今日は。夕方に波長長い地震が起きて嫌な感じを思い出しました。長い地球の歴史で見れば、度々起きる地震の活発期なのでしょうが、その一瞬一瞬しか場にいない人間にとっては長い時間この状況と同居します。災害時対応の想像は怠りなく、ですね。
◇毎週ごとに何のかの所用が入りまして、日曜日は労働組合の総会があり盛岡に来ていました。労働組合の組織率が2割を超えない組織率にされているのが現状ですが、何をどうしたって存在する「雇用者と被雇用者との実力差」を考えれば、雇用者・経営者側に強力な権限を持って当たれる労働組合の復権なくして社会の変化はありません。私の加盟している組合でも「力量強化のペースを早める」必要があるな、と感じさせられています。
労働法制は既得権益、岩盤規制は打ち砕く−等と粋がり、経営者サイドの言うがままに労働者不利にねじ曲げてくれた。力を持って「法制・組合」両面から無力化を狙ってくる。その内「労組権限の縮小」も来ますかね。アメリカではそーいうのもやられていると聞きますし。
しかし、長年の運動で経営者側も認識せざるを得ない所まで持っていって、労働条件の向上ってなされたわけじゃないですか。
それを根っこから壊す気か。
私が入っているのは個人加盟の労働組合。会社に組合がなくて大変な状況に置かれる労働者に対応しやすい形態を持ちます。利点生かして頑張りたいです。
◇LGBTの話。今日も谷川とむが「趣味」と言い放つなど、杉田水脈発言の援護が後を絶ちません。谷川の場合は国家主義的な思考をより露にしている分性質悪いものがあります。
私も偉そうなことを言う割りには、LGBT…同性愛、て言われていた頃はあまりいい感情を持っていませんでしたが、実際を知ることで「誰と信頼関係を築き、パートナーシップを結んで生きるかは個人の選択、それは尊重しましょ」とまで考えられるようになりました。
いまLGBTの方々が要求していることは、男女間の婚姻で認められている制度などを多様な形態にも認めて、という話です。現状LGBTの方に充てられている社会保障制度は「体と心の性的ギャップ解消のための外形的処置」が主で、LGBTの方々がそのままの状態で生きやすくする制度は作られていない、という指摘もあります。
杉田や谷川など一連の日本会議派議員の発言には「お前らに付き合ってる暇はねえ」としか言い様ありません。「この道しかない」とは安倍政権がよく使う言い方ですが、自身の選挙スローガン以外に使うな息苦しい、と述べて、ひとまず締めます。
今日はこの間アップしきれていなかった記事二題をお伝えしました。長文お付き合いありがとうございました。