私が表現としての「物書き」をはじめてから30ウン年経ちました。拙稿をもって収入を得るという行為はなくとも、拙稿をもとに何かを伝えるという行為をずっとし続けてきた。ニュートラルで行動するということはありませんが、踏まえなければならないものはある、という認識はもって記事を書いてきました。
先週2つ、郷土に関係する記事が流れてきました。同一のテーマで。片方は結構突っ込んで書いていましたが、職業人が相手でない部分の弁えを知る一文でした。
が、もうひとつは何ですかね。
「興味関心認識は応える一文」ではあったのでしょうが、その一文は発達途中の非職業人を相手に書いていいものか。もっと馬鹿正直に言えば、対象者の人間関係やらなんやらぶっ壊してまで原稿料が欲しいのか。
物事はやればそれなりの反応が出るのは当然ですが、どーにも「裏はなし」やら「えげつねえモノ」がこの社会では望まれているようですからね。毒と言われるものも、致死量に至らなければ上手いものでしょうが、越えれば死ぬし、そうでなくともじわじわと効く。それを考えて毒吐きなはれ、と思うものです。
おつきあいいただきありがとうございました。