総選挙が終わって、様々な観点から反省点を見出し次の活動へと踏み出す準備を始めている状況でもあります。それは選挙が終わって3~4日程度で深まるわけがなく、一定の時間は必要なんじゃないですか。アドバイスは結構ですが、適当でないものがあればそれは批判される対象にはなります。
その中で特にひどさを見せているのが『市民連合』山口ニ郎氏の発言。特に社民党に対して解散を要求していることについては、数年前の社民党メンバー立憲民主党合流の経緯(一度は全党合流も検討されたが社民党として残る選択をした)も見ない妄言、と厳しい批判が寄せられています。中でも社民党メンバーの方と思われる人の「山口たち小選挙区制論者が作り出したこの腐った時代に、少数政党に入って活動している人たちの気持ちが分からないのならせめて黙っていろ!」は突き刺さるものがありました。
しかし、山口氏は近隣のツイートで批判に対し「無謬性の発想」「大本営発表」とそれら意見を一蹴する態度を見せました。更に山口氏の発言に引きずられて共産・社民支持者に対して「結果が出ていないことに対する単純な批判」が増幅されている状況があります。
一体何なんでしょうね。
選挙戦の根底からの反省…特に組織政党である共産党の場合は「直後の発言」ではなく、その後に行われる全組織的な会議の中で諮られるものであり、選挙直後に出される「まずお疲れ様でした」的な見解で全てなわけではないわけでしょ。表面的な字面だけ持ってきて「反省していない」「無びゅうだ」「甘やかしてる」というのは何なんでしょう。
そういう人たちは“甘やかさない”態度取ればパワハラとか言うんでしょ。実際50年前の共産党による選挙反省討議を見ると「今の時代でこれは表に出して言えないな」という言葉もあります。そこら辺の心理的負担などもあって、特に志位さんが責任者になってから現行スタイルになった。思うような結果が出なかったショックを利用して都合のいい何かに作り変えるようとするやり方というのに当事者としては面白くないものがあります。
もう一つ言えば…まあ先の記事でも書いた通り「どんな批判されようが譲れない立場がある」部分はここにも。それこそ「要求は実現するまで打診し続ける」でやっとけばいいんじゃないんですか。その行為は止めません。ただし、共産党や社民党を「立憲民主党orれいわ新鮮組のを肥やしにしてしまえという策動に関しは「断固お断り」というスタンスをとり、その類いの意見を言い続ける者には『図に乗るな』とだけ申し上げておくことにします。