つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「図書館の個人情報警察へ提供」「拉致解決のため『改憲・戦争』容認」「入管行政抗議の意思に『被害者面』」―「誰かに気に入られるため」が基礎の愚行に異議申します。

 20日Twitterタイムライン、ざっと眺めただけで3つもろくずくない(=ろくでもない)記述が。

 ひとつ。北海道苫小牧市の図書館による「令状無しで警察に個人情報提供」。

 ひとつ。鳥取県米子市長による「拉致解決のためなら改憲・軍事行動」容認。

 ひとつ。非人道待遇で批判されてる東京入管が“落書”利用して「被害者面」。

 底は抜けると、とことん行きますね。

 図書館の個人情報は、そこから「傾向」得ることもできるのだから厳しく制限されなければならないのに図書館自ら渡しに行く。米子市長の発言は、拉致問題解決に結ばないばかりか北東アジア融和の流れを妨害する行為。後出しの言い訳含めて怒りしか覚えない。入管の行為に至っては行為そのものと、行為が招こうとしているものと二重の悪意を感じるもの。前者は収容者・抗議者に対するネガティブキャンペーン。後者は前者の行為に対するカウンターを予期して「カウンターをぶっ叩く“味方”の募集」。

 ほんに。もう一回言いますが「底は抜けるととことん行きますね」。こんなん報道が毎日。いまや、権力を行使する箇所は「最高実力者」の顔色をうかがい、その影響力をうかがわなければならないものになりましたか。以前、元官僚の前川氏が話していたことで深く突き刺さったのが「それまではどんな人が総理になっても各々の省庁のスタンスがあったが、いまでは人事が内閣(安倍政権)に握られて、安倍政権に都合のいい状態になっている(主旨)」という話。前川氏の話は官僚・省庁の部分でしたが、それが地方行政の隅々にまで行き渡らせようとしている様子に、強い危惧を覚えます。

 ある種、権力の部分は強力に握っている今の権力者、それでも「従わない者を潰す」行為にかなり精を出しています。ま、以前「ひっくり返された」ことがありましたからね。その可能性があること自体に恐怖心覚えているのでしょう。一種の拘禁状態に陥ってるのでとっとと解放させてやるとしますか。ウン十年以上前の惨劇になる前に。

 過日の社会福祉関係者に対する攻撃でもそうですが、自分自身が攻撃する側にいるときは「苦しさ」忘れるのでしょう。しかし、逃げ場の無い人はどーすんですかね。逃がし方を知らない人は自分を殺すか、他人を殺す。苦しさに耐えられる量には限度もあるからそれ踏まえたらどう立ち振舞えばいいか、わかるのと違いますか。以上述べて項を終わります。おつきあいいただきありがとうございました。