今日は。当方アカウント、別なテーマで記事を書き進めてきましたが、それを変更して「ついていけない者を切り棄てる日本社会」を問う2課題を取り上げます。
一見、「20年になれば震災から9年、自立するのが当たり前」と言い、この施策を支持する方も少なくないものと思われます。ま、大船渡はじめ、被災地の復興度合いは進んでいますからね。しかし、「復興を“平均値”だけで見るな」、というのはこの場面で露になります。
復興の流れに乗れた方は、それに対応できる能力・環境を持っている方です。就業できる体力とか、新しい物事を覚える能力とか。しかし、その能力を持たない、持てない、あるいは「ぶっ壊された」という人もいます。加齢で心身の体力を失ったり、震災時のダメージが深く刺さったりして。今の時点でそさ至らない状況だば相応の状況がある、と見ないとわんない。
「まわりはもう立ち直っている」は関係ない。むしろ、そろは対象者への打撃にしかならないのを知っていただきたいのです。「復興を“平均値”で測るな」は社会活動の先輩の一言です。先輩氏は続けて「最後のひとりまで」と。それを壊すような動きには断固たる態度で立ち向かいます。
近日の発言で自らの実績として述べた「生活保護受給者の子息の進学率が上がった」等と延べていました。なるほど、それ単体で見れば「上がった」のか知りませんが、では他の所得階層や、平均値と比べてみればどうなのでしょうか。半年くらい前にそのデータを見たときは、平均的に90%半ば以降の数値を示していたの取り締まり対称的に、生保受給者や低所得階層は90%超えた所で止まっています。
この調査結果をどー見るか。
「90%超えたからいいあとは自己責任」?これまで“日本人の平均値”にこだわり、そこに届かない人を切り棄て、更にその現状に異議を唱える人には石を投げつける。そういうシーンをいくつも見てきました。もう食傷気味なのでいい加減にせいということで戦いを続けていく所存です。