つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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俺ができなかった「子どもの育成」を為した知己。助る枠組みを築くためにただ歩く。【2023岩手県知事選】

 高校野球選手権の準々決勝が行われ、花巻東仙台育英に敗退しました。“いま高校野球やってる年代”の親ごさんは、俺の同級生あたりの年代です。

 ここウン年、社会人野球の歴史調べで古い新聞見てきましたが、「子どもは無事に育って当たり前」とは言えない環境・歴史がありました。すぐにイメージできる獰猛な動物だけが敵ではなく、中には猫が上に乗っかって窒息というのも。母が生前「そういうことは起き得ること。乳は甘い。猫だって寄ってくるのは当然の認識として気をつけていた」と。子どもの単独行動の末の事故死―水難、火事、転落―もあった。5行くらいで「どこそこの誰それ子ども〇〇〇〇が△△△で死んだ」とあっさり書かれた新聞記事の影にどんな思いがあったろうか。

 無論、いまだって存在を失うような危険な状況は起きうるわけで、生きているってことだけでも実は「運に恵まれている」こと。高校野球・競技の三年間を終える場面は、様々な状況を超えて、社会に関わる一歩寸前まで成長してきた18年の重みを感じる場面でもあります。

 育児がどれほど大変か…生きるだけで大変だった自分はついぞ経験しなかったけど、上記の経緯を経て「1人の人間が18年間無事に生きる」ことが簡単ではないのはかろうじてわかるから、それを支えた親の同年代には頭が下がる思いでいます。

 いまは社会の高度化もあり、社会に出るには高等教育(大学)ならびに実業教育(専門学校)を経る人も多い。過日の大船渡行では親御さんの負担のゆるくなさを目の当たりにしました。私はいま自分が関わっている社会活動でどこまで彼らを助る制度を作ることができるか、そういう目線を持てる人を要職につけるのも援護の一手段と考え、懸命に努めます。