。あらゆる層への救援活動が難しくなっているのが今の状況です。加えて、本来なら一番それに尽力しなければならない政府がその役割を果たさない、やったと思えば支持勢力への利潤をかますやり方しかとれない(=現場に回るモノが少なくなる)。ほんだから余分に怒りを買っているわけでしょう。
 やらないだけならまだしも、余計なものをかまして怒りを買う、という意味でよりむごい行動をしているのが小池百合子が知事にいる東京都。貧困状態に置かれている方への救援活動を都庁前で行っていたNPOに対し、排除の意思を表す行動をしています。関東大震災における朝鮮人虐殺犠牲者追悼をしないばかりか、細やかに行った追悼行事に対しても懇意にしている反動主義団体をぶつけてぶち壊す真似をしてくれましたが、この貧困の問題でも自ら救援の手を出さないばかりか、さしのべている人の行動を妨害する。
 「ふざけんなクソッタレ!」以外に言葉の紡ぎようがありません。

 90年代からの政界再編とやらで、資本主義から次の段階を目指す政党が力を弱められ、万が一日本共産党が壊された場合、「自民党から派生した政党しか存在しなくなる」状態になります(民主党系列の政党も自民党出身議員が祖)。20世紀に権力の座についた共産主義国言われるところが、市井の姿勢を酌む民主主義ができているか言えば落第点しかつけられない勢力が多く、「共産主義なんざ」と軽く見られる様子が見られますが、いまの資本主義社会の欠点含めて資本主義から先に進もうとする視点を日本社会から無くしたら、「20世紀に権力についた共産主義国」よりもむごい社会にされてしまうのと違いますか。
 ここしばらく、「存在を失わない」ことを第一義に行動してきたのはそーいう意味もこめての話です。いまの“主流”に乗って悪ふざけする面々を越えるために歩き続けるとしますか。
 いつもよりも長めの一文となりました。おつきあいいただきありがとうございました。