８月下旬～９月上旬は社会活動の中でも関東大震災の虐殺の一件から、日本社会がある種族に向けてむき出しに憎悪・ヘイトに対して異議を申し立てる中身の記述をしています。
しかし、私はカウンターの現場に直接行くことができない。行われている箇所と遠いというのも一つですが、もう１つは不慮の事故が起きる危険性というのを考慮してのこと。良かれと思った行動がかえって足引っ張りになってしまうのなら…という部分で現場に赴けないことに申し訳なさを覚えています。
東京都の小池百合子や横浜市長の山中某のようにまるっきり対応しないという首長もいれば、千葉、埼玉両県知事は全く無視しないで発言はしている首長もいます。その両者とて０が１になったぐらいと考えますが０のままよりはいいでしょ、と。最も、千葉や埼玉で起きた虐殺というのは証拠も裁判も行われているから逃げることができない。それでさえ理屈もクソも抜きに「虐殺はなかった 朝鮮人が悪い」で片付けようとする人もいますがそれはもう論外です。
９月１日に横網町公園で行われた追悼式に、自らの集会は中止したそよ風などの極右グループが会場にやってきて「慰霊碑はいずれ壊す」という趣旨の発言をしていた。群馬県で成功体験させてしまいましたからね。慰霊碑をなくして、ついでに「朝鮮人虐殺はなかった／あったとしても朝鮮人が悪いからそういうことが起きたんだ」と話を持ってきたいのでしょうか。
この話をしてる時に噴飯ものの擁護を。虐殺の際に使われた凶器の一つが消防団が使っていた鳶口ですが、擁護しようとするあまり「鳶口なんで人間は殺せない 日本刀だって人一人切ったらボロボロになるんですよぉ」と。普段「日本刀の凄さ」をとうとうと述べている人間が、都合の悪い場面では「そんな道具では殺せない」などというのはどうなんですか。何も全て整合性取れる発言しろなんてことは言わないけど、先の２つをどう整合性とるのという部分では…という思いです。
９月６日は北海道胆振地区で震度７の地震が起きてからもはや数年なりますか。地震に感して悩まされる日本という国で、どんな震災が起きても、直接の被害もそこから派生する被害にもを「即生きることを難儀させない」社会を作っていかなきゃという意思を新たにする次第です。
おつきあいいただきましてありがとうございました。
