つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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数十年がかりで労働者絞めあげ富裕層第一政策続けた結果が今。当然、変える。【至・7/21参院選】

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 日曜日には高橋千鶴子議員も岩手に入り、一関から北上にかけて「市民生活に希望を持てる社会づくり」を訴えて回りました。北上の集会に参加しましたが、改めて愕然とさせられたのが「富裕層の税負担逃れ」。収入一億円を境に対収入の負担率はがーっと下がっていく。同じ「経営者」等と比べても格段に。89年の消費税導入後は格差が引きちぎれるほど激しくなりました。

 「富裕層に頼むのは景気に左右されるが、消費税という形で市民生活から集めるのは“逃げられない”から安定した税収が入る」なんてご意見聞きますが「応能法則どこいった?ふざけんな」としかおもえません。市井の市民に対する徴収のやり口はたくさんある上に消費税で、収入に対する税支出はかなり上がっている。収入は減り、税含めた支出は上がる。こんで楽になるか?

 そうすると次は「実際の支出額」…例えば「一億円収入ある人は、3〜4千万円税支出がある」、だから「富裕層の負担は重い」と持っていきたいのでしょうが、それ抜いても5、6千万円は入りますね。富裕層としての生活維持考慮しても足りないわけではないでしょう?一人間の生活レベル維持するには。あとの金遣いに関しては本人の意識の問題。

 それで逃げ切れない、となると次は直接、間接問わず低所得者層に対するぶっ叩きに走る。最近見たのでは「年収2000万円までは誰でもたどり着くことができる、それができないのは自己責任だ」、と。いやあ、発言者様はたどり着いているのか知りませんが、世の中の全員が「正解」にたどり着けるわけではないという基本的な現実見ていただけませんか。

 そうでなくとも、ここ30年くらいの自民党を中心とした政権と経済界が結託して、大多数の労働者を安く使い、簡単に棄てられる社会にしてくれた。それに抗う労働組合を弱体化させて。個々人がどう頑張ろうが、その基となる社会の制度設計をチョイと壊されたらそこまでなんですよ。だからあらゆる機会をもってそれを変えていく運動なり取り組みをしていく必要があるわけです。

 税収ひとつとってもそう、働くルールにしても包装はきれいか知りませんが、実際は労働者が救われない内容にさせられた。行動をすべて「文句かだり」扱いされてしんどかったりしていますが、まず「踏まれ続ける」以外の道もある、てことを示し続けるしかありません。これで示すこともできなくなったら終いですから。ひとつの考えとして頭に刺さってくれれば幸いです。

 おつきあいいただきありがとうございました。