つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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総選挙2017―在日外国人や社会保障受給者に投げつけられる悪罵は次なる改悪の生け贄に。悪循環の脱出を。

 お晩でございます。今日も庶務に1日明け暮れていました。昼には共産党街頭演説が近隣の北上であり、ふなやま由美さんと穀田恵二さんがその立ち位置からどうこの総選挙戦ってきたかを述べられていました。回りを見ると、用事の最中に足を止めて見ていく人や、信号待ち中に「チラシちょうだい」とビラ配布の人を呼びつけていた様子を見ました。こういうふうな一つ一つの邂逅が社会を変える。その機会を増やしていかないとな…と思います。

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 さて、選挙を勝つための「方法論」が、特にTwitterタイムラインではけたたましく議論されていますが、そもそもは「何をしたいの」が前面に出るべきものです。今回は「排外主義」について触れていきます。

 2000年代後半から「“ホンネ”言ってかき回す行為がかっこいい」傾向が露になってきました。橋下徹氏や河村たかし名古屋市長が代表例ですか。

 こういう人たちの伸長と機を一に現れたのが「“非・普通”対象のヘイト」行為です。私が自公“安倍政権”と並んで、安倍政権補完勢力の希望・維新を嫌うのは、ある意味では安倍自公勢力以上にむごい「排外・差別主義」を露にするスタンスが理由です。今回は希望小池百合子、維新長谷川豊両氏の言動から。

◇まずは小池百合子氏です。

 関東大震災では各地で朝鮮人、あるいは社会活動家が流言の流布で疑心暗鬼にとらわれた被災者、あるいはそれを意図的に配布した権力者の手によって殺されました。属性に対する虐殺は震災被害とは別物です。歴史の発掘が進み、その醜さが露になったことで「繰り返させてはならない」との認識が進み、以降の災害ではそういう虐殺を許さない力になっていました。しかし、その根っこはしぶとく生き続け、在特会行動右翼による憎悪かきたては続いています。

 そんな中、8月に朝鮮人虐殺慰霊行事に追悼文を送らないとの発表。これは単に「メッセージ送らない」に止まらない、「ぞんざいに扱って構わない」というメッセージに結び付きました。この間の憎悪にあふれた気持ち悪いタイムラインを忘れることはできません。

◇続いては維新から立候補している長谷川豊氏の「透析患者は殺せ」発言。長谷川氏は透析患者に対するものだけでなく、女性や高齢者など「叩きやすい者」を叩いては、批判されると形だけの謝罪をする行為を次々に行っています。長谷川氏の悪癖もさることながら、問題はこの発言をキッカケにした患者叩き。「真面目な患者は叩かないヨ」等というお決まりの言葉を吐きながら透析患者は無駄だ、という言葉をこれでもか、と投げつけ、当事者を肩身狭い思いにさせた。

 その寸前には津久井・やまゆり園で障害者大量殺人も起きていました。「厄介者は排除しろ」という空気が、この2つの件で濃くさせられた。とてもじゃありませんがこんなのに寛容でいられるわけがありません。維新にはこの類の言を放つ者が多くて…。たまらん思いです。

 尚、長谷川豊氏はツイッターで法的措置をちらつかせて批判の声を封じ込めようと躍起になっていますが、自分が行った行為の報い。しかも箇所は違えど反省の意思を見せません。維新には他にあだち氏など同好の士がいますが、まとめて国政失格の烙印刻みたいものです。

 肝心の安倍政権にも触れないと…ですね。

 安倍政権は昨年夏の「やまゆり園事件」で、治安的な事象では発言を出しましたが、そこから出てくる「差別・憎悪の蔓延の危険性」には一切の言及をしませんでした。無関心…いや、黙認については看過できません。

 最近は問題点を放てば、すぐに「対案出せ」という言葉が出てきますが、ここまでに表した事象は「ヘイトは許さない」「人を貶めるな」以外に何か必要ですか。ここまでに記した●●みたいな現実なんざ潰せ!が唯一の案です。ぶっちゃけ言えば、本来こんなの政策以前の話です。しかし、社会がここまでずれてしまった以上是正を図る必要があります。向き合えない政治家がいるなら、向き合える政治家に変えましょう。それ述べて項を終わります。

 ※総選挙については特設カテゴリを置いています。

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総選挙2017−経済は「資本家の金儲け」の様子を言うのではない。社会がうまく回る「3方良し」の経済社会を望む。

 今晩は。

 一票を託していただくという行動、本当に簡単じゃない。特に私のような現状多数派の側にいない人間にとっては「多数派側の否定」を含んで、それを頼まなければならないから、より慎重にアプローチしないとならない部分はあります。この数年の市民活動では、共闘を求める側の方も気を使っていただいていましたが、12、14年で強要のスタイルでそれを求めていた方々は「聞かないやつは…」で、ねじ伏せにかかってくる。十年一日のごとく…。そこに「賢者面」重なるから性質悪い。

 一本化強要者の言葉は「安倍政権批判」と「ひとつになれば勝てる」だけ。それにプラスしての「何をしたいか」が見えない。そういうのを語る人たちを「どうせお前ら勝てないから後回しにしろ」という。まとめただけで勝てるほど…選挙後の活動どうすんの。そこ甘く見ないで。「一本化強要」嫌なのは意思を封じ込められるからだけでない。自民党政治が呼び込んだ改悪を違う改悪という形にさせられる危険性もある、いわゆる「改革」主義にさせられる危険性を感じてのこと。社会の空気も「右に甘い」中で、資本主義とは違う見方をする人をいなくさせる状況ではないはずです。


 この一日の間に神経ズタズタにされる出来事があり、正直神経折れかけましたが、完全に折れたのではどうにもならないので何とか今週は踏ん張ります。今回は経済について触れる、という趣旨で記します。

 経済と名前をつけると、大体は株とか「どれだけ収益をあげられるか」に目線向けがち。辞書引くと「1)人間の共同生活に必要な物資・財産を生産・分配・消費する活動」「2)個人的な金銭のやりくり」とあります。政治で見るべきは1。

 私がいつも思うことが「国の経済対策は“株式会社の出先機関”ではない」。企業などは経済を司る機関ではありますが、そこを「甘やかしていい」という対象にしてはならない、とも考えます。企業いうても富裕層に属する部分の話です。

  巨大な資本を持つ、それは=して資本を足掛かりに更なる富を得る力にもなります。それが会社を回す行為だけならまだしも、それを越えて社会に強力な影響を及ぼす。過剰な力の保持が社会を振り回し、壊すこともあります。その富は資本家が一人で成したものか…いえば「NO」でしょう。多くの人、多くのインフラ、消費者などなど。その力があって産み出された富を「資本家」がその“支配者”という威を持って持っているだけ。

 現状の社会はそうして富を得たものが自らとその周辺だけで金を回し、そのやり取りで「儲けをあげている」ように見えますが、それが市井の場に広がっているかといえば眉唾です。

 例えば「雇用者増」をうたいますが実際いえば二つの要素があっただけ。1)雇用形態の劣化(労働条件の悪化)させての雇用、2)これまで経済社会を担ってきた人のリタイアによる補充。プラス要素とは言い難い形での雇用増。まして、これまで多くの労働者を壊してきた事象を無視しての労働規制緩和

 給料少ないから必要最低限生活以上の消費活動(買い物)ができない、体を壊せばやはり消費活動に向かないし、加えて経済活動にも加われませんね。雇用の面ひとつもってしても、「会社が儲かれば万事OK」、ではないのです。

 安倍政権は「働き方改革」をうたっていますが、実情はうたうというより「騙る」といった方がいいでしょう。協調主義にとらわれやすい労働組合と共に「改悪」かつ「使用者にありがたい」方面で作られているから。残業100時間/月可能、とか。そうやって労働者壊しまくって、それで得た益は自分が保つ―科学的社会主義の先輩は「資本家はもうけさえ得られれば“野となれ山となれ”の部分がある」と指摘しました。その行為で社会が荒れれば一企業のもうけ云々語ってらんないでしょ。

 そんなわけで、経済問題は“個々の企業が金持ちになればいい話でなく、大資本家のワガママを押さえ、必要な仕事がしっかり回る社会を作ることにあり”と考え、その立場から政治を考えるという立ち位置にいます。もうけなければ始まらないという声もありますが逆。いまは「右」だの、資本主義者が強くなりすぎて、彼らの言い分が通りやすい社会にさせられていますが「強者こそ影響力を考え行動しろ」という社会にしていくために、今総選挙ではその立ち位置にいられる人を国会に送り出したいものです。

▽17日は比例代表東北ブロック候補者のふなやま由美さん、そしてふるさとが岩手という穀田恵二さん(比例近畿・京都1区)が岩手内陸部を駆け回ります。お知らせ速報体制を作りますので見かけましたら是非一聞ください。お付き合いいただきありがとうございました。

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総選挙2017−現選挙制度形成の歴史と一本化強要。「選挙区と比例区でどんな選挙活動ができるか」の比較を下に。

 今晩は。

 ひとつは「小選挙区でたたかわないとどんな形でマイナスの影響が来るか」。一人しか当選しない小選挙区の候補擁立で、「裏自民」だ「自民補完勢力」だ言われます。下の写真で小選挙区比例区、それぞれの候補者ができる選挙活動を記しました。個々対話やら電話については省略します。  f:id:b-itoh1975:20171016024212p:plain

 そもそもとして、90年代前半の選挙制度改編は、それまでの中選挙区制小選挙区主体にするもの。革新勢力の押さえ込み、破壊を目的とした公選法の締め付けは、数々の選挙・政治活動を禁止に追いやり「資本を持たざる者」の発言を押さえつける性格を有していました。幾度「共産党が使った戦術」が禁止されたか。度が過ぎてしまい「これ以上の禁止化は言論の自由の破壊につながる」と、99年あたりの「政党機関誌宣伝の拡声器使用禁止」以降は手段の封じ込めを目的とした改悪は行われないできました。

 改悪と言えば、小選挙区主体の選挙制度改悪にも。90年周辺にリクルート疑惑など、自民党政権による社会私物化が甚だしい状態に。そのなかで「政治改革を」との声が上がりましたが、それは「政治家と資本家の癒着防止」ではなく「二大政党の構築」で晴らそうというものになりました。

 先にも言いましたが、その時権力者層が狙ったのは「革新勢力、ことに日本共産党の除去」。社会・公明・民社(いまで言えば社民・公明・民進右派→希望)路線→非自民政権と自民党の二大政党形成の狙いとあわせて出てきたのが小選挙区導入。早くからこの危険性を示してきた共産党の踏ん張りもありましたが、94年1月に強行。選挙制度のみならず、選挙でできることも「小選挙区」中心に設計された中で、二大勢力と組まない共産党が議会内で生き残るために使った戦い方が「比例中心に」でした。

 当初(選挙は96年10月)は東京選出の松本善明さんを比例東北に(高橋千鶴子さんが名簿3位、17年3位の吉田恭子さんは高校生)、大阪選出の正森成二さんを比例中国、吉井英勝さんを比例九州に…と驚く国替えがありました。

 閑話休題共産党小選挙区でも、という思いもあるから、穀田さんや池内さんのような重複立候補という戦い方もしますが、それが厳しくても、宣伝手段もですし、選挙報道が選挙区中心でされている状況のなかで存在感示さないと「共産党のやりたいことが伝わらない」わけです。今日の岩手日報で、小選挙区候補者に主な施策を聞くという記事が載っていました。岩手で候補を立てているのは自民党3、希望2、小沢氏に共産党の吉田恭子さんのみ。つまり、自民党希望の党共産党しか表題に乗らない。

 「小選挙区の一本化」にこだわる人には「全部下ろしても」との意見も出るでしょうが、こうした形で「使えるものは全部使う」んでなければ、自らの意見を代表する人を国会に送り込めないのですよ。まして表に書かれた以外の行為は「選挙違反」とさせられる割合多い「べからず」公選法ですからね。

 それでも16年参院選、今回総選挙のように約束ごともできれば選挙協力もできる。その大きい塊を、理由の如何問わず壊し、小池百合子氏の元に走ったのは前原氏と希望の党に行った人たち。「希望も入れた一本化」求める人らが「実は第2の“踏み絵”があって、そっちは優しいもの、立民や社民などに受け入れられるものだから一本化を」と述べていますが、「なぜ今?」「それでも百合子氏踏み絵承諾したのには変わりない」で片付くもの。「第2の踏み絵」云々以前に、それまで積み上げてきたものを壊してくれたその行為がすべての話です。それに対しての壊された側への説明なり何なりがない限りは間違っても組む気になれない。寛容とかの前に、人間としての最低限の常識踏まえて、いう話です。

 土曜日分の記述でも話しましたが、「“野党”増えても共産党なくなったら話にならない」。協力して共存共栄前進しました、ならともかく「意に沿わぬところに力を持っていかれ、自分等の意思通すルートを無くす」のだけは断固御免です。

 最後は「一本化強要論」の部分の話になりましたが、今項では

1)現行制度では小選挙区でも候補を出さないと宣伝もできず、存在感無くす。

2)=して、現行制度のおかしさに気づいていただきたい

 を主旨に書きました。このあとは「経済問題と“国家の株式会社化”は違う」部分に触れた記事を書いていきたいのですが体力持つやら…。まず、今項お付き合いいただきありがとうございました。

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総選挙2017−“一本化”求めるあまりに荒れる光景/我々の代表者を送り出したい―いないときに味わった悲哀。

 お早うございます。

 冷えますね…10月も半ばになりますか。昨日もあちこち動いていたもので、終わって6時頃からぐったりしていました。お付き合いよろしくお願いします。

▽「戦略的投票」呼び掛けられる皆様。思うところあってそうするのはわかりますが、「最後に決めるのは本人」というのは絶対の原則に。ほんでないば「今の一票と引き換えに縁切り」なんて目にも遇いますからね。

 某氏をはじめとした方による「一本化強要」。収まってはぶり返し、収まってはぶり返し。この後の展開が想像できて怖いですね。どこまで「えぐって」来るか。その行為がより頑なにさせるというのを認識して尚「えぐる」なら、主敵はその人たちに。

 選挙以前に人間的な部分をどうにかしなさい、ということです。

 「党首を翻意させれば後の者は着いてくるだけ」というのも傲慢な言い方でしたよ。組織政党だから党首だろうが構成員だろうが「一握りの者が勝手できない」しくみになっているだけのこと。味方にならなければすぐ欠点扱いか。そういうことを言い出すと、次に出てくるのは「党上層部の言うこと聞くな!お前ら手持ちの金と人と票を俺たちに寄越せ」。そんなものは共闘じゃないからな。恐喝と言うんだ。文明社会以前の行為してんじゃねえよ!

▽…一本化強要者。「排除の論理使っているのは今や共産党」と。「党首さえ手懐ければ下の●●どもは論理破綻来すが票だけはくれる」とも。この問題については三年前に戻った人もいる。もういい。逆に排除しているのはどちら様だよ。寛容になれ?踏む側が言うな!


▽メインではアンチ戦略的投票の観点で記述します。

 選挙戦が始まると、「恒例行事」なのが「選挙情勢」記事。今回もまた「与党で300超え」「改憲派で400超え」という数字がドカンと。「当たり前に見る光景」なんでしょうが、有権者を誘導しかねないものでもあり、禁止しているところもあります。

 8月の茨城県知事選から嫌な予感を覚えていましたが、情勢報道かあって以降、そこに現れた数字をもとにした「選挙戦術話」が熱を帯びてしまいました。「与党300はまずい」から「共産・立民・社民では数が少ない」→「希望を引き込め」、と。更に、希望の党を引き込むにあたって、大方の選挙区で相対しているのが「共闘破壊者」と指摘している共産党なもので…ええ、出始めましたね。「共産党が一方的に下ろして一本化しろ」と。正当化するためにこの2年間積み上げたものを平気で壊す。

 「数寄れば勝てる」から「勝ち目のない共産党社民党は引っ込め」―それでは、共産党なり社民党が取り組んでいたことを反映するための保証は、と聞くと「そんなものはどうでもいい、後回しだ」と。それで選ぶばせるのは自民党と差のない、或はそれに服従した人たち。実質も実際も自民党東京都知事の人気にあやかり、それまでの2年間積み上げた協力をぶっ壊した…市民と野党の共同を最初に排除したのはどちら様なのでしょうか。多数派形成に躍起になるあまりにあべこべに「共産党や市民様こそが排除者」には呆れるしかない。

 力の集中に熱くなるあまりに、共産党なり、社民党の位置にいて社会活動に加わっている方々の存在を置き去りにして、比例でも「ここは立民でーここは希望でー」と言い始める方も。一定「影響」ある人は「共産党は諦めた」と共闘の敵認定。「冷徹に結果を追い求める」ことに特化し過ぎ、「そこ」になぜ集まった人の意思を踏みつけ、駒のようにしか見ない―その結果「自民党ではない」勢力が増えたとして、ただ単に票寄せました勝たせました“だけ”で市井の要求を見てくれますか。正直、疑問符。

 私も社会活動・政治に関わり20年を超えます。特に都道府県議会に顕著に表れますが「共産党議員空白時に市井の要求が議会の議題に上がらない」等という経験、幾つも幾つも見せつけられました。いま立民や希望にいるような人たちも「上げない側」に。この経験がありまして、議会に送るべきは「自分の意をきちんと代表する人」と考えることに。「最良なんてないから最悪を選ばない選択を」というお題目で「自分の意」を絡めとる戦略的投票、積極的な賛成しないできましたが、いまでは強い不信に変わりました。

 この問題だけにかかずりあうわけにいきませんし、今日は元々を「選挙区に立つと立たないとで大きな違い」を示そうと、そのための比較票も作りましたが、ちと戦略的投票に関する議論が変な方に向いている面あったので、その記述を先にしました。ここまで記したところで、14日分の記事はここまでにします。お付き合いいただきありがとうございました。

総選挙2017−昼間は共産党演説会/一本化強要者による見下し行為が離脱者を作る/事実無根の書き込みに対応を検討します。

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 今晩は。盛岡共産党演説会→高校サッカー・大船渡東−盛岡誠桜→壊れたワイシャツの補強→居住地で用事…終わったら爆睡してました。昨日、SNS記事予告していましたが、いまは作れません。ご勘弁ください。

▽野党一本化論を語る中で、市民連合を嘲りの対象にし、「たかが市民様」なでと悪罵を叩きつける方が出てきた。

 「市民様」、ね。

 逆に聞きましょうか。

 そういうあなたこそ「何様」だ?

▽選挙情勢の記事が出まして、“候補者調整”の方法論が賑やかに出ていますが、その言い方には気をつけることです。特に、見下し感全開でそれを迫る方も散見されますが、これまでの共闘ごと壊したくなければ言葉を慎むことです。私にしても「一本化強要」に対しては行きすぎとも思えるぐらいの言葉を吐いてきました。その点に関して申し開きのしようもありません。

 しかし、一旦約束ごとが結ばれて、信頼をもって行動する、というのであればそれには真摯に応えます。

【お復習・伊東今政治戦対応】

◎選挙区

 基本

 (1)市民+野党で協力が確認された候補者

 (2)ならないところでは共産党

 (3)共産党未擁立なら「棄権なし」で。

→この観点から岩手1区吉田恭子、岩手3区小沢一郎両氏、2区は「棄権なし」で。

比例区共産党

△こじらせるの怖いな。「応援する候補者勝たせたい」ではなく「俺の思う通りに動かなかった“あいつ”潰したい」で考えて居られる方がいる。

 …さすがにどうよ、としか言い様ないな。

 以前は「付き合った」こともあるが、今はそんな暇ない。「終わったら希望使って共闘潰した共産党をとことん責める」と述べたevilflowers666氏。今やることは何か再確認を。

 

名誉毀損での告訴を検討し始めます。

 ある程度の素性を書いているから、それを拾えばある程度「知っているふり」をして語ることは可能。加えて言うことがバラバラ。無視が一番とも考えたが、していない行為をしたかのように書かれるのは承服できない。対処法はないものでしょうか。

 これが俺だけで済めばいいが、俺以外にも「言った者勝ち」で偽情報を流し、追い込む行為が恒常化したらどうなるか。その人が持つつながりをひとつひとつ切り、孤独に追いやる行為が当たり前になったら?孤独になるのも覚悟してはいるが…今のところため息しか出ない。

◇最近、いろんな部分で「集約化」が進めさせられる場面を多く見ます。今行われている総選挙も小選挙区制で結果が「比較的強者」に凝縮させられますし、その他の場面でも「多数派にいないのは黙れ」「有能な者についていかないのは消えろ」的な風潮が巾利かしている感じを受けます。

 対する意見を「無知」で切ってしまう記述もその一つの形ですか。自身の到達点に至らない、だから無知、と。それだけで切ってしまうのは果たしてどうですか。方法論の差異だけかもしれませんしね。私自身は「作用が市井の場の生活を驚かす」からその立ち位置にいるだけの話。攻撃的にそれぞれの人の尊厳踏みつける輩には、相応の厳しい態度をとっていますが、そうしたからと個々人の存在の否定までは行いません。それは私のしていい領域を越えるから。しかし、実際にはそこまで踏み込んでしまう人もいてしまうのが実際です。

 野党一本化強要に対しては疑問をずっと呈してきました。その降ろし方、あるいは降ろそうとする行為の中で、どれだけ必要以上の石つぶてを投げつけたか。その行為で社会活動をする気力さえ折り、退場させたのだとしたら?賢しいふりして「トレンドは右だから左は降りろ」語る者には考えていただきたい。社民党さんなんかは、90〜00年代と基本的な論調で「お前らは勝てない。リソースを寄越せ」いわれる中で候補擁立を押さえられ、世の中にアピールする機会を失った結果厳しい結果突きつけられているが、それでも東京21区小糸さんや大分2区の吉川さんのようにその位置につく人もいる。

 そういう厳しさ承知で、意思持って立ち位置選んだ人に対して、仮にも一致点持って協力しようと言うなら、モノの言い様、あるでしょう。それを「勝てない、退け、賢い俺の選んだ〜の下につけ」とはね…。“新たな威張りん坊”選ぶために政治活動しているんじゃないよ。勘違いしないで。

 まず、自分と他人の脳が違う(=他の人と考えが違う)ことは、認識しましょうや。気にくわなくても「そういうものだ」くらいは。それを締めにして項を終わります。

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総選挙2017−米軍ヘリの墜落。99年釜石墜落事故、軍事基地の存在、「安全」の意味、「9条」の重要性に触れる。

 ここからはしばらく、沖縄の米軍ヘリ墜落事故に関連することを記していきます。

 先ずは「そもそも軍隊の訓練を住宅地上空でやるか」という問題です。大方の軍隊は、その訓練を「生活圏」とは別の箇所で行います。

 なぜか。

 普通の航空機は「安全」といえば墜落しないで目的地に移送することを指します。しかし、軍機に関して言えば、「安全」=「撃ち落とされないこと」。故にその飛ばし方は、運転技術で言えば厳しい、普通時の「安全」とは遠いものです。だから訓練は住宅地から離れた位置で行うもの…のはずですが、そうなっていないのは日本における米軍です。地位協定の甘さもありますが、日本国中、どこでも使い放題。加えれば、ここ数年の沖縄での運用は「暴虐」としか言い様のないものがあります。

 沖縄では小学校に墜落したのもありますし、横浜では幼い兄弟が犠牲になったのもありました。私の近いところでは…99年の釜石橋場地区の墜落事故ですか。直後に民主団体による検証があり、私も同行者として赴きましたが、現場は米軍兵が押し寄せていてものものしい雰囲気。日本側の人は立入禁止。Sさんが激しく食ってかかっていたという話を思い出します。

 高江の墜落で「300m“も”あったから大丈夫」と擁護するアンチ野党主義者いましたが「ふざけんな」しか。釜石・橋場の現場も橋場の集落から何百メートル、という地点への墜落。「あと一秒か二秒、ずれていれば集落に落ちていた」わけです。アンチ〜の方々は「それならギリギリ回避したパイロット誉めろ」言いますが問題はそこじゃない。

 300m…たしかに、歩けば距離、ありますよ。しかしヘリコプターでもその移動は一瞬ですよ。「歩きの300」と「ヘリの300」一緒にするな、と。それ以前に基本危険な飛行する軍用機を住宅地で飛ばすな。それしか言葉、ありません。

 約20年経っても変わらないどころか、米軍の態度悪化+それに弱腰の日本政府。そもそも日本に米軍基地を置く理由何かありますか。

 「アジア他国から守るため」

 …ではない。

 日本の基地を足掛かりに他地域に攻め込むため、が実態でしょう。「基地があるから守られる」とはよう言われますが、軍事基地は標的にしかならないもの。いざ何かあれば、その周りも被害食うのは、数年前の北朝鮮による韓国への砲撃で明らか。(そういう点で沖縄先島諸島自衛隊基地新設も危惧持ちます)一回激しく有事にしてしまえばむちゃくちゃになるのは、アフガンでも中東でも明らか。逆に核兵器止め、軍事を省力しはじめた中東某国(イラン?イラク?)は、軍事に回っていた経済をそれ以外に向けて生活水準上がり始めたといいます。

 憲法9条は権力に「戦争使っての問題解決を図るな」と命じているもの。その改廃も今回選挙戦の争点ですが、同時に「この後の社会の進ませ方」をも占うものになります。トランプ、キム各氏等による恫喝政治許すか、戦争さ持っていかせない社会維持するか。安全保障、というのは「軍事の強弱」で図るものに非ず、「戦争を起こさせない」ことにあるもの。国家間のパワーゲームなんてどうでもいいから、すべての市民を普通に生きさせろ…ぶっざけ言えばこんな思いです。

 そさ持っていくのが簡単でないのは承知していますが、少なくとも逆流させてはダメでしょう、と。「9条」はじめとした、軍事力による横暴は誰であろうがダメという社会を維持する。それを申し上げて、今項を終わります。

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総選挙2017-高橋千鶴子東北比例、吉田恭子岩手1区候補のお話に参加して/「情勢報道」について。

 おはようございます。岩手県季節風ですかね、晴れ間差していますが雨雲があちこち飛び散っています。今日もタイムライン、お付き合いよろしくお願いします。

紫波町・オガールプラザで行われた日本共産党演説会の感想。市井の立場に立って社会活動・政治に取り組む様子をお話ししてくれた吉田恭子さん。真摯に向かなければそーいう話できません。しかるべき場で頑張っていただきたいなと改めて思うものです。
 高橋千鶴子さんのお話には3ヶ所の街頭演説を「自主的支援」し、演説会もお話聞いてきました。新党関連で軽挙な振舞いをする議員を多く見る中で「物事の向き合い方」そのものをどうしていくか、という部分で「成程」思うものが。当選が目的ではなく、どんな歩みを見せるかが大事なんだな、と。
 私が社会活動をしているのは自分が味わった貧困を他人にさせたくないがためで、厚生労働問題でも最前線で活動している高橋さん、そういう意味でも“身近”な代表者。その視点があったからこそ議題に取り上げられ、解決に結んだものもあります。引き続き継続のために「比例は共産党」呼びかけていきます。

◆昨日から明日にかけて“情勢調査”の記事が出回ります。どんな記事出されようが「有権者に呼びかける」ことをとことん追求するしかないのでは。その先がどーであれ、先ずそれしないことには話にもなりません。文句も言ったって仕方ないし。行動で示すしかないのと違いますか。
 それにしても…今日の紫波行きはイレギュラーの面ありましたが、吉田さん、千鶴子さんのお話は皆に聞いていただきたい。そう思うものがありました。いつも以上に。選挙戦はひとつでも多く、有権者と「接する機会増やす」ことが重要です。
 ま、自分の行動がオーバースペックなのは分かっていますが、09年来で一番調子いい部分もありますので。油断は禁物で、穴空けないように気をつけますが、その中で目一杯動きます。
 別エントリで「米軍ヘリ墜落」の件について触れます。

※総選挙については特設カテゴリを置いています。

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総選挙2017―一本化強要者など反共の視点から語られる選択肢の排除。それをはね除けるのは行動次第。

 今晩は。朝夕の冷え込みも大分進みましたね。そんな中で総選挙も始まりました。最推薦政党を日本共産党+市民&立憲野党共闘に置き、その立ち位置から発言しますが、前提として「一人でも多くの人が投票行動を起こす」ことを願うものです。しばしお付き合いよろしくお願いします。

◇世の中善人ばりでないのは、これでも40年生きていますからね、分かりますが、善人悪人を越えた「社会性」の部分見てみたらどうか。小市民根性も「自分を守る」部分ではいいか知らないが、生きる土台壊される場面でも小市民根性だけでいいのか。単純な図式だけで生きられんよ。

◇「ツイート消すなチキン!記録残せ!」というお言葉いただきました。

 記録に残す価値もないのと、正直様々な部分汚すので、「チキン!」「無能」「非正規(※発言者は“正社員至上主義”で侮蔑的に利用)」etc…私一人泥かぶって消去します。

◇さて、本題。

 以前、一本化強要論に絡んで「共産党も“弱者奉仕”をやめて、そういう階層を切り棄てて広い層の側につけ」と言われたことがありました。

 頭ポリカリするしかないですね。

 んじゃなんだ、そこら辺の人は“死ね”と?というと「ジコセキニン」言うしな。

 社会福祉制度が、2000年代からは切り捨ての方向でのみ力学が働いているのですが、その際に「社会保障対象者に対する攻撃」とセットで行われている。「守られなければならない者」から「社会の敵・お荷物蔑視」に。極論言えば「そのまま死のうが構わない」図式に持っていこう、と。

 そんな意見を思い出していたときに、ひとつのWeb記事が目に着いた。

 『【言論NPO座談会】課題解決に向けた政治を目指すための一歩に〜衆議院選挙を前に考える、日本の民主主義、政党政治の現状と課題〜』

 この中で障る発言があった。

 発言者の一人『もっと二大政党制に振り切るべき。共産党がいるからリベラルはしんどい。単純小選挙区だけにすれば、共産党は音を上げてリベラルにつき、いい中道左派になる。日本はその実験がしきれてない』

 …どこからツッコミましょうかね(怒)。

 まず、『実験がしきれてない』といいますが、政治はな、実験なんて軽い言葉で片付けられない、命と生活がかかった場。それだけでも障るのに、完全小選挙区にして締め上げれば共産党が壊せるという発想に頭を抱えた。最近、そういう狙い明け透けに語る者多くない?

 思えば、70年代の革新の伸長に恐れをなして、その瓦解を目的に動き始めたのが80年代。しかし資本主義の矛盾が市民労働者に叩きつけられる事象は止まらないし、たたかいの中に共産党がいて、潰されることはなかった。疎ましくて潰したいという願望はあるでしょうね。共産党共産党のままでの存続するために、現行の力関係と選挙制度を勘案したら「比例での議席獲得」に活路見いだすでしょうし、存在を示して展望持ち続けるには小選挙区でも戦う必要も。戦わなければどうなるかは、別政党が力を失っていった様子見るだけでいい。

 抵抗する力を失わせてから息の根を止め、「選択肢」から抹殺する―安倍政権になってから「国家が市民を締め付ける」系統の法律、さんざ作りましたね。同時にネトサポのような謀略組織も使って「空気」を作る。それらの行動は、みな「選択肢抹殺」につながっています。今回の選挙協力破壊もしかり。これで「現行多数派の持つ欠点から社会を変える」現権力者がいやがる行為をするリソース・労力が削がれました。誰が得をし、誰がしんどい思いをしたか見るだけで証拠は充分でしょ。

 そこへ持ってきて「単純小選挙区共産党なくせ(趣旨)」。「いい中道左派言っているから悪い意味じゃない」と擁護が聞こえてきそうですが、善意なら余計に性質悪い。何をどうしたって「共産党は無くす」言っているから。「結社の自由」憲法持ち出すまでもなく「何様だ」しか。

 ご生憎様、目標地点は「海流改良資本主義社会」に止まりません。その先見るけど進み案配は議会制民主主義に表る民意をで決めるもの(多数者革命)。そこから現時点ではどう動くか…で行動してるわけで、その意をもって形成する団体を実験ごときで壊されてたまるかっての。そんなこんなもあり、始まった選挙戦。情勢記事が出たり、戦略的投票云々記述あったりしますが、資本主義の欠点・それを乗り越える立ち位置を持つ共産党の伸長無しに打開は図れない。それ込みで市民側に立った野党勢力の伸長を―そういう視点で私は動きます。

 7月の東京都議選では二つの構図が見えましたね。

 ひとつは「自公+補完勢力」が圧倒的な比率をしめる議会構成。

 もうひとつは市民が動いて「自称賢者様の御見立て」をぶっ壊す成果をあげたこと。とりわけ「予想5」の共産党の19議席

 今回もそれ以上といきましょう。

◇選挙活動、仕事、家の庶務、そして、生存するための体のメンテナンス。これらをしながら、力の集中必要な選挙に取り組みます。今日(10日)も拙稿、お読みいただきありがとうございました。

至総選挙2017 一本化強要論&通りかかった畑とスーパーを見て−「存在すること」が肯定される社会に。最推薦は市民+共産党はじめ立憲野党に。

 今晩は。

 あっという間に総選挙始まる日になりました。野党共闘壊されて、再構築して、全国的に選択肢を提供できるまでに作り上げました。この間動かれた皆様、本当にお疲れさまです。

 しかし、一方で「勝馬乗り」に踊った人が噴き上がり、先祖がえりを果たしたのが…。それまでの「強要」の失敗から、市民側に立った勢力を大きな塊で形成するために、市民運動の仲介者を立てて野党共闘を形成するために、動きが作られましたが、小池百合子氏勢力の“撒き餌”につられて民進分断、そして「強要論」復活。積み上げんのは難しいが壊すのは簡単だな、と。そんなことも言っていられないし、修復は急がないと…で、頑張られた皆様のお陰で復旧。以前は「強要」側にいた人も応対していただき。

 一方でマグマ吹き出させるがごとく反共産党の視点でモノ語る人あり。共産党は嫌いだが「金・人・票」はほしい。そう考えるがゆえに出る行動は「恫喝による服従の要求」。14年総選挙ほどではないけど、憎悪にも似た思いをぶつける人はいた。自分も散々にぶつけられた。属性など個人的なことも攻撃のネタにされて。

 今回、それが一番ひどかった者は「できるもの」には媚びへつらうが、自分よりも劣ると思った者に対しては尊大な態度をとった。正社員でない人に対してあからさまに見下した態度をとっていた。

 思いましたね。

 こんな輩と組める道理持てないな、と。

 会社とかなんとか、個々の団体ならね、そこにいる資格だなんだというのはありますよ。でもね、それと同じ感覚を「社会一般」に持ってくるな。=して「政治」に持ち込むな。

 自民党、交代しても「自民党」じゃ意味ないの。

 弱肉強食の次が「弱肉強食」じゃ意味ないの。

 一本化強要者は「安倍政権を変える事が必要」という。

 次に言い出すのは「勝てる者」…つまり今の「多数派」に近い者を立てろ、と。

 「俺たちの要求叶える手だてをとれ」言えば「それは後回しにしろ」と。

 何のことはない「美味しい所」とって代わりたいだけや。それでは納得しないから、最大公約数の共闘、模索したけど「自称賢者」の肥大した自尊欲で壊され、十年一日のごとく同じ悪罵。ようやく忘れられると思った悪夢を蘇らせてくれた者共には呪詛のひとつでもぶつけたいです。

 

 先にも述べましたが、この強要論ぶつけられた時にやたらぶつけられたのが「無能」という言葉でした。中には散々勘繰り、延々説教かます輩も。意見だけでなく、存在まで簡単に否定できる言葉、簡単に放てることに唖然としています。

 「無能、無能、無能、無能、無能、無能…」

 そこには存在することそのものの肯定が“全く”ない。なにか付加価値がなければ、存在することを認めない。これは人間関係だけじゃありませんね。別などさ(所に)も。

 最近、畑や田んぼ見ると実ーに荒れているところばかり見かけまして。「儲けられない農業なぞやめちまえ」という考えが産んだ事象。

 一方で。数年の自然災害で野菜作る環境を壊された結果、食べ物作ることもできず、作物は少なくなる、と。

 何にしても「付加価値」ついて自分等が良う見えたい、というのは有りうることでいいこと。しかし、それがない者は存在していけないような風潮にはイラつきを覚える。存在することだけでも価値はある。農業畑にしても「儲ける商品」だけでない、必要な食糧がなければどうしようもないでしょうが。

『どんな存在であろうが普通に生きさせろ!余計な苦難は要らねえ!』

 …この総選挙に限らず、うん十年政治戦に関わり続けて来た理由はそんなところです。そんなもので、その意を減退させる「戦略的投票」は嫌い。そこ越えて協力を、というなら「そうさせる見返り」ぐらいは要求します。身もふたもありませんが。

 ギブアンドテイクすら知らないで、ただ頭を垂れさせ、服従することのみを要求する行為は、それが民族など差別主義者であれ、一本化強要者であれ、安倍政権であれ認められない。信頼してかの勢力と渡り合う議員を送り出したいと考えるものです。

 この視点を鑑みて、最推薦者…以下の通りにします(敬称略)。

 ▽比例区日本共産党

 ▽岩手1区→共産党・吉田恭子

 続いて推挙者。

 ▽岩手3区→無所属・小沢一郎(自民藤原を完全に落とすため)

 ▽岩手2区は指定しません。棄権せずに投票行ってください。

 ここ数日「強要者の人間性を問う」主旨で共闘論が記述の中心となり、なかなか政策に踏み込めませんでしたが、まず明日からスタート。リタイアせずに完走して目標達するように努めます。

 お付き合いいただきありがとうございました。

至総選挙2017―共闘行動の積み上げ壊す「俺が俺が」の賢者様。彼らの見下し感入ったかき回しには付き合わない。

※今記事は7〜9日の間にあった「一本化強要者」な行動について触れています。

野党共闘。ただでさえ繊細な取り組みが必要だった所に前原氏による破壊行為があり、それを市民と野党間で急ピッチで回復させている所に、空気どころか人の道すら知らない人が「立候補表明→『俺を統一候補にしろ』」。

 東京21の天木直人氏。

 大阪12区藤島利久氏。

 ふざけるな。

 天木氏、藤島氏が立候補するのはご自由。しかし、それまで取り組まれていた共闘の取り組みには一切関わらないで別な所にいた二人が、支持者も含めて突然「俺が立候補するから野党統一候補は俺にしろ」とは虫良すぎませんか。

◇一本化強要者について、いくつか悪いクセが。例えば「既存の票読み」に目線が行き「新たな支持の開拓に目が行き届かない」。

 安倍政権既支持者に問いかけたか?

 無投票者層に働きかけたか?

 私の知っているところは、そーいう掘り起こす作業を何十年も続けてきた。軍師面やめて現場に出てけらい。まして得票差が三桁の選挙区で「共産党が降りていれば〜」…そこまで行ったらあとは自力でしょう。そこまで甘えるな。

◇…と、述べている所に、次から次と面白くもないニュース入ってくると精神衛生に悪いわ。

 「前原氏 立憲民主と協力」

 …キレましたよ。

 何なん、このお方は。

◇ここまで「一本化強要者」「共闘破壊者」に対しては厳しい言を吐きました。

 しかし、立憲野党の共闘に動かれている皆様には頭が下がる思いでいます。これまでに比べればハードルが下がったとはいえ簡単でないのも事実です。まだ協議中の所も。気分よく戦いたいものです。

―ここまで8日記述。一晩明けて―

 総選挙、共闘の進み案配で言えば、絶望的な破壊行為があったけど、しっかりと形成し直せているとも見ています。それでも尚壊しにかかるのは「増上慢の“自称賢者”」。大阪12藤島、東京21天木、拙稿に絡むmamoru_shiori3氏が代表例。

 「金と人と票を吸い上げきったらさっさと捨てろ」…嫌いでも今回は手を組もうとする勢力にそんな言い方あるか。しかも見えるような書き方で。

 政党とかなんとかでない。人間性の問題ですよ。

 それとも何でしょうか。

 今回は「裏自民・補完勢力」で叩けないからとにかく自分等の優位性を保持するための難癖ですか。勘弁していただきたい。

◇「降りろゝ」と迫る行為に、「0と1の違い」を思い出した。

 「全部下りろ」言う人は、全部下ろして0になった後、0から1に戻すだけでもどれだけ大変かわかってない。ある県が県議失って、その間に河村たかしみたいな者に荒らされ、壊されたものも多々あり、深い傷負った地域も。

 「共闘は増えたが共社は…」にさせてわんない。自分の“賢さ”をたてに「ある勢力は全部下ろせ」と。それに付随して薄汚い言葉を吐きまくると。それでも「比例は投票していい」と言えるのは何なんでしょうね。「自分は施しもしてやっている」という全能感でしょうか。

◇そういう方々は「愚者で役立たずはおとなしく消えてくれ」と往々にいい募る。

 言うこと聞かないやつは黙るまで追い詰める。

 そのくせ「目上」にはへえこら…。

 俺は自身を一番下に見ているか、誰かを見下すマネはできないが、虚仮にする者には思いきり噛みつく。みっともなくても。

◇一本化の議論で「共産党は勝てない(何故か社民党は入れない)!裏自民!補完勢力!候補下げろ!支持者も上に逆らえ!」などと立て続けにやられると、ヒステリー起こした上位者に果てなく往復ビンタかまされている気分になりますがね…。嫌だ言えば更に叩く強さを上げる。そういうの止められないか。

 

◇私は共産党支持者ですが、「一本化強要論」で無体な態度がひどく出ている場面では社民党のカバーに入ることも辞しません。元々多様な人が集まって事を為そうとする場面で「くさす」行為を許したくない、という主旨です。

 「勝てそうな候補に力を集める」のを選挙区はおろか、比例区でも“徹底”するあまりに、その記事を見終わってみたら「社民党の投票していい箇所」が沖縄2区しかなかった、という記事がありました。それは「共闘」じゃなくて、「併合」だろ。ふざけた態度取るのはやめて。

 どなたかおっしゃられていましたが、調整がついたところでは共産党は素直に降りた。本来なら「強行擁立」だってあっておかしくないが「市民連合」など、市民運動の仲介もあり一緒に行動した仲間の意思を生かすためにとった行動です。つかなかったのは相応の理由あるんでしょ。もう半日経てば選挙始まるし、じたばたしたくないからあまりでかくは言いませんが、選挙協力がかたまったあとに、共闘内の大勢力当事者が不用意な発言をしているという話も伝え聞きます。共同体を壊すような行動は厳に慎むことを願うものです。