つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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総選挙2017−開票を前に。「べからず」公選法の副作用を語る。

 今晩は。土曜日からの風邪ひきは結構応えていまして、今日も熱、倦怠感、体の痛みと残ってしまい、喉も痛んでいるから棄権防止の電話もかけられません。早い話が「家で寝ていろ」状態です。天候悪い中ですが投票は是非。タイムラインお付き合いよろしくお願いします。間もなく8時になります。体許すかぎり開票状況に付き合います。

▽その前に一記事お付き合いください。

 熱は37℃台に落ち着いてきましたし、喉は痛くても手は動くので、今日は「公職選挙法」について触れていきます。

 今日の衆院選、台風が来たことと併せて投票率が下がりそう、という話を聞きました。気象レーダ見ても怖さしか覚えない。ですが、選挙は今日投開票というのは変わらず。一部で延期の措置を図った箇所もありましたが基本的には強行…。ま、東日本大震災での「実績」(一ヶ月後の統一地方選開催)あるから、再考の期待は薄く見ていましたが、いざ実際になるとげんなりきますね。

 日本の公選法における「べからず法」スタイル。近年新たに社会活動に飛び込まれた方が難儀するのがこの公選法、と思います。ももクロの歌(あーりんは反抗期)じゃありませんが「あーれーもダメ、こーれーもダメ…」言いたくなるほどに。

 このべからず選挙法がどういう形で形成されたかいうと

 1)元々有権者が愚民、という発想

 2)加えて与党勢力による「革新勢力の抑え込み」

 であれもこれも、とやられてきた経緯があります。更に、最近は公選法の複雑さを逆手にとり、何ら違反でない行為を「違反」呼ばわりし、あげつらう方が増えてきました。

 ここで“彼ら”は「選管/警察に連絡したら“違法”と認定した」と述べていますが実際覗いたらどうなんですかね。電話で語る人は「違反だ」という認識(実際は“予断”) で、先方にしゃべるでしょう。その語り口ままなら違反ですね、と言っているだけ。そうやって「語らせない」というのを主眼に公選法作ってきたから、さらに図に乗る輩がふえるわけ。

 市民連合の方の講演で「安倍政権は“嫌われること”しかやらない。だから選挙の投票では投票率が低い方がいい(自らの固定票の割合・比重が強くなる)」と述べていましたが、たしかに安倍政権成立来5年、その目線の行動が多い。縛りの多い公選法がいかにひどいか…というのは、その縛りを受けなかった15年5月の大阪「都構想」住民投票で、賛否両派活発による活動が、投票日当日まで活発に行われた、というのを示せばいいでしょうか。

 ここら辺に示された問題というのは、選挙後にポツポツと語る人はいましたが、大きな流れには持っていけず、「選挙時恒例のぼやき」となっています。公選法改善は継続的な取り組みで図ることが必要です。

 間もなく審判下される時間になりますが、結果がどうあろうと、提示した問題点の解決には歩み続けていかないとわんないです。風邪ひいているのでどこまで付き合えるかわかりませんが宜しくお願いします。