つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「劣ること」を認識し、尚且安倍政権を擁護するなら抗うしかない。

 最近の国会・政治の話で、下記のような記述が飛んできたのには面食らった。

 「安倍さんが能力ないのはわかったがそれでも反日野党よりマシだし、そんなに能力無しというならそういう人にもわかるように質疑なり通告をしろ(要旨)」

 …ときたものだ。さすがに怒鳴りたくなります。そこまで合わせなければならないのか、と。

 「だってぇ〜議論したいんでちょ〜だったら相手のレベルに合わせますよねえ」

 とか

 「偉い人に意見述べるの許してやってんだから辞書一冊分なってでも通告しろよ」

 とか。

 何か違いませんかね。

 立法府に「法律案」審議するのを頼みますわな。頼む側が凄まじく尊大なんですが。何をどーしたって議会・立法府で決めることは全市民に影響するのだから、「準備」しておかなわんない立場だし、その情報を得るアクセスは提出者の方が手厚いはずですが、この様と。

 知性を持つってのは、色々「引っ掛かる」ことがあってめんどくさく思うものってありますよ。ほんでも先に書いた通り「全部に影響する」から、ウイング拡げて賛意を得るやり方とった方がいいわけで、それがめんどくさいと考える人が往々にとるのが「知性の排除」。

 1933年ドイツ総選挙以降のナチス掌握とか、1970年代のカンボジアポル・ポト専制とか。今の日本他人事にできませんよ。いまは「権力者が勝手振るえば失脚する危険性」が(わずかでも)ありますが、それがゼロになれば大手振って殺しに来ます。人間の弱さをなめないことですね。

 抗うしかない、とタイトルに記しました。私にとっては当たり前の認識でいますが、安倍政権支持派の論壇者は抗うこと自体を止めさせようとしに来ています。「〜〜は政治に口出すな」、とか。存在し続けていれば機はあります。諦めんと生きています、と述べて項を終わります。おつきあいいただきありがとうございました。