つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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ある種の安倍政権支持者に。

 権力者がその意に任せて権力を振るい、それについてこれない者は切り棄てられるという物事の進め方がどれだけ害を与えてきたか―近隣で目立つのは大阪維新―、それが見えるから「多数者の意思を獲得しての改革・革命」が正道か、と思ってきた。“おだぢバカ”はともかく、そうでなければむやみやたらに一般の有権者を蹴り出すような行為はするな、と考え、行動してきました。
 ここ数年の安倍政権下、いわゆるネットサポーターがSNSの社会をかき回し「安倍政権以外の存在を認めない」空気を作っていても、叩くのはその意識的先導者のみで、それに煽られたイチイチの人まで叩くのはよそうと思ってきました。

 ナチスドイツのT4作戦ってありましたね。障害者などを虐殺した法律。数年間施行されてT4自体は停止されましたが、その間に振り撒かれた「権力者・多数者に不都合な存在は殺してもいい」という思考回路は後のユダヤ人虐殺につながり、さらに言えばその返礼としての連合軍ドイツ人民虐殺にもつながりました。この経緯を「T4作戦の野良化」と呼ぶ方もいます。
 いま、自民ネットサポーターがとっている態度―野党・左翼の総否定、続けられて7年になりますか。これも「野良化」が始まっている節が見えます。「ここまで“殴る”対象にするのか」と思われる意見も見えまして、気分よくなって実利も得ればのめり込みもする。最近聞いた話では「更に怒らせて“釣らせ”れば報酬アップ」なんてのもあるから余計に挑発じみた言動に出てきますが、その分だけ社会が壊されることを考えてみてはどうでしょうか。
 こっちの方でも「野良化」は始まっている。いまは触法行為の寸前で止まっていますが、いつ白色テロになだれ込まれるか、という不安はあります。批判者潰しで支持をつないできた安倍政権・支持勢力にとってはもはや麻薬に浸っているようなもので、自浄作用は望めない以上、あらゆる機を見つけてたたかうしかありません。その事を述べて項を閉じます。

追記・ホントはこんな丁寧な一文に収める気はありませんでした。道徳観よりも、実利(実力機構を保持できている相手にむざむざ殺されに行く気はない)の面から「実力闘争必要ない」と考えてますが、いつまでもただただ大人しくしてくれていると思ったら間違いです。多数派嵩に来て「簡単に潰せる」というのがいつまでも通用すると思わないことです。