つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「逃げられない者にリンチをかます」ことが当たり前のように。そうさせている元凶を引きずり下ろして社会を変える必要があります。

 最初に私事ですが、携帯電話、いま使っているガラケーは今年で使えなくなるそうです。次世代4Gだか5Gだかの機種に変えろ、と。同窓会であった一部の人に「2020年までにスマホにしまーす」とは述べていましたが、強制的に実現、となりそうです。ハレホレ。

 ここから本題。私の人生で一番受け入れ難いことは「どうしようもないことをもってねじ伏せる行為」。事情知って共に何とかするべ、ではなくただねじ伏せる。反撃力の差異もあって優位に立てるから気軽に使いたくなるのでしょうが、使われた方はたまったものではありません。今日もALSの患者に“時間稼ぎか”吐いた市職員の話もありましたが、個人個人の話だけではない、社会全体として逃げ場のない人を蹴りにかかる現象が現れています。不愉快ですね、とても。

 逃げられる人は逃げる行為を正当化するために理屈を練る。暴言者の上司がなんか擁護していますが、どう好意的にとらえても「ふざけるな以下略」としか考えようがありません。

 似たようなので近日報じられた「自動車走行税」も。

 1万キロ5万円とか言いますが正気か、と。既に似た体系のガソリン税もあり、低所得者にとっては車の購入・保安すら簡単ではありません。「廃車にするがよかったら次期車検代で譲るよ」てな運のいい人間でもいなければ車持てないし、それは必然的に生活の幅をより狭めることになります。ぶっちゃけ言えば仕事失ったり転居を余儀なくされたりする。これも一種の「どうにもならない人を蹴る」行為ですね。

 消費税の学習会などをいくつか参加し、「消費税は弱者を虐待する」というのが語られましたが、そのなかで一番しっくりいった言い分が「逃げられる人は他所に“ババ”を押しつけられる。一番損を被るのは“逃げられない人”だ(斉藤貴男氏・大意)」。安倍政権は社会保障を削ることを体系化しているので、口では何かうまいことを言いますが、実際は「逃げられない人なんざ知ったことではない」。あちこちに見える袋叩きの現象は政治と無縁ではありません。それが故に安倍政権への批判は止められないし、その政治を変えていくこと、壊されたロジックを取り戻していくことが必要になります。

 今日は1000文字クラスの長文にしました。おつきあいいただきありがとうございました。

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−お知らせ&お願い−

 統一地方選衆院補選が行われています。拙稿では市民からの収奪・私物化政治を進め、階層支配社会を為そうとしている安倍政権を倒し、いまの社会が持つ欠点を変える一歩目を刻む土台を作りたいと考えます。そのための最推薦候補として

▽市区町村議員選挙

 岩手県軽米町は江刺家(えさしか)静子さん、同矢巾町では川村よし子さん、小川ふみこさん…など、日本共産党候補者のいる自治体では同候補者を。

▽沖縄3区補選

 玉城デニーさんに引き続き辺野古基地中止、市井の立場で頑張れる屋良ともひろさんを。

▽大阪12区補選

 安倍政権の苛政に協力する3人ではなく、現代社会の短所を正し、権力の不正とたたかえる宮本たけしさんを。

 それぞれご考慮いただきますようお願いします。