つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ

です。 ランキング参加しています。 にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
人気ブログランキング

突如出てきた「野党の質問時間削減」。影響と俗論について記す。

 今晩は。唐突ですが当面の日程、下記のように考えています。

・明日…も模様替え、ゴミの整頓

・日曜日…体調次第で大船渡

 タイムラインお付き合いよろしくお願いします。

 ▽「自民若手?議員の国会質問時間増加要求」。その尻馬に乗る安倍内閣

 法律案は与党から、というパターンが多い。その過程の中で、与党内部では調整もつくのでしょうが、野党=与党以外に存在する人には諮っていないわけでしょう。それで「与党多くして」?笑わすな。

・「野党は“#モリカケ”しかやんないから〜」

 →ええと。国会って20何ぼの委員会があって、そのすべてで“モリカケ”やっているわけでない。多様な審議質疑をしていますが。見てきたような嘘やめて。

・「野党は与党のあげあしとりだけしている」

 →これも正確ではない。各々に出された案に対して、その法律案の中身を審議し、決めるのが審議方法。案Aと案Bをぶつけ合う場ではありません。

・「対案〜」の方は審議を

【案A→(問題点)←案B】

↑と認識されてますが実際は

【(問題点)

 与党提出案A←質疑

 其他提出案B←質疑】

 という形で各々に質疑します。往々にして後者はされ(させ)ないというパターン多いですが。

▽選挙戦が終わったあと、次から次と怒濤のように「痛み」求める政策話が噴出。権力に阿呆させないための憲法設定と、それに基づく立憲政治を「そんなもの蹴飛ばせ」としているのが安倍政権とその支持勢力。餓鬼(ガキ、に非ず)のような振る舞いに恐怖。

 安倍政権の身勝手さもさることながら、苦境の解決手法を「その原因」に委ねた錯誤で「安倍政権以外の存在を許さない」見地でモノ言う人が多い。物理的に多いから、接触しやすいのが厄介です。

 関連して。質問通告にまで話を広げている人もいますが、正直、「己が答えられないのを“質問通告がない”と言って逃げている」のが実際。国会「通告ない」→応援者「野党は卑怯だ」がワンセットの実態。甘やかしも大概に。

 …んーとな。

 「質疑は提出者、賛成、反対公平にやれ」なる言葉思い出した。それは実質2:1なるわ。

▽上記の通り、質問時間を「議席数通りにしろ」と勇ましいお声が叫ばれていますが、そうなると

 得票率に合わない議席数7割

   ↓

 更に野党内も補完勢力

   ↓

 大体1割の立憲野党の質疑時間、計測方法によっては答弁時間も持ち時間参入となれば少なくとも半分に

 ―ってことになる。安倍首相は守られ、俺等は苦境に立たされる。

 ただでさえ小選挙区の特性で「得票以上の議席数」を得て、その上に与党勢力が質問時間の大多数を得る。

 そんな社会だから、平気で「従わない、従えない者」をなぶり殺す真似ができるんだろう。

 いまはまだ「従わない&従えない者」がたくさんいるから

そういう人たちをへし折る行為をこれでもか、これでもかとしてくるだろう。選挙後一週間の動きがまさにそれ。理不尽突きつけられても、突きつけたやつに反撃しない、反撃する人を攻撃する方に誘導しているのが現状。

 「今までの行為がぬるいと思うことをしてくる」―圧倒的な力を持ちながら、餓鬼のように反撃を怖がる安倍内閣とオトモダチ。それゆえか。国会質疑の極少化狙うのは。質疑時間ゼロにはできないからな。いまは。

 だが、まだ命脈は保っている。抗う人もいる。

 安倍政権も、小遣い稼ぎに下劣さ全開にする輩も、いつまでも無敵と思うな。

 破綻が来る前に、ひとつひとつ積み上げていきましょう。ひとつひとつ扉こじ開けましょう。以上述べて寝ます。

「緊急事態条項」など本格的な弾圧は「絶望的な差」をつけた所から始まる/防いだ代償−推薦政党共産党現職9人の落選を惜しむ。

 今晩は、伊東です。お付き合いよろしくお願いします。

▽一緒に行動していただくための「垣根を低くする」こと。

 一方で、要求実現のために必要な「決め細かで繊細な学習」。

 その両立…か。

 いじめっ子よろしく煽り立てて標的をいびり倒す勢力が持て囃される社会の中で存在示す。楽じゃあないけど歩きましょ。

▽未だ尚「共産党が立候補しなければ」と叫ぶ方。約10日前は「10選挙区は許してやろう」と。終わったら「沖縄1、東京12以外で投票した奴は(以下省略)」と。あげくに1000票差だろうが200票差だろうが「共産党〜」。その票差で他党の責任問う選対はいないよ。

 ▽安倍政権が関わる国政選挙は12衆、13参、14衆、16参、17衆。いずれも選挙戦では別部門を焦点にしながら、公約集の目立たない所に「市民生活に強烈な縛りをかける」中身の公約を記し、その後国会内の数の力でねじ伏せ成立。また来るよ。厳戒注意。

 今回、小池&前原両氏による画策が成功してしまったら、事実上の野党第一党共産党。しかし似たような構図の東京都議会は立件勢力25対反動勢力100になっており、立憲民主成立前の選挙予想議席(25〜30)では二大勢力の圧力で弾圧法の実行もあり得た。

 徹底的に苛烈な仕打ちをかます安倍政権。しかし己が生きる&敵を叩き潰す“熱意”あるからさらに厄介。だが、今の状況で潰そうと思ったら安倍政権側も無事ではいられない。故に「更なる弾圧立法」作り、空気もより締め付けにかかってくる。

 空気を一定の方向に締め付けて、恐怖心を増幅させて次にもってくるのが「緊急事態条項」。ここで押さえておくこと、一つ。

 「緊急事態が起きたら対応する」ことは必要。

 しかしそれは「緊急事態条項」によらなくてもできる。

 「〜条項」は毒にも。

 「緊急事態条項」は、往々にして時の政権の“反対派を封ずる武器”にも。エジプトは数十年発令しっぱなしで、権力の延命に使われていた部分があります。ナチスドイツのゲーリングによる「国民を戦争に参加させるのは簡単。攻撃されつつあると言い、反対者を“愛国心に欠けている”“国を危険にさらしている”と批判すればいい」発言。“緊急事態”の政治利用は上記の思考回路にてなされる。それが故に危機感を持たざるを得ないものです。

▽不正選挙を唱えている方。陰謀論云々どころではない性質の悪さが見える。

  彼らの行為を総じて言えば「投票行動を諦めさせている」。

 期日前投票も否定

 字体を笑い者にし意思表示を愚弄

 「どうせ不正」だからと投票行動そのものを遠ざける

 邪魔だから山奥で叫んでくれ。

 ◎今日のメイン記事です。

 拙稿で最推薦にしていた共産党、9人が国会議員から外れます。高橋千鶴子さんのFBかツイッターで21人での議員団会議の様子が書かれていましたが…悔しい以外の適当な表現方法が見つかりません。

  SNSでの一句はお馴染み、北海道ならではの問題に対峙した畠山和也さん。

 消費税問題の活動から国会に、経済を暮らし目線で見続けた梅村早江子さん。

 ほぼ近年代、幅広い問題に若年代の思い伝えた斉藤和子さん。

 不条理に厳しく、その被害者には守護者的な存在の池内沙織さん。

 工業地帯の東海地方独特の難しさの中、頑張った島津幸広さん。

 「市井の暮らしを硬軟混ぜ人も混ぜ(加え)取組む」芸能スキル持つ清水ただしさん。

 子煩悩な一面、同じ立ち位置の人の思い乗せ活動した堀内照文さん。

 山陽・山陰両地区の多様な要求に誠実に取り組んだ大平善信さん。

 市議出身。地方自治をテーマにした質疑で「流行より有るべき役割」進言した真島省三さん。

 野党+市民共闘の国会のたたかいで居てほしかったです。

 例えが適当か…ですが、長年Jリーグサッカーを見ていて、一旦J2に降格しても、1年約50試合という「機会の多さ」の中でパワーアップし、帰ってきたJ1で目覚ましい活躍を見せたチームもあります(筆頭は11年レイソル)。ここに紹介した9人もそういう形を。空気作りましょ。

 今日の夕方が「議員宿舎退去期限」だったことで、そのツイートも多くありました。大先輩の小説ではありませんが「また立ち上がろう」で歩きましょう。ここまでの連ツイ、生意気書かせていただきました。お付き合いいただきありがとうございます。

10/25〜26間のツイート雑記BOX。

 今晩は。今日は連続ツイートからの記事休みます。

▽早速ですが…何をやっても結論を「野党&左翼&少数派だめ」にのみ結論付ける行為。与党&右翼&多数派だと、受ける傷少ないし、「強い側」から喝采受ける。そんなのずっと続けてきたから、議論が成立しない。どこまで行く?

▽沖縄の総選挙結果を見て…

・沖縄小選挙区3/4で勝利したオール沖縄

・沖縄小選挙区での勝利は1/4(選挙区)1/7(候補者)でしかも自民党は2人比例でも落選。

 沖縄小選挙区で3:1、比例含めて3:3なのに何故自民、基地推進派が圧勝に読めるのか。

※沖縄小選挙区での勝利は1/4(選挙区)1/7(候補者)→維新下地氏、幸福実現2人含む

 

・3:3→維新下地氏含む

▽昨日のツイートでも触れましたが、確かな立ち位置に立つ方以外で異議を言えない空気が充満している。何語るにしても反対派、少数派、批判者側の批判をしないと発信者側が袋ただきにされる空気作られて、批判を許さない空気が充満している。丸山真男氏の「戦争推進は共産党のせい」型発言が浸食。

▽〜14年「小選挙区擁立は自民の補完勢力だ」

 16年参院選「複数区でも取り下げろよ」

 17年総選挙「希望相手でも取り下げろ」「お前らのせいで60損した」「比例当選も“既得権益”」

 …これ、全部同じ人から。

 嫌いなくせして干渉する。どうなの。

 色々と血液逆流しそうなことが多く。選挙協力関係でも。「共産党が降ろせば希望が」いう発言は、単に距離感の関係だろうし「〜に先に立候補されてしまった」というのも「応援候補当選のための最善」と‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥とるとします。

 ただね、木偶ではないですよ。

 

▽権力に反対の立ち位置にいること=テロ?!

なんで?どこから突っ込めば?

日本は安倍政権の所有物か?

「選挙で勝ったから」では全権委任していい理由にならない。

多数決でも間違うから憲法で「制限」あるの。

いまの教育どうなってる?

厚生労働省の白書が「高齢者に手厚い社会保障を『全世代型』へ転換」とうたっている。私は「傾向として該当部門を切り棄てる省庁」と見ているので白書の記述には驚かない。だが看過はできない。「高齢者とその他世代の分断」ではなく「持つ者からの適正課税で対処」を願うものです。

道議会議員まで務めた人が、自分の意に合わない人の新聞投稿を晒し者にしてぶっ叩く気満々で紹介する様子を見た。これからはこういう「忠孝なる臣民」競争が激しくなっていくのか。

後祝い、高校&社会人野球、そして総選挙―熱意持って歩み続けてきました。休符状態になった今、心の整頓をします。

 度々ですみませんが予定変更。ツイッター本体、ブログ、Facebook共通の記事を作ります。

    ◇      ◇

 総選挙が終わりました。

 寸前で対安倍政権の協力体制を壊され、それでも最後まで追求して全国広い協力体制を維持して臨んだ選挙戦。最推薦の共産党議席減となりましたが、憲法の下で政治を行い、身勝手な政治を押し止めるという立場で動く議員を一定確保。なし崩しの「反動(=戦前憲法体制を良しとする動き)右翼二大政党」で国会を占める動きは阻止しました。この選挙戦で、特に共産・立憲・社民&市民共闘の立場で動かれた皆様には「お疲れ様でした」と申し上げます。その立ち位置以外でも、選挙というのは心身を消耗します。お体のケアお気をつけください。

    ◇      ◇

 私伊東は09年の病気発症以来、厚意も受けながら辛うじてこの世の端にしがみついて生き長らえてきました。年齢も40を越え、人生の転機言われる歳祝いを迎え、社会人野球では関わって20年越え、社会活動も同じく20年。どれもこの場に居させていただいたことに深く感謝するものです。

 ただ、それを継続していくには難しい状況もまた、身に降りかかってきました。母の度重なる入院に始まる体調不良、私自身も排出行為や心臓の乱れが重なり、その他諸々も加わって、この先の歩み方について考え込むことが多くなりました。

    ◇      ◇

 ここ数年、特に野球や故郷の交遊関係では「お節介」言われることもしてきました。できるだけ長く存在し、物事を為していくことを大前提に、それでも「何もできなくなる状態」にいつ陥るか。その危険性はいつも持っています。だから「できる内に全精力を傾けて行動する」ことをここ数年、意識して行動しました。意識しても些少ですが。社会人野球でも、故郷の交遊関係にしても、居会わす人に「居てよかった」と。

 伊東が、じゃなくてね。

 うーん、言葉をつけるなら…居合わせた各々の人が持つ自尊心・肯定心の助けになれば、と。野球で言うなら「イマスポ」から始まった記述。同窓会での書物。社会人野球で個人的にSNSやってミニ報道局的にしている人は多いですが、私のような形で行う人は多くありません。同窓会での書物も含めて『見られることが励みになる』記述ができれば、と思い、筆をとってきました。キーボードだろいう突っ込みなしで。

    ◇      ◇

 今年は歳祝いも後祝いまで終わり、社会人野球も岩手2強をこっから追いかけるぞというところまで後輩たちが頑張って作ってくれました。そして高校野球でも母校扱い・大船渡東のベスト4。今年は濃い1年になったな、と思った所に総選挙。

 貧困や労働ルール破壊でゆるぐない状態をどうにかすんべ、で始めた社会活動。政治となると、どうしても立ち位置もあり、亀裂生じやすい話題の対象でもあります。大船渡いたときは某区域内で実働一人、ハンドマイクかついで「またやってるよ笑」視されながら活動もし、受ける目線は常に意識してきたつもりです。要求の実現には、市井の場での取り組みと、議会内での取り組みと両方が必要。心根通じて動ける人を議会に送らなければならない。全国見渡すと、議会内にそういう人が居ないせいで軽い扱い受けているケースもあるからなおさら。

 加えて、自分達の存在が、考えは違っていても「他者の砥石」にできる存在になろうと。橋下大阪政治をはじめ「ホンネ全快の他者を完膚なきまでに潰す」手法の…政治だけじゃないな。そういう社会を乗り越えようと。オーバーワーク承知で歩きました。

    ◇      ◇

 大きい取組は終わりました。よく壊れもしないで持ったものです。

 以前、総選挙で小泉旋風の中議席死守、野球の方でも前年全国4強と翌年全国優勝2チームとの死闘を経験したときは、その後の変調時に医者にかかれず、綻び広げて破綻しました。医者にかかる環境が貧しく、生活費ためようと仕事しても追い付かず。しかし、緩くない状況の中で捨て鉢になっていた部分も、正直ありました。ぶっちゃけ言えば「どうでもいい」、と。

 しかし、いまは違います。

 そうは思えなくなった。

 心筋梗塞時の苦しさも頭にありますが、生きていることを投げ棄てたくない。俺自身から生きることを投げ棄てたくない。それを根底にし、ある程度レベルですが生活も楽になったことでついた肯定感と併せて、思えるようになりました。「生理的排出行為」の部分で難儀さを持ちましたが、ま、それは対処するしかない。不調になったら立ち直ればいいだろ、で。この後医者さんと対処しながら歩くことにします。

    ◇      ◇

 夜食を求めて街中さ迷ったところから一年始まって、濃い経験、沢山させていただきながら42周目の人生歩いてきました。先のことは体直してから考えますが、理不尽には怒り、それ以外では関わった人が飛翔できるジャンプ台のような存在で居られればと思います。ここまで長々と記してきました。お付き合いいただきありがとうございました。

 

   横浜ベイスターズの優勝VTRを見ながら

      2017.10.24 伊東  勉

総選挙2017アフター−恒例「共産党が出なければ」検証。社民党への愚弄、賢しらぶっての共産党潰しとは断固としてたたかう。

 早朝まで総選挙の開票に付き合い、終わっても体痛くて満足に寝られませんでした。ようやく仮眠とって、起き抜けにタイムラインのぞけば…まーたーもー「共産党が立候補しなければ勝てた!補完勢力!裏自民」…よく厭きもせずに言えるものです。それではご希望?に添いまして、どのくらい「勝てた」か見てみましょうか。岩手日報を基に調べます。

【「共産党いなければ希望が勝てた」調査】

 共産党共闘関係にないが「野党」のくくりにされている希望・維新が「共産党立たず票をそのまま受け取れ」ば与党を逆転できた選挙区をあげます。

◇北海道→2区、9区

◇東北→秋田2区(1672票)福島4区(1209票)

◇北関東→茨城1、5、6区、群馬1、埼玉1、4、7、8、10、12

南関東→千葉1(1357票)、8、9区、山梨1(1131票)、神奈川1、14、16区

◇東京→2、3、10、14、15、19、23、24区

北信越→石川3(2102票)、長野4、5区

◇東海→岐阜4、愛知4、8(1852票)、9、10、15区

◇近畿→滋賀1、4、奈良1、京都1、4、6、大阪のみ維新対象。1(1242票)、4、7、8、12、兵庫1

◇中国、四国→なし

◇九州→福岡2、9、10、大分1。

 以上54人。希望49、維新5。

 タイムラインで「共産党が下ろしていれば」―と。いちいちぶつけに来られるもので、こういうものを作ってみました。

 で、感想ですか。

 「知ったことか。10割共産党責任か?」

1)そもそも共闘を破壊し、右翼的な踏み絵を了承し、共産などの立つ瀬をなくさせたのは?

2)得票にしても「共産党の行動と働きかけ」あったから…なのにそれが自動的に希望に移る?

3)2000票差以内が7人いますが、そこで「共産党が立たなければ」何てのは「甘えるのも大概にしろ」としか言いません。あと2000票程度を詰めきれなかった方を恥じていただけませんか。

▽寸前にぶっ壊された市民&野党共闘、何とか立て直して持ってきましたがこの通り。共同戦線をぶっ壊した主幹に目をくれず、その根幹を維持しようとした共産党に石礫とは。

 ガサガサと動く情勢・状況の中で、共闘してたたかおうという体制・手法が揺れ動いた様子がありました。失策は各所にありましたが、少なくとも「共産党は自動的に下ろせ」は解決手法でないことを共通認識に。

 「無条件で降りろ」「戦略的投票」を強要し続けてきた結果どうなったかのひとつの指標を社民党に。午前1時半時点で比例得票80万。地域によっては幸福実現党に肉薄されている箇所も。今回の「戦略的投票」呼び掛けでも、社民党支持者に対しては事実上「沖縄2区」「比例九州沖縄」しか許さなかった。社民党の立て直しは社民党の責任ですがリスペクトの欠片もない、ただのコマ扱いが、社民党関係者の気力を殺いだとしたら?共存共栄という言葉を辞書で引き直すことですね。

▽リスペクトは過剰に与えられなくてもいいのですが、せめて、選挙区で立たないことがどういう影響出るか。その程度の認識はいただきたい。

 今日の岩手日報が象徴です。

 ひとつは社会面での各候補者の扱い。今回総選挙で立候補したのは自民3、希望2、小沢氏に共産1です。紙面見てください。立たない勢力は歯牙にもかからない。「ひれーだけでがんばればいい」何て気軽なことを語らないで。できる選挙活動も、報道で与える存在感も。選挙区で出るのと出ないのとで段違いです。その実態を。

 もうひとつ岩手日報から。識者発言の中に竹中治堅という者が出てきます。この記事内では当たり障りないことを述べていますが、選挙前の「言論NPO」討論では性質の悪い発言を。ええとなんですか「完全小選挙区制にすれば共産党も根をあげる」?白々しく「いい中道左派になれる」等と言い繕っていましたが、要は「選挙制度を変えて共産党潰してしまえ」でしかない。ま、元々が小選挙区制が共産党を潰すためなしかけですが、その期待には一切応えてやらずに生き残っているのが実際です。いまの日本政界に資本主義と違う面から社会を見る勢力なくす余裕はあります?

 そもそもそれ以前に思想信条の自由を、意図的な選挙制度“ごとき”で潰そうとすること事態が「いい根性している(誉めてない)」としか。選挙結果を受けて有形無形の諦めへの誘導、社会変革の放棄、多数派への従属が図られてくるでしょう。そうした路線の先に待っているのは「全体主義への収斂」。共産党は一々に合意形成を経ての段階的な発展を図る「多数者革命」論での社会変革を目指していますが、その解体を迫る側が「選挙制度の改変でねじ伏せる」態度とるのは?です。

・ここまで長々と「一本化強要論」からの、選挙議席減を利用した「社会変革潰し」に対して記事を書いてきました。参考になれば幸いです。

総選挙2017−最推薦日本共産党は12議席。立憲野党全体では約60議席に。22日20時〜23日朝までの速報ツイートをまとめました。

−ここでは10月22日20時〜23日6時頃まで行った総選挙のツイート速報をまとめて記載します−

 ▽19:55

 04年の参院選だったかな。共産党社民党議席を減らしたあと、評論家らしき方がボロカスに「感想」なるものをのべていたのを覚えています。あれから13年、共産党社民党はまだ意気軒昂で、その解説者氏の方が名前を見なくなってしまいましたが。また立てばいいんだよ!

 7月の東京都議選、「自民党でない投票行動」をとった有権者の踏ん切りはともかく、そうして票を集めた都民ファーストは程なく自民党の別動隊に堕ちた。今回反自民で得票と議席を得た勢力は「何故支持を集め、議員に押し上げられたか」の意味を認識していただきたい。#総選挙 んーと。どこから語り始めればいいか。勢力減になることが見込まれる状況の中でへらへらずうもできませんし、ほんでも一時は完全にぶっ潰されるかと思われた市民と野党の共闘は保たれたことも事実です。結果は見ていきながら…何とか東北の橋頭堡は維持を。

 厳しい結果突きつけられて、様々感情出てくると思いますが…ただひとつ。「〜当選させたから〜は愚民」はやめますべ。 「明日の味方」を蹴っ飛ばすことになります。

 23:30

 この時間から拙稿タイムラインで【#総選挙速報】を入れます。参考はNHKサイト(https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2017/index.html…)より

◇岩手1区(23:40時点 開票72%)

当)階   猛 希前 6万5086票 53%

  高橋比奈子 自前 4万7083票 39%

  吉田 恭子 共新   9625票 8%

◇岩手2区(23:43時点 開票99%)

当)鈴木俊一 自前 12万9884票 57%

  畑 浩治 希元  9万8842票 43%

◇岩手3区(23:40時点 開票99%)

当)小沢一郎 無前 13万0229票 57%

  藤原 崇 自前  9万6571票 43%

 

 23日0:00→岩手3小選挙区は当選者決定。この時間以降は比例ブロックに焦点をあてました。

 

比例代表 北海道ブロック(23:54時点)

7)自民3 11万1371票

8)共産1 10万6004票

==(定数)==

9)大地1 10万1451票

10)立民3  9万3474票

◇比例 東北ブロック(23:58開票中)

当)共産1 14万7839票(高橋千鶴子)

13)希望4 12万5371票

==(定数)==

14)自民6 12万3266票

15)公明2 12万1684票

◇比例北関東(0:02開票中)

当)共産1 14万9231票(塩川鉄也) 

17)自民7 11万8316票

18)希望4 11万7495票

19)公明2 10万3761票

==(定数)==

20)自民8 10万3526票

◇比例南関東(0:11開票中)

当)共産1 14万1241票(志位和夫) 

19)希望4  7万7534票

20)自民8  7万5084票

21)公明3  7万3830票

22)共産2  7万0620票

==(定数)==

23)自民9  6万6742票

 …140文字制限のTwitterで追いつかなくなったので筆記形式変更。

◇比例東京(0:15開票中)

当)211,458 共産1(笠井亮

15)119,400 希望3

16)105,729 共産2(宮本徹)

17)100,230 自民6

==(定数)==

18) 94,214 立民5

◇比例北信越(0:25開票中)

9)226,657 公明1

10)193,410 共産1(藤野保史

11)181,485 自民5

==(定数)==

12)165,228 希望3

◇比例東海(0:35開票中)

当)230,399 共産1(本村伸子)

20)138,868 自民8

21)131,352 立民5

==(定数)==

22)131,345 公明3

  :

25)115,200 共産2

◇比例近畿(0:43開票中)

当)287,636 共産2(穀田恵二宮本岳志

24)114,327 希望4

25)105,726 公明4

26)101,590 自民9

27) 96,555 維新4

28) 95,879 共産3

==定数==

29) 91,431 自民10

◇比例中国(0:54開票中)

10)219,508 自民5

11)213,357 公明2

==定数==

12)182,924 自民6

13)177,008 共産1

◇比例四国(1:00開票中)

6)150,061 自民3

==定数==

7)124,532 希望2

8)112,546 自民4

9)124,532 公明2

10) 90,037 自民5

11) 86,507 共産1

◇比例九州(1:09開票中)

当)271,645 共産1(未確定)

18)199,392 希望4

19)193,562 社民1

20)187,471 自民8

==定数==

21)174,935 公明4

22)169,770 立民4

  :

 )135,822 共産2

 ここまで全国一通り回ってきました。現在10議席。当落選争っているのは比例北海道、南関東、東京、近畿4地域です。

◇23日1時時点の日本共産党候補当選者(敬称略)

 比例東北・高橋千鶴

 比北関東・塩川鉄也

 比南関東志位和夫

 比例東京・笠井亮

 比北信越藤野保史

 比例東海・本村伸子

 比例近畿・穀田恵二宮本岳志

 比例九沖・田村貴昭

 沖縄1区・赤嶺政賢

 ここまでずっと書いてきてですが…ツイッターは140文字しかないもので、その中で最大限わかるようには書いていますが、それでも限度があったりします。あと、敬称つけることができない部分、本当に申し訳ございません。もう少し休んでから続き行きます。

◎1:30

 2周目は岩手→比例激戦区をあたります。

◇岩手1区 開票終了

階   猛 希前 87,534 53%

高橋比奈子 自前 57,381 34%

吉田 恭子 共新 21,549 13%

 吉田さんは14年4区高橋綱記さん(24,421票・15%)に次ぐ2万票越えです。

◇岩手2区 開票終了

当 鈴木俊一 129,884票 57%

比落畑 浩治  98,842票 43%

◇岩手3区 開票終了

当 小沢一郎 130,229票 57%

比当藤原 崇  96,571票 43%

 岩手1区の高橋比奈子氏も比例区で復活当選。自民党は東北で立候補した小選挙区候補者は宮城5区勝沼氏以外全員が当選となってしまいました。 台風の影響が当地方にも襲ってきました。このツイートでもお分かりと思いますが、強力な台風です。一日伏せっていたので伝えられず申し訳ありませんが、どうかご無事でいてください。

◇比例北海道 残り1議席 1:49時点

8)立民3 202,603票

 ==定数==

9)大地1 199,029票

10)共産1 193,323票

◇比例南関東 残り2議席 1:50時点

21)共産2 228,565票

22)公明3 223,935票

 ==定数==

23)維新1 223,630票

24)立民6 222,778票

25)自民9 220,592票

 「このリード守らせろー!」

◇比例東京 配分確定 2:00時点

16)公明2 279,946票

17)共産2 270,901票(宮本徹)

 ==定数==

18)自民6 263,073票

19)立民5 245,946票

よし、11人!

◇比例近畿 残り1人 2:00時点

28)維新6 241,213票

 ==定数==

29)立民5 241,102票

30)共産3 239,529票

31)自民10 233,907票

 閑話。民進党がわたくたしていた頃に「共産党が全区擁立」なるニュース流れましたね。共産党側が言ったのではなく、報道の側が「見込み」でそういう記述をした。その時に「立つな引っ込め」いった方が、結果を見て「供託金惜しんで〜」等という。“あなた方”の性根、分かりましたよ。

 ほんで…先に沖縄4選挙区の方回ってみます。ただし、沖縄3、4区については台風の影響で開票が延期になった箇所もありますので、その部分踏まえてご覧いただきます。

◇沖縄1区 開票99%

当赤嶺 政賢 共前 60,456票 40%

 國場幸之助 自前 54,204票 36%

 下地 幹郎 維前 34,082票 23%

 下地 玲子 幸新  2,584票 1%

◇沖縄2区 開票終了

当照屋 寛徳 社前 92,143票 59%

 宮崎 政久 自前 64,193票 41%

◇沖縄3区 現状70%

 玉城デニー 無前 65,948票 58%

 比嘉奈津美 自前 46,620票 41%

 金城 竜郎 幸新  2,216票 1%

◇沖縄4区 開票87%

 西銘恒三郎 自前 72,272票 51%

 仲里 利信 無前 65,579票 46%

 富川 泰全 幸新  4,320票 3%

▽2:41現在確定していない選挙区

・佐賀2区、沖縄3、4区→台風の影響あり。開票続きは明日になります。

比例区では北海道、東北、北関東、近畿各1、南関東、九州各2。

◇比例近畿 残り1人 2:41時点

28)立民5 244,999票

 ==定数==

29)共産3 242,393票

30)維新6 243,714票

31)自民10 238,535票

◇比例南関東 残り1議席 2:55時点

21)共産248,572票(畑野君枝)

22)維新243,077票

==定数==

23)立民242,212票

24)公明240,689票

―12人!後は立憲が維新抜いて!

◇比例北海道 配分確定 3:00時点

8)立民3 236,160票

 ==定数==

9)共産1 229,100票

10)大地1 225,804票

 …7061票、届きませんでした…。

▽※3:00時点 日本共産党 比例得票

北海道 229,100票 8.5%

東 北 286,015票 7.4%

北関東 448,022票 7.5%

南関東 507,216票 8.0%

東 京 598,250票 10.4%

北信越 267,777票 7.5%

近 畿 731,222票 9.3%

中 国 198,233票 6.3%

四 国  91,090票 7.0%

九州沖縄403,384票 6.5%

合 計 4,202,969票(全国得票率は計算していません)

◇比例近畿 残り1人 3:20時 開票93%

28)立民5 246,890票

==定数=

29)維新6 244,852票

30)共産3 244,168票

◇比例近畿 残り1人 3:32時 開票95%

28)立民5 252,628票

==定数=

29)共産3 251,042票

30)維新6 249,714票

◇比例近畿 残り1人 3:37時 開票97%

28)立民5 260,085票

==定数=

29)共産3 256,729票

30)維新6 253,311票

 NHK、近畿で当確。 12…か。

 こっからまた、頑張るしかねえ。 足を止めたら終わりなんだよ! 絶対に止めねぇからな!

日本共産党 当選者(敬称略)

比例東北・高橋千鶴

比北関東・塩川鉄也

南関東志位和夫、畑野君枝

比例東京・笠井亮、宮本徹

北信越藤野保史

比例東海・本村伸子

比例近畿・穀田恵二宮本岳志

比例九沖・田村貴昭

沖縄1区・赤嶺政賢…以上12人です。

▽岩手比例区得票

自民党 191,440 31.2%

希望党 148,425 24.2%

立民党 120,539 19.6%

公明党  54,680 8.9%

共産党  53,604 8.7%

社民党  20,470 3.3%

維新党  14,990 2.4%

こころ  5,399 0.9%

幸福党     4,051 0.7%

比例東北ブロック順位(敬称略)

 得票数は23日午前4時時点ドント割

1)自民1・江渡聡徳 1,383,304

2)希望1・寺田 学  881,890

3)立民1・岡本章子  702,253

4)自民2・亀岡偉民  691,652

5)自民3・藤原 崇  461,101

6)希望2・小熊慎司  440,945

7)公明1・井上義久  439,552

8)立民2・山崎 誠  351,127

9)自民4・高橋比奈子 345,826

10)共産1・高橋千鶴子 293,999

11)希望3・緑川貴士  293,963

12)自民5・上杉謙太郎 276,660

13)立民3・阿久津幸彦 234,084

==定数==

14)自民6・勝沼栄明  230,550

15)希望4・村岡敏英  220,473

 :

  共産2・船山由美  147,000

比例東北ブロック得票 4時時点

自民党 1,383,304 34.7%

希望党  881,890 22.1%

立憲民主 702,253 17.6%

公明党  439,552 11.0%

共産党  293,999 7.4%

維新党  117,095 2.9%

社民党  101,918 2.6%

こころ   41,410 1.0%

幸福    21,802 0.5%

▽東北ブロック小選挙区・拙稿推薦候補者得票(敬称略)

青森1・赤平 勇人 20,497票 3位11%

青森2・奥本奈保巳 19,004票 3位9%

青森3・高柳 博明 16,510票 3位8%

岩手1・吉田 恭子 21,549票 3位13%

岩手2 推薦者なし  投票率は59.61%

岩手3(小沢 一郎 130,229票 当選57%)

秋田1・斉藤 大悟 14,584票 3位9%

秋田2・藤本 友里 13,642票 3位8%

秋田3・富岡  昭 11,274票 3位5%

山形1・石川  渉 15,354票 3位8%

山形2・岩本 康嗣 10,923票 3位5%

山形3・加藤 太一 11,241票 3位5%

宮城1(岡本 章子 69,500票 2位39%・比当)

宮城2(鎌田さゆり 110,243票 2位1316票差)

宮城3 吉田  剛 20,469票 3位13%

宮城4 高村 直也 17,688票 3位14%

宮城5(安住  淳 89,423票 当選64%)

宮城6 横田 有史 20,638票 2位14% 

福島1(金子 恵美 126,664票 当選53%)

福島2 平  善彦 18,279票 3位9%

福島3 橋本 健二 11,196票 3位7%

福島4 古川 芳憲  9,492票 3位6%

福島5 熊谷  智 16,154票 3位10%

 ここまで、データ面の方から記事を書いてきました。

 気が張りすぎて眠れませんで。

 ここに記載した、選挙で最前線に立って戦われた皆様、本当にお疲れさまでした。

総選挙2017−開票を前に。「べからず」公選法の副作用を語る。

 今晩は。土曜日からの風邪ひきは結構応えていまして、今日も熱、倦怠感、体の痛みと残ってしまい、喉も痛んでいるから棄権防止の電話もかけられません。早い話が「家で寝ていろ」状態です。天候悪い中ですが投票は是非。タイムラインお付き合いよろしくお願いします。間もなく8時になります。体許すかぎり開票状況に付き合います。

▽その前に一記事お付き合いください。

 熱は37℃台に落ち着いてきましたし、喉は痛くても手は動くので、今日は「公職選挙法」について触れていきます。

 今日の衆院選、台風が来たことと併せて投票率が下がりそう、という話を聞きました。気象レーダ見ても怖さしか覚えない。ですが、選挙は今日投開票というのは変わらず。一部で延期の措置を図った箇所もありましたが基本的には強行…。ま、東日本大震災での「実績」(一ヶ月後の統一地方選開催)あるから、再考の期待は薄く見ていましたが、いざ実際になるとげんなりきますね。

 日本の公選法における「べからず法」スタイル。近年新たに社会活動に飛び込まれた方が難儀するのがこの公選法、と思います。ももクロの歌(あーりんは反抗期)じゃありませんが「あーれーもダメ、こーれーもダメ…」言いたくなるほどに。

 このべからず選挙法がどういう形で形成されたかいうと

 1)元々有権者が愚民、という発想

 2)加えて与党勢力による「革新勢力の抑え込み」

 であれもこれも、とやられてきた経緯があります。更に、最近は公選法の複雑さを逆手にとり、何ら違反でない行為を「違反」呼ばわりし、あげつらう方が増えてきました。

 ここで“彼ら”は「選管/警察に連絡したら“違法”と認定した」と述べていますが実際覗いたらどうなんですかね。電話で語る人は「違反だ」という認識(実際は“予断”) で、先方にしゃべるでしょう。その語り口ままなら違反ですね、と言っているだけ。そうやって「語らせない」というのを主眼に公選法作ってきたから、さらに図に乗る輩がふえるわけ。

 市民連合の方の講演で「安倍政権は“嫌われること”しかやらない。だから選挙の投票では投票率が低い方がいい(自らの固定票の割合・比重が強くなる)」と述べていましたが、たしかに安倍政権成立来5年、その目線の行動が多い。縛りの多い公選法がいかにひどいか…というのは、その縛りを受けなかった15年5月の大阪「都構想」住民投票で、賛否両派活発による活動が、投票日当日まで活発に行われた、というのを示せばいいでしょうか。

 ここら辺に示された問題というのは、選挙後にポツポツと語る人はいましたが、大きな流れには持っていけず、「選挙時恒例のぼやき」となっています。公選法改善は継続的な取り組みで図ることが必要です。

 間もなく審判下される時間になりますが、結果がどうあろうと、提示した問題点の解決には歩み続けていかないとわんないです。風邪ひいているのでどこまで付き合えるかわかりませんが宜しくお願いします。

総選挙2017−震災から6年半。市民生活視点の政治を思い返すために、日本共産党へのご助力を。

f:id:b-itoh1975:20171021235850j:plain

 今晩は。

 選挙戦最終日。まさか38度の熱に冒されるとは。今選挙戦が始まるあたりから、喉の不調を感じていましたが、なんとか発症は抑えようと工夫し、ここまで持ってきましたが、今朝はとうとう起き上がることができませんでした。で今日はリタイアです。明日がいよいよ投票日ですか。野球の試合でも、社会活動でも思ってきたことですが、どんなにできることをガリッとしてきても、試合&結果を突きつけられる当日は、不安に襲われます。結果=その時点での絶対評価だから。こわいわそりゃ。ただ、20数年あっちもこっちも経験している人間としては、「その時々に一所懸命に歩き、ひとつの結果を示されたら、それをもとにまた歩きゃいい。問題は諦めなけりゃいいのとちがうか」。こんで歩きます。

 今選挙戦では、安倍政権による日本私物化政治を防ぐ力をつける、いわば「立て直し」の一歩目を図る選挙戦にしたかったのですが、民進党陣営が瓦解。夏の都議選で目立った小池氏陣営に走り、地道に積み上げた野党&市民共闘を壊してくれました。それでも諦めるわけにいきませんからね。つなぎ直せるところからつなぎ直してここまで持ってきました。色んな不確かな情報に揺さぶられながら。この不屈の回復力を見て「まだ死なない」力強さに安堵。それをもとにたたかえました。

 さて、不十分ではありましたが、拙稿でも様々テーマを定めた記事を書いてきました。どうしてもテーマから外せないのは「東日本大震災被災地」の話。

 6年半が経ち、ニュースなどでは「商店街の復活」なども流れます。そういう「外殻」のニュースだけで喜ぶのは早計。それを利用する人の暮らしは立て直せたか。その過程の中で「他施策への力の集中」が復興の妨害になっていないか。苛政の影響はゆるぐないどさ一番かかってくるものです。

 津波被害も、原発事故被害もそれが癒えたわけでなくまだ継続中です。ところが「別の焦点があたっている」と「問題ハ解決済ミ」という態度。今年に入っての安倍政権・復興関係の閣僚による仕打ちは忘れませんよ。「東北でよかった」とかね。どんな勢力が政権握ろうと、最大限の同意を得ようという行動を得ようとするものです。法律案を通せてもその後が詰まるから。しかし安倍政権はそうしない。「逆らうやつらはねじ伏せる」で対処しようとする。沖縄はそうしましたね。沖縄の自民国会議員団を並ばせて屈服させる、そのあとも抵抗する沖縄市民を愚弄し、米軍にはとことん屈服する姿勢を見せる。その結果が米軍を甘やかし、米軍機の相次ぐ事故につながっているが、それをさらに甘やかす悪循環。

 東北も、具体的に言えば「オリンピック」の影響はあります。五輪工事のための資材高騰、さらに福島の原発事故の影響の過少並びに風化。そこら辺の「軽視」が、様々露になっているのが現状です。これに対して東北の自民党、戦えてません。どの制作分野でもそうですが「戦えていないなら、戦える人に交代する」ことが必要です。震災以外の問題にしても、東北の生活に関わる事象で「いいやしゃあない」でしか対応していない。TPPでも立派なポスター貼っててから公約破り。農林水産部門が主な産業の東北。それは言い替えれば「人間が生きる基礎」を作る場でもあるわけでしょう。食べ物なけりゃ人間生きられません。それを踏まえれば一次産業の施策、それに従事する人が生きる環境。マシにする必要ありますね。

 大震災で「生きる環境」壊された。それをまともにしてくれ、と。たったこんだけの願いをも、安倍政権支持に盲目になるあまりわがままだ、非国民だ、集りだ述べる人がいますがそいらは白い目で一瞥しておきましょう。

◇今総選挙にあたり、1日1記事、何か考えに至れればという思いで記事を書いてきました。何とか目標に達すればいいがど思いますが、それも踏まえて、ただ「歩く」のみです。「震災被災、一度は津波で、二度はその後来る貧困で襲いかかる」―身近な先輩の遺した言葉。更には精神の貧困までかかってくる。このしんどさ晴らすために、今選挙戦で全面に出た人と戦い続けます。お付き合いいただきありがとうございました。

総選挙2017−「傲慢な賢者」との対決−戦略的投票強要と併せて/「もう決まった」論は選挙妨害にすら。実際はここからが勝負。

f:id:b-itoh1975:20171020174932j:plain

(写真は19日北上市での小沢一郎候補応援・山本太郎氏街頭演説会)

 改めて今晩は。日付変わって20日になれば、選挙運動はあと2日、投票箱の蓋がしまるまではあと3日です。

 今選挙戦、私個人としては「賢者の傲慢と戦う」ことをテーマにしていました。直接の契機は「一本化強要者の傲慢さ」。

 この手の「賢者の無思慮な一言」は、強い毒をもって突き刺さることがあります。昨日のTBSラジオ「セッション22(ss954」で辻田真佐憲氏が「選挙の結果はもう見えてる。『まだ』いう人は大戦末期の軍幹部と重なる(要約)」と。

 怒るどころか、選挙妨害にしかとらえられませんでした。二次大戦のそれは明らかに終わり方間違えた愚行でしかありませんが、選挙は日曜日で判断と結果出されるもので、佳境はここから。7月の都議選でも、昔になりますが志位さんの93年総選挙も、ラスト一週間で空気が変わりました。志位さんは寸前の情勢調査では「1」という数字が来たそうで。当選可能性1%。そっから巻き返して最後何百票かの差で議席をもぎ取った。ラスト数日の行動の大事さ考えるときはいつもこの話思い出します。

 辻田氏は自身の感覚で意見述べただけなのでしょうが肯定できません。辻田氏もそう出られると思ったから、何度も「怒られるでしょうが…」と述べていましたが、実際に不満述べざるを得ません。辻田氏だけが悪いわけでない、世の中の空気が「そういうもの」なってんでしょうが、そんでは生きていられない身としては最後の最後まであがきます。


【雑感】今政治戦、俺は共闘自体はその通りと思って、2年間の活動を引き継ぐ行動には加われる限り加わってきた。19日に北上で訴えていた野党統一出身者の木戸口英司参院議員が、最後に「若い人には優しく話しよう」語られていましたが、要は相手をきちんと人としてみて語ってね、いう話。私が厳しい対応しているのはそうでない人。

 以前にやられていた一本化強要は「俺等の下につけ」という態度で高い位置から迫っていたでしょう。内心やら何やらにズガズガ踏み込まれるのが嫌で。その反省から、市民連合などが関与した取り組みがなされ、納得ずくの協力ができるようになった。ところが、民進党議員団のごたくさで変な意味でリセットかけられ、あまりに頭押さえつけるようなやり方する人には怒りを露にしてきました。

 「みんな我慢しているのにお前はうるさい」という形で難詰もされましたが、むしろ「みんなが黙っている」のをいいことに、「でかい声で気分害させたのはどちら様ですか」とお訪ねしたいものです。

 私自身は、これだけの大激震だからまあ悠長に見ていよう、と。どっちみち「協力できる」と意思を露にした人とでなければ、協力・共闘はできません。まず共産党社民党が呼応し、続いて小池百合子氏のやり方に与せない方が集まった。そっから様々な機会とらえて塊を大きくしていくしかないな思いました。

 希望側に関して言えば“全野党一本化”の人たちが「後から第2の“協定”結び直した」とか語り「協力しない共産党(何故か社民党は含まない)は裏自民〜」とか、またいつもの強要論かよ、と頭を抱えました。そこから出たのが「一方的な共産党の撤退」、更に「トレードオフは旧民進内」…。「ふざけんなよ、共産社民は“添え物”か?」と怒りましたが、彼らは聞きませんでしたね。そのまま今の時点に至っています。

 ただし、共産党とも併せて応援していただいている方の一部にもよろしくないことが。「立憲民主の比例状況」に手を突っ込む行為。急激な変化の中で人事の動体があり、その中で陣容整えた立憲民主。比例名簿の「超過」云々、だから共産党に…という意見は、同じ共闘勢力内の奪い合いにしてしまうし、他者へ手を突っ込む行為はまずい、と認識したときには騒ぎになってしまいました。

 選挙区比例区トレードオフを超えての「しょうがない部分」に手を突っ込んでの強要は、協力にヒビ入れる行為。元々の共闘だって繊細に進めていたわけだから。気を付けていただきたかったというのはひとつの思いです。

 投票日までは3日弱、投票箱の蓋がしまるまでは4日弱です。ギリギリになるとビリビリ状態にもなります。ほんに、ものかだりには気をつけましょ。無礼者をしかる時を例外として。


 私のところにも無礼者がやって来て…さすがにねー、「生きていたか」まで食らって、ニコニコしてられる余裕はないぞ。意見の差異と、人間として踏まえるべき最低限ぐらいは別けろよ。薬に頼らなければ満足に排便(失礼)ままなんねえやつが、あと10年生きるとは思っていないが、あからさまに生きるのを否定されるのは面白くないよ。“希望”するなら止めないが、そんな希望何ざ断るのが当たり前だ。戦略的投票論以前の話でしょ、そんなもの。

 あなた方の大好きな“戦略的投票”で選挙の候補者を選別するのは勝手だが、意見違うからと生きることそのものまで選別され、駆除される筋合いはない。生きることそのものまで許さないと言うなら、相応の反撃を受けても文句言わないでください。選挙は熱くなりがちだし、自分どさ支持持ってきたいのも当然の心理ですが、当然境界線はありますよね。そのぐらいの弁えはお願いしたいものです。

 ほんで、19日分の記述終わりましたのでねます。お付き合いいただきありがとうございました。

※総選挙については特設カテゴリを置いています。

総選挙2017 カテゴリーの記事一覧 - つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

総選挙2017−閑話。熱くなっても疎かにしてわんない体調管理。それに失敗したあほう(伊東)の反省文と併せて。

 さて、今日は吉田恭子比例候補の演説会など、家事と仕事・選挙ジグザグに行動してきました。選挙戦も最終盤です。山形の平野さんの「体調気をつけましょう」ツイートをリツイートしましたが、目標を目の前にしての熱意が変調の兆しに気づかせない、というのはありえます。どうか細心の注意を。

f:id:b-itoh1975:20171019024602j:plain

▽私は09年に起こした心筋梗塞がたたり、一般的な社会人としての生活を諦めざるを得ない身となりました。心臓が硬いものですぐに動けなくなる。それでもね、9年かけてツイートで記したことの行動ができるくらいには戻しましたよ。ひとつの進歩?です。

 この年の総選挙は最悪でしたよ。選挙活動禁止(身体面)でしたから。あのときは8月が総選挙だったでしょう。真夏の中の行動はついていけないことでの判断。このときは小泉→安倍→福田→麻生と続いた自公政権の打破を合言葉に民主党が政権を奪取した選挙戦でしたが、同時に候補者を多く出せず、目線が来ない状態にされた共産党は苦戦を強いられました。比例東北区も1議席確保できるかどうかという。私はただ、それを見届けるしかありません。

 開票日。比例東北は最後の1議席を公明2番手と激しく争い、放送局によっては480議席(当時)最後の当選者にようやく高橋千鶴子さんが滑り込み。これで落ちたら動けなかった私自身を呪い殺してやる―くらい思い詰めていた私はほっとしたのを覚えています。

▽その後の選挙戦も思うようには動けず、「どうしても外せない」類の行事に焦点をあて、調子を整えて参加するのがやっと。ある程度幅広く参加できるようになったのは去年の参院選あたりからです。

 心筋梗塞発症する前に、05年に大きく体調崩し、半年仕事何もできなかった時期がありました。社会人野球でベンチ入りし、重くなった仕事との両輪、さらに小泉旋風の総選挙もあり、約1ヶ月間睡眠時間2〜3時間で動いていた時期がありました。このときは危機感と気の高ぶりから「後のこと何ざ知るか」で動いていましたが、その報いは見事に来てしまいました。その数年前から変調は分かっていましたが、病気をなめていたことが05年の一次発症、その後5年の動物的生活→心筋梗塞に結びました。

 補足すると、一旦かかった病気はともかく、それを治すための病院に満足にかかれず、生活費を得るために病気を治しきらずに仕事をしますが、そんな状態だからそれを賄うための稼ぎもできません。稼ぎも少ないから、食べ物を残飯に頼ることに。その残飯は「普通の観点で言えば体に良くないもの」で、更に残飯。体にいいわけないです。しかし、食えないと仕事できない…の悪循環。この間に体治すための社会保障があれば最悪は防げたのですが…一度こければとことん、という社会の悲哀を受けました。

 以来、何をやるにしても「体を壊さずに完走する」ことを主に考えるように。いなくなってしまったら、何もできないからです。

▽今日、差し出がましくの一言声かけた方いました。俺がこういう経験したから「生きて為す」ことを意識さすことを。前のめりになりがちな時期ですから、その推進力を押さえたくないけど、何もできなくなった時の怖さとしんどさを経験しているから。最終盤に行く前に、ちこっと調子見直してみてください。14年の笠井亮さんのこともあるから。身体のことについては党派云々関係ありません。それを持ち込む痴れ者もいるからあえて言いますが。

 投票箱が閉まり、結果を突きつけられるまであと数日。この部分も加味して歩いていきます。お付き合いいただきありがとうございました。

※総選挙については特設カテゴリを置いています。

総選挙2017 カテゴリーの記事一覧 - つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。