…前回2015年の統一地方選挙後、特に関東地方の議会で少数勢力に対する締めつけが強くなり、神奈川県議会では共産党の発言権を除去しようという策動も起こりました。神奈川の策動はなんとか止めることができましたが、全般的に見た場合多数派がより強力に、非多数派は必要以上に権利が削られる。そういうのがここ数年ずっと続けられてきました。
今回取り上げた坂戸市の一件は、「野党の力をまだ削り足りない、と思う勢力がしかけたもの。狙いはなんですかね、「少しでも他数者が不利になる状況を削り取る」、あるいは「野党のチェック機能を潰す」、こんなところでしょうか。更に言えば「いまなら神奈川の時のように反撃を食らわない、『何をしても擁護してもらえる』」とでも思っているのでしょうね。
「抵抗スルト不快感ガ掻キ立テラレル。ダマッテイレバ傷口ハ少クテスム。抵抗ハヤメルンダ」―こう言いくるめにも来るでしょうが、くそふざけた「時代の趨勢」とやらに服従させられる気はありません。坂戸市議会で起きている策動は叩き潰すことを呼びかけまして項を終わります。