つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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関東大震災から97年―「虐殺」を再びやろうとする輩には厳しい指弾を。

 1923年に起きた関東大震災では10万人を越える人が犠牲になりました。この震災で出された教訓は、その後に起きた同様の災害でクリアしつつ、そんでも新しい課題もまた起きて…の繰り返しです。
 ところが、ひとつだけ教訓を否定し、あわよくば「再来」を目論む事項があります。朝鮮人など『殺してもいい』対象を蹂躙し虐殺する」行為がそれです。
 細々とした反証は別な方に任せますが、人間の弱さは非常時に表れるもので、地震直後の煽動記事やある種の意図をもった権力者の誘導で朝鮮人社会主義者が殺されたのは事実。否定論者は些細な違いを以て「全部嘘だ」語りしていますが、長い時間かけて多様な位置にいる人で検証してきた結果“極右”石原慎太郎氏でも認めざるを得ない検証結果が出たの意味を考えていただきたい。
 もうひとつ。関東大震災含む虐殺行為を教訓としてくみとったからこそ、阪神大震災東日本大震災などここ70数年の災害では虐殺案件を起こさずに済みました。しかし、東日本や広島土砂崩れ災害では尖鋭的な“愛国者”が在日外国人の殺害・危害も辞さない行動をしようとしていた件も考えると「起こさなかったのは紙一重」と認識するものです。
 社会がある種の人間は壊していいと認識し増長した結果、小池百合子による「追悼文拒否」であり、右翼団体そよ風によるヘイト集会同時開催(トラブル起こして追悼式開催不能、慰霊碑撤去狙い)をするまでに。安倍政権は退陣を表明しましたが、こういう社会を組み立てたのは安倍政権を成立させた勢力なわけで、いずれ飛ばさないとならない対象です。1日の様子は注視します。
 長文おつきあいいただきありがとうございました。