つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ

です。 ランキング参加しています。 にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
人気ブログランキング

存在することの必要性―JR労組のたどった道から。

 今年に入ってから「反収奪、反貧困」の立ち位置を維持するを強く意識した記述をしています。いまはまだ利いている楔があるから抗うこともできますが、追い詰められた人間は何をするかわかりません。今まで使ってきた手法で逃げ切れない、となれば「それ以上」をためらわないのがいまの権力者。当人の姿勢とそれを甘やかす存在と併せて。

 更にもうひとつ言えば、これまでに書かれることのなかった文面が露になったこと。社会問題に関わる記事で「多数派と違う位置にいることで自身の生活に影響が出る」ようになった、との記述が。様々な手段で「ひとつの考え」に誘引する動きがあり、そこに深く絡めとられた人はそうでない存在を敵視するに至る。アンチ野党の方々が「日本の反政権はぬるい。もっと痛めつけられるのが常道」と語っていますが、この手の行為は現れたら「制動なければ多数派・他力派の重みで一気に傾く」ものです。

 2日TBSラジオ「session-22」で国鉄民営化→JR労組の行方について語られていましたが、印象的だったのが「生き残る」ために多数派に組み込まれた結果、最終的に組合自体を壊された…という話。正直、“自分”所も言われている部分ありますけどね。様々考えさせられますが、「痛覚神経のない社会」の怖さにゃ気づいて、と思います。

 自分の思考回路とは別に「良すぎる物わかり」には疑問を持っています。度々そういう方から「争うのはおろか。少数派は多数派の補助に回れ。敵対するな」言われましたが、それは結果「善意の少数派踏み潰し」になりませんか。考慮いただくことを願いまして項を終わります。