つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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権力の性格と任務―すら認識できない空気は、文明すら一気に壊しにかかる―あるコメント欄を見て。

 食糧自給の話題が出るようになりました。ある箇所で「これまで農政を蔑ろにされた報復に、非常時は他者に渡さない」というコメントがありましたが、その返信に「だったら実力行使で奪い取る(※最大限に要約、そのままのは書いてダメ!)」と。しかもかなりの割合で。

 政権・権力に就くってのは、エラくて威張るためにあるのではなく、施政者としてマシに生きられる最大公約数を築くためにあるもので、それぶっとばして「ついていける者だけ偶してあとは分断して棄てる」で分断社会作ってきたのは、いまの“多数派”が選択してきた社会の所業でしょう。

 “いまの多数派”にしてみれば、“いまの比較少数派”を掃討してしまえば素晴らしい社会になるとお思いでしょうが、違う考えがあるから、多数派とて無茶は利かず、最低限「保身のためとは言えの改善」もします。それがなくなれば暴れるに任せるだけでしょ。文頭のコメント欄のように。

 「これまでの社会でどういうことが行われてきたか」がロクに学べないでいたことが、「不逮捕特権を無くせ」と無邪気に言える社会になっていることに、申し訳なさと怒りを同時に覚えるものです。先の「―しあいにつながる言動」を当たり前にする退化を許したかないので、なんとかあがきます。

 

 あがくレベルが…ですが、仕方ないそうなっているから。在るもの認識していきましょ。