つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

「生きていていいですか」生活保護削減反対デモを叩く人たち。

 あらためて、お晩でございます。岩手内陸部、昼間の雨が雪に変わっています。

▽安倍政権になって5年過ぎ、何が一番しんどいか言えば、些細な部分にいたるまでの分断。殊に、多数派の位置にいない者にとっては「生きることすら脅かされる」精神状態に置かれます。

 三ヶ日明けに生活保護に関するアピールデモが開催されましたが、SNSでは惨状といえる状態に。年度末に生活保護の切り下げが報じられたことから起こした行動でしたが、誤解はもとより、悪意の入った生活保護批判には参りました。

 生保受給者叩いて自身が報いられるわけでもなし。

  生保受給者を悪者にするために「国民年金受給者」や「生保に至らない低所得者層」と比較させ「だから生活保護は“特権”」と。この論法は、結果誰も救われる人はいない結果を生むしかない。次は「低所得者と年金所得者」比べて、年金削減か、最賃削減か。憎みあわせて共に沈ませる手法。吐き気する。

 低所得ふくむ労働者の生きる環境が崩される一方で、限られた層だけは富が授かる様相。「ついてこれないやつは惰弱・怠惰(以下エンドレス)」と語りますが、この高度化した社会に着いていける人だけじゃない。着いていけない、あるいは壊された人とている。

 これまでさんざん壊し、放ったらかしにしておいて、思い出したかのように取り上げれば「お荷物」視ですか。自己責任振りかざして棄ててきたモノが沢山になりましたね。切り棄ててバカ笑いした者にキッチリ責任とっていただく。以上述べて今日の記述終わります。