改めてお晩でございます。雪が深深と降り積もります。風呂もこれまでの1.5倍時間かけないと沸き難く。そんだけでいいのに、私の調子にも悪影響で現れて、行動量減らさざるを得なくなっています。皆様調子はいかがですか。少し拙稿にお付き合いよろしくお願いします。
▼今日、北上市の詩歌文学館で山城博治氏の講演会が行われ、雪の中220人が来場されました。
山城さんは直に会うのははじめてで。情勢論や運動論は他に優れた方に筆を任せて、私は他の視点から。
最初に。山城さんのイメージをやや硬めに捕らえていましたが『闘士』な面だけじゃないな、と。長年の活動となっている沖縄の基地問題ですが「硬い話」だけでは続かない、と。楽しさと夢がないと気を張って歩めない(要旨)と述べられていました。オール沖縄の立ち位置で活動している方の発言で「観光のハブ地域に(ホテル経営)」「米軍基地を解体する仕事を(土木業)」等々と。沖縄の財界陣の発言に、核を放棄したらかえって経済が潤ったイラク(ですよね)の話を思い出しました。山城さんの話の部分でも「“9・11”アメリカテロ」の時に沖縄の観光が激減し大変だった話も。「軍事」に経済の活路を見いだす人いますが「そうじゃないだろ」と。
もうひとつ“残った”のが「若い人に語りかけられる言葉を」。自分達の年代以降に“つなげる”にはどうしたらいいか。これは咀嚼しないとな…と。わりかし多様な年代とお付き合いのある自分でも悩みどころであります。
他に「対権力」とのたたかいの生々しさも。山城さんは有刺鉄線切っただけで罪状つけられ、代理監獄に数ヶ月拘留。保釈はされましたが、雁字搦めの条件付きにさせられています。
こんな感じで約70分、様々な経験が語られました。ほんにありがとうございました。
▼山城さんの話で響いた「夢をもつこと」。よくよく考えると、2013年参院選の共産党の伸長は、様々あった問題課題をどうしていくかを示したことも原動力に。その後も示していましたが、安倍政権の圧政を止めることで精一杯にされ、世の中に広く伝わらなかったのが残念です。
▼まーず、放っておくと雪が積もる積もる。空気も相応に乾いていきます。一時期の強硬路線からは離れて「発信モード」に変えています。もは「意見の開陳」→「対抗には直にはあたらない(エアリプ言われても結構)」でした方いいわ。
権力を握る者への目線が甘くなる一方で、その位置にいない人が権力者の作為で行った行動をもって「主犯」にする。こんな感じの論だて多くなりましたな。
結果何を生むか。
本来厳しく問われるべき存在の者の免罪に。
▼用事中にラジオつけたら文化放送の「走れ!歌謡曲」が半世紀越え、とのこと。Twitterアカウントも作った(@hashire_joqr)そうです。早朝のドライバーの共に、早起きの人の共に。ぜひ聴取&フォローを。20年前にはじめて車で東京に行った時以降、長距離遠征では欠かせない番組です。番組聴きながら工事中の郡山バイパスを通り抜けたのが昨日のことのように思い出されます。
今日も拙稿、お付き合いいただきありがとうございました。