12年の安倍政権復活以来幅を利かせている考えが。「自公連立政権&維新がやっているものは日本人のためになること」「それに反するものは反日行為」がそれ。愛国心を「言った者勝ち」にさせられていると言った方が簡単でしょうか。
そもそもとして、いくら選挙で多数を得ているからといっても、自公政権の考え方はあくまでも「日本の中にある考え方の一つ」であって、本来はそれ以上でもそれ以下でもないはずです。ところが、「多数を得ている=日本人の考え」というものに支配されて、先に述べたことが定例化させられているのが現状で残念な話です。
選挙戦でも立法府である国会にどのような考え方の人を置くのかを決める、というだけなものを「言った者勝ちの愛国気取り」が場の雰囲気を塗りつぶしてしまっている。