つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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至るところで力任せの「反対派押さえつけ」が横行。元Jリーグチェアマン川渕三郎氏までその輪に。

 今日は。今日も記事製作お付き合いよろしくお願いします。

◇『立憲民主党の「まっとうな政治ってなに」に寄せられた『理想の野党と現実の野党』と題した風刺漫画が話題に honmotakeshi.com』

→ひとことで言えば、作者の無知が現れている、野党叩きをしたい人への自慰行為材料提供でしかありません。『手前の嫌いな野党叩き』にいそしむのはご勝手に、と思ってきましたが、それだけで片付けられない発言もどんどん出てきて。

 例えば「デモは暴力・テロ行為」。一部の熱くなった人の…ではない。デモそのものが「選挙で表された民意を踏みつけるもの」だという。何だ、多数者に服従しろ、というのか?

「選挙で勝った勢力が次の選挙まで支配できる。負けた勢力は黙れ、抵抗するな。悔しかったら次の選挙勝て」…ね。「負けた勢力」をずっと負けさせ続ける手段なんですね。

 「黙れ、抵抗するな」=世の中に“勝った勢力”以外の存在を示せないトーンポリシング。誰が乗るか。

 で、迷惑防止条例に嬉々として賛同する方と今回の不勉強丸出しのマンガで嬉々とする方は重なります。重なる共通項は「反安倍政権の野党嫌い」。それはそれで結構ですが、その“毒”も認識しはじめた方がいいかと思います。

ジャパンビバレッジの組合員に対する不当労働行為。別件で「痛い目」にあったことに対する仕返し?にしても不当労働行為と認識してなお喧嘩を吹っ掛けてくるなら相応の目にあっていただきましょうか。

 で、反左翼、反労組の観点からジャパンビバレッジ擁護に加わる面々が。

 曰く「労組は会社に認められた組合か」

 曰く「労組は従業員の多数を代表する組合か」

 曰く「個人加盟の労働組合は“違法”」

 個人加盟の労働組合の存在を知らない人多いし、その形態の労組を特に毛嫌いする方も少なくないのでしょうが、黙らせようとするのに必死な様子には嗤いしか起きません。

 個人加盟の労働組合については使用者の立場からの批判本も出ていますが、そもそも、会社単位の労働組合では拾いきれない労働者の難儀をどうにかしよう、て所から始まったのが個人加盟…ユニオン、とも言われますね。「非正規労働者への対応が鈍い」と批判される労働組合ですが、こうして広く対応しようとしています。「無知のままならいくらでも使い潰せる対象に知恵をつけさせるな」という攻撃には抗い続けます。

 

◇意に沿わぬ勢力を痛めつける先頭に立つ人いますね。特に政治家に。該当政治家の発言に、その“応援者”が乗ってばーっと蹴りつけに走る。しかも「反撃能力の低い」対象を狙い行きますね。えげつなく。

 では「反撃能力の低い」人らは黙って蹴られ続けます?

 断じて、否。

 但し。

 自身(の属性)に向けられた副重の攻撃に対する処理がうまく行かず「それはやったらアカンやろ」という言説で“返す”方も、残念ながらいます。現に、議員のご家族に言及した人は逮捕されましたね。そこまで行ってしまうと「復讐の連鎖」になってしまいます。バカ見るの自分です。

 杉田水脈議員の社会保障受給者に対する憎悪のこもった攻撃には、些かなんて言葉ではぬるいくらいぶちギレていますし、和田・足立議員の挑発的な言辞には一々に引っ掛かるものはあります。

 しかし、危害を加えよう、とまでは思いません。バカくさいですよ。こんなんに時間奪われるのは。

 それに、主張の差異以外は月並みに人間であるのには変わらないでしょうから。自分等に刃突きつけている部分については厳しく対峙しますが、そこを越えて攻撃的になる気もありません。疲れる。それに、そうやってガンガン他人蹴りつけている代償は来るでしょうから。願望でなく。

 私も八方美人(不細工な面でやかましいという抗議は受け付けません)気味の性格していますが、八方美人ってのは「みんな好き」にならんでもいいわけですよ。

 余計な敵を作らなければいいだけで。杉田、和田、足立氏らはその観点で言うと大分足場崩してますよ。今は都合よく持ち上げられてチヤホヤされていますが、都合悪くなればどう扱われるかは籠池夫妻や佐川氏を見ればわかると思います。

 肩書き無しの自分自身で見られて恥ずかしくない人生歩むしかないですよ。ほんに。俺はそれしかできねえ(笑)。

◇記述終えようとしたところに川淵三郎氏の「政権批判者批判」。その発言の基が「上品な差別主義者」、さらには批判が巻き起こると「放っといてくれ」…。日本のスポーツトップリーグをまとめる方のとる態度とは言い難いですね。それらの競技にどんぐらいの人関わっていると?

 ひとつ、ふたつのスポーツじゃない。「トップリーグ機構」。複数のスポーツを横断する組織の会長。その立場にいる人が、あからさまに与党の肩を持ってしまった。ま、“距離”は近いかもしれませんが、それにしてもです。各スポーツ界で「そうでない人」が居辛くならなきゃいいですが。

 俺一番嫌なもの来ましたよ。こうしてグラウンド外のことを持ち込まれて「政治力」にグラウンド上まで引きずられるのはごめんですよ。これが全スポーツ横断的にやられたらたまりません。その内踏み絵踏まされますかね。そこまでいったら「踏み絵経なければできない」ところとはおさらばです。川淵氏がそこまでは愚かと思いませんが、日本社会の「平準」が狂わされていますから、不安と警戒くらいは持っていいのと違いますか。

 川淵氏も…当初のツイートのみで以降何もしなければいいのを、堀義人氏の誘導もありましたが「追撃」したのはいただけません。これで亀裂生じさせた。どこまで拡大するか知りませんが、とりあえず出るのはため息ばかりです。これ以上の悪化ならないよう願うだけです。

◇後記的に。すみません、こんなの目にすると「他人事」でなくなるのですよ。日本のスポーツ界もいくつかの部分で揉めましたよね。協会の“分裂”やら、代表選出の透明制とか。

 それらの“あるある”として「権力強者が協会を支配し引きずり回す」。それ以外には居辛いものに。ある競技する際に、環境が合わないからチームを変える、てのはよくありますね。しかし、競技の連盟を選ぶことはできない(この場合は国単位で存在する連盟、という意味)。

 そこの責任者クラスが「ある箇所以外居辛くなる」ようなことしないでくださいな。ただでさえの右傾化やら経済強者至上主義に持ってきて、いじめっこ的付和雷同が幅を利かす事態になり、平均値がそうだからと崩れる人もいますが、何とかこらえ続けますか、当方は。

 拙稿、お付き合いいただきありがとうございました。