つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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至総選挙2017-国会解散。民進、希望勢力の連携からよみがえってしまった「一本化強要論」。本筋は何か。

 今晩は。

 ツイッターですが、水曜日に18時間、今日未明から1週間のアカウントロックを食らいました。噴き返してきた「選挙協力一本化強要論(以下一本化強要論)」の議論の中で「ルール違反」という裁定。特に二回目についてのそれは言いがかり的な報告で、異議を申し立てていますがあまりあてにしません。幸いブログ、Facebookまでは影響かぶっていませんので記述は続けて参ります。

 

 民進党が分解、小池百合子東京都知事が率いる「希望の党」に移籍する、という報道がなされています。戦争法や共謀罪廃止などで野党共闘し、政権を変えようという動きを壊すもので、それをトップダウンで決めたことに強い批判が起きています。

 そこに持ってきて、「悪魔と手をつないででも政権交代」と動き出す方が。最初に触れた「一本化強要論」があっという間に戻ってきてしまいました。市民&野党共同で進めた2年間は沈黙をし、その間のうっ積を晴らすがごとく「嫌いだが(表現自粛)」と語る人も。

 そこら辺のゴチャゴチャが嫌だから、いまの市民連合などが仲介して協力するスタイルになったはずです。その間野党各党…ことに共産党がそれまでの方針を変えて対応をしてきた。

 

 変わっていないのは、共産党にだけ(今回は社民・市民連合も加わりそうですが)「降りろ、金と人は出せ」と要求する「一本化強要論」者ではないですか。そのあまりもの変わりなさに驚きを禁じ得ません。

 

 昨日、「一本化強要者」の行動の吐き気催す一端を。

 今回彼らが旗印にしようとしている小池百合子氏。注目を集める問題では「市井の民意に応える」ふりはしますが、基本的にはタカ派日本会議の潮流の人。過日の関東大震災朝鮮人虐殺慰霊を拒否し、直後から朝鮮をルーツに持つ人に対する憎悪を引き起こさせたような人です。野党共闘の約束事にも加われる要素はありません。

 ところが…小池百合子氏を正当化するあまりに市民連合の取り組みは虚仮にする、朝鮮人虐殺についても「触れる人はイタイよね」と。とっている行動が差別主義者と変わりません。目眩起こしました。「そんなんで片付けられるようなものなんか」と疑問に。

 ここら辺も含め小選挙区の選挙が持つ「非寛容性」思い知らされます。小選挙区は民意の集約。多様にある民意を一番多く集めた人だけが立法府に関われる。多数派には優しい制度ですが、少数派にとってはその思いを立法府に上げるにはハードルが高くなる形式。制度が持つ「容赦のなさ」という性格が、覆ってないか…共闘論で荒れる度に思わされます。

 

 衆議院立法府の選挙。

 元々選挙は、自分の意を議員を通じて議会にに反映させる、そういう人を選ぶ場。その意を断ち切らせて違う人に持って行かせようとするなら、ある程度の約束事をすること。近年の野党+市民共闘でようやくそれができるようになったかと思いましたが、その流れも押し戻されることになったのは悔しい。

 それでも、2年間その道で歩んだのは無為でなく。

 3年前、5年前は「黙って降りろ」と言っていた方が、その後三年間の取り組みを見て同じ言葉は使わなくなった方もいる。手探りしながら1+1=2だけではない協力を形成してくれた方も沢山いる。そうして積み上げた経験と信頼を基に、実際の暮らしを壊し、オトモダチだけは肥やす安倍政権を倒す。それに向けて全力で頑張る候補を「たたかいの現場」に送る。東北の比例区は定数が減りますが、大震災、諸問題で疲弊している現場と共にたたかう高橋千鶴子さん、ふなやま由美さんの活動にご注目いただきたいところです。

 あと20日あまり、どれだけ活動を広められるか分かりませんが、目標達するように歩いてまいります。

 

PS→ツイッターのアカウントロックで、久しぶりに「140字」を意識せずに記述を進めてきました。今月は自業自得の部分ありますがSNSの運営については変更を余儀なくされました。特にツイッター気軽さが売りなのはわかりますが、対応しないとツイッターに限らず言論空間、壊されてしまいますよ。

 それとは別に私の拙さは各方面から注意叱責受けました。失態は行動でしか返せないので努めます。

 お付き合いありがとうございました。