つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

5年の増長の成果−反対意見自体を蔑視する社会に/韓国人刺傷事件。ヘイトクライムにたどり着かせた重さを。

 今晩は。今日も拙稿お付き合いよろしくお願いします。

◇まずは報告を。

 今日はJFLリーグ戦の「コバルトーレ女川ラインメール青森」を見に女川・石巻を見に行く予定を立て、実際登米市まで移動し自動車道に乗るところまで行きましたが、花粉症の症状が出、更に状況悪化が見込まれるので観戦を断念しました。詳細は野球情報局(@benitoh96_bb)サイドにて記します。

◇先日の安倍政権退陣を求めるデモに参加者15,000人。万単位の人に起意していただくのは簡単ではありません。行動された皆様、お疲れ様です。

 もう少し前のデモの時にもいましたが「一億人いる日本人で1万人くらいおかしいのも出る」等とのべられる方。己が何を語っているかを考えなさい。

 行動した人は東京一ヶ所だけでないし

 デモ参加者以外は全員が安倍政権支持というわけでない

 更に…「一億分の一“程度”」等という言い方に込められた攻撃性に怖さをおぼえるものですが。天安門事件の中国責任者も似たこと言いましたね。

 いまの“主流”に対して、デモなどで行動するじゃないですか。そうすると「〜の行動は迷惑だ」からはじまって、しまいには「そんなに悔しかったら選挙で勝てぇばぁ」というご意見がセットで叩きつけられますが

(1)選挙だけが全てか

(2)選挙間、非与党は沈黙していろ

 とでも。選挙間野党は黙っていて、選挙のときだけ出てきたところで今度は「何選挙のときだけしゃしゃり出て普段は何しているんでつか」と語るでしょうよ。アンチ野党の方々は。選択肢で居続けるような存在でいるためには普段から活動してにゃわんないの。

自民党ネトサポの心得で至る所に出てくるのが「野党の足を止めさせる・行動は陳腐化させる」→「安倍さんしかいないと思わせる」。それを5年も、しかもなまじっか成功させてしまっているのでもはや中毒の域になってしまっている。何で反対意見が存在するのかも考えられなくなった、というのは重いですよ。とりあえず以上です。

◇帰宅してからだ休めるのが精一杯で、記述は薄めにしています。クシャミこんこんはいいとして、肺が疲れて。明日ちょうど病院の日なので見てもらいます。

 ただ、どうしても見逃せない出来事がひとつ、大阪の朝鮮人刃傷事件。

 甘い認識はもう許されない。

 00年代半ばからの「苛政をごまかし、標的を他に向けるため」に近隣の国々を蔑視する傾向が見え、「在日特権」を標榜する在特会などヘイトを言い放つ集団が闊歩。安倍政権の誕生が彼らを勢いづかせ、生活圏に乗り込んでの威圧などが、近年の信組放火や総連銃撃の事件を生んできました。

「同じアジア人見分けつかない」「突発犯だから問題ない」―では済みませんね。容疑者が韓国語を聞き取って犯行に及んだのでは、という報道もあります。いずれ、かつての愚行を鑑みて民族差別はやめよう、という反省をひとつひとつ蹴飛ばしてヘイトが拡大されてしまいました。その到達点がこれです。

 とうとう「韓国・朝鮮人なら殺傷してもいい」までたどり着かせてしまいました。この重大性を認識いただきまして、押し返していくことが必要です。ヘイト思考の延長に、戦争引き起こす危険性があります。ご高察をお願いして、今日の当方記述終わります。お付き合いありがとうございました。

※JFLコバルトーレ女川高校野球花巻東の記述は別アカウント(@benitoh96_bb)で行います。