つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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人権ないがしろにされてバカ見る社会に…ならば取り戻すために「声をあげる」。

 今まで社会活動・政治に関わって、政策で対峙することは当然にありましたが、いまでは「一人間としてどうなのや」って物事が多くなりました。先頃の池内沙織さんに対するバッシングの件に関してもそうです。

 拙稿では他者のSNSをコピペするような記事の作り方に疑問を呈してきたのですが、そもそもとして池内さんがくらった暴力ですか。被害を訴える発言に対して「お前だって悪いじゃん」といい、些細な瑕疵を見つけ出しては、それもって叩く。いわゆる二次被害・加害ですね。その醜さというのを目の当たりに。

 こういう醜さにすっかり慣れてしまって、「『正義』が嫌い」とか「あれは嫌い」が過剰に作用し、本来なら叩かれるべきでないものまで叩かれてしまう。そういうの繰り返してきた結果、強者でない人に優しくない社会になってしまいました。

 それはイコールで生きづらい社会を生むことにも。「黙って唯々諾々従ってれば楽に生きられるものを」という言葉、ぶつけることも少なからずありますが、そうした結果どうなりましたか。今のようなバッシングされっぱなしじゃないですか。今まで沈黙を強要されてきた人が、今は黙らなくなった。なぜ黙らなくなったかといえば「ゆるくない状況を改善してほしいから」声をあげるようになったのです。

 それをことさらに踏みつけるような態度は許さずに、おかしいことはおかしい思える社会にしていかな、と思います。

 おつきあいいただき、ありがとうございました。