つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

鶴ヶ島市議会・福島めぐみ議員“抑圧”決議について(8月3日22時時点の記述)。

1⃣ 日本共産党鶴ヶ島市議員団及び関連機関が、福島めぐみ議員“自粛”要求決議に、当初は賛成の立ち位置にいましたが、様々な働きかけや協議を経て反対の立場で討議に参加することを明らかにしました。
 この決断に至ったことに安堵します。
 党埼玉西部地区常任委員会と党鶴ヶ島議員団は、鶴ヶ島市議会が、8月4日の臨時議会で、議員が、議員の肩書を使用して発信することの自粛を求める決議をあげようとしていることに対して、断固反対する声明を発表しました。

2⃣ 福島議員に対しての決議は明らかに異常なもので、加害者を免罪し脅迫の対象になった議員に責任を押し付けるもの。そのまま可決に持っていかれたら、同様の手段で比較少数派の行動を圧殺できるものになります。

 許されていいはずがありません。
 その一方で各議会で作り上げた ルールなり慣例があり、それを外した場合の報復などで他に取り上げている物事が不利に働く 危険性も…とも考えてしまったのでしょう。
 正直。
 全会一致での提案がされた際には“観念”もしました。
 こうなったら思いっきり「袋叩き」されても仕方ないな、と。
3⃣ ほんだども。
 諦めない人が議会全体…特に共産党議員には「こういう抑圧的な決議を共産党が賛成してはだめだ」と要求しました。
 各地の共産党議員・前議員に意見を集めた結果、これまでの議会の流れであれば、そのまま賛成せざるを得ない位置にいながらも、それでもなお反対の意思表示をさせた。
 この方向で働きかけをした方々には頭が下がる思いでいます。
4⃣ と同時に。
 「当たり前だ」のご意見もございましょうが、長年の慣習を乗り越えて反対の意思表示をした太田忠芳、小島幸広両氏と、その決断に尽力した共産党機関の方々にも頭が下がる思いでいます。
 簡単なことではないのです。
 とはいえ。
 当初この“抑圧”決議に賛成しに行ったのも事実ですので、この間の経過を改めてまとめ直した報告などをいただきたいものです。ほんのちょこっとのスキで引き込まれてしまう危険性はどこに でもありますから。
5⃣ この通り太田、小島両議員は様々な状況を認識し反対に回りましたが、その他の圧倒的な議員はこれを圧し通す姿勢でいます。最後の最後まで差別・ヘイトに屈して脅迫犯の意のままにしていいのかという意思を他議員に突きつけましょう。
6⃣ テレビ番組からポータルサイトコメント欄、さらにSNSと差別・ヘイトをぶちかます。こんな世の中で、ようやく反撃が始まりましたが、その反・反撃…逆切れも相当なものが。今日も川崎で反ヘイトで行動に出た人が負傷する案件もありました。
 今勢いの強いのはそういう言動を燃料にした参政党などですが、誰かを差別で叩き落とす行動は、最終的には最強地位にいる人しかまともな生活ができなくなる世を生みます。
 それが嫌なんで、反ヘイトの行動に立ち続けていきます。(了)