つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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権力保有者と同非保有者が“対等”思うのが間違い―批判やめろに関し。

 人間関係を大事にしよう、ということは間違いなくその通りと認識した上で。
 コビット19・コロナウイルスの緊急事態宣言が為されてから著名人による「批判はやめよう(趣旨)」込みの発言が相次いでいます。身近な人間関係について言えばそれも一手法と考えますが、社会活動・政治についてその考えを圧されるのには「それは違うだろ」としか思いません。
 ひとつは「くだらない施策には異議申し立てしてマシなのに変える」ため。ここ数日の拙稿でも述べた通りです。
 そしてもうひとつ。権力者を批判する側にやたら「批判したらされ返されるのが当たり前」という言葉がぶつけられますが、それは立場が対等な人同士のやり取りで通用する話で、権力者との話で「批判したらされ返す」のが当然とは思いません。それをやったら、ヘビー級対モスキート級のボクシングです。
 この手の話も含めて、最近は権力傾斜というのが思考回路から消えている。むしろ相対的弱者側が反撃したり意思を表せば「社会の秩序を乱すな」と違う意味の“権力(側に)傾斜”が行われているのが実情です。
 権力者も一個の人間ではあるのでしょうが、権力者としての“武器”も“防具”も二十分に与えられているわけです。そこを無視しての平等・逆傾斜論には厳しい態度をとるしかない、と申し上げて項を終ります。

PS 性犯罪をなくそう、と動き始めたフラワーデモも1年。4月11日も各所で取り組みが行われました。今記事メインで書いた部分とは通じる課題は多い。コビット19以前の話で病気発症で体こなれるまで各種行動参加を控えざるをえませんが、この問題の発展を願っています。