池内さおりさんが受けた暴力、更に報道機関によるコピペ記事+身勝手な解釈の拡散+二次被害誘引。一部の媒体は形のみとはいえ謝罪して記事を取り消しましたが、大方はほったらかしです。SNSの記述を貼りつけるだけの記事を「こたつ記事(〜に入りながら手先ひとつで記事をつくる、の意味?)」とネーミングされていたのははじめて知りましたが、何にしろ酷いものでした。
一連の議論中で度々出てきたワードに「悪いことなら警察に通報すればぁ」というのが。警察にねえ…警察が関わるとなると何がどーしたって「面倒」なりますね。もうひとつ語るとすれば、この手の発言の醜悪さ。「オマエハ〜〜ニ文句アルヨウダガ、ソレダッタラ俺ノイウ〜〜ガデキルハズダ。ソレガデキナイノナラ文句イウナ」、と。ま、体のいい「トーンポリシング」でしかないです。
何でもかんでも説明書通り『正解』だけできるものか。ましてそれ盾に「愚行の正当化」すんな。
そこに萩生田文科大臣の「品のいい発言を」ですか。これにしても所詮は「黙らせたい」でしかない。ギリギリの状態になった人に「そんなのでは通用しませんよお上品に」語られても吐き気しか覚えない。多数派かつ強者にしなだれて生きる分にゃ楽に生きられるのでしょうが、そうでない人もいるわけだし、まして沈黙の強要に与したくない。そればかり述べておきます。
おつきあいいただきありがとうございました。