ここ数日、所用がありブログ制作から離れていました。清々されているかと思われます。
ただ、その間にろくでもない議論がSNSを覆ってます。過日、高市早苗氏による放送事業者への圧力に関しての一件。立憲民主党の小西ひろゆき議員が追及をしていましたが、それを伝えるSNSを見て仰天と寒気を覚えました。
曰く、「情報源を実名で公開しろ」。思わず、何度もその文言を何度も見返しました。数年前なら、その言葉は「馬鹿なのか」で片がつくものでしかなかったから。彼らは「追及する側の方が根拠を示せ」と言いますが、それを行わなければならないのは「追及する側」ではなく、「より強い権力を持つ側」のはずです。物事の道理より権威主義を有り難がる方々には「情報源公開しろ」の方が通りいいでしょうか。
単純な話ですよ。その情報源を得た者は何に走ります?潰しに走るでしょうが。権力者が持つ「人間の弱さ」考えたらそうする確率の方が高い。まして、潰す方法も、やり方も権力者の方が存分に保持している。こんな所でも権力傾斜を忘れたいまの社会が現れているものですね。その意味で「情報源を公開しろ」語る人には軽蔑以外の感情を持たないことにします。
ただし。小西議員の対応も拙い。ああいう場合はつながる糸を一片たりとも見せていけない。「情報源を公開して相手に誠意見せろ」に一切与しないでください。