つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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醜悪な派遣労働者叩き。労働法制、あるいは労働形態に目を向けずに「弱者特権」と叩くのは如何か。

 おはようございます。夜中はまだ暖かい部分もありますが、朝間になるとぐっと引きずり込まれるように寒くなりますね。タイムラインで流れていたのが入浴時の「ヒートショック」。私なんかはモロに突き当たるので気をつけていきます。おつきあいよろしくお願いします。

派遣労働者の法律が変わり、雇い主に優位、労働者には砂を噛むような思いをさせる事態があちこちに。ぶっざけ言えば「雇い止め」です。最近では東京大などで跳ね返す事例も出てきていますが、労働組合の弱体化もあり防ぎきれていないのが現状。そんな中で「漫画家」はすみとしこ氏が、17年勤務しながらも雇い止めにあったシングルマザーの労働者をやり玉にあげる事態が起きました。しかもこれに乗っかり、「自己責任」を押し立てて労働者、あるいは労働組合を叩く様子がタイムラインに流れています。

 「なぜ〜しない」、と難詰かます様子見て、過日の生活保護母子加算削減の記事に出てきた意見「結婚シタ瞬間カラ離婚・失業・死別ノりすくニソナエロ」という記述を思い出しました。いやはや、こわいですね。「しばき隊」はどちら様だ、と。対応能力は人各々で、収入を得る手段を開拓できる人もいれば、それが簡単でない人もまたいるわけで、政治や社会活動は「困難の除去」を目的に行動する以上、現れた不合理困難は、それを生み出す仕組みと併せて克服する方向で行動するわけです。

◇雇用の方面で言えば同じ場で働くにしても「正規」と「非正規」というふいに別けられている状況が。90年代半ば以降「一握り『正社員』、ある程度の『専門職』、使い勝手いい『その他』」というふうに雇用の形態が変えられ、そこからさらに細かく刻まれることに。このスタイルになってから恒常的に働く人で雇用形態上「〜ヶ月毎の契約」とされる。私自身、13年働いてきたコンビニ勤務は半年毎の契約という形をとっていました。「いつでも切れる」非正規と、「どこまでも働かせられる」正社員と両面の収奪行為。

 日本の会社利益が、労働者への配分を怠った部分から生み出される傾向があります。実質賃金が広い範囲で上がらない一方、内部留保は年に数十兆円単位で増えていく。このグロテスクさを見ずに個々の労働者をしばきあげるのは一体何々、としか思えないです。そういう背景を無視してバッシングされている方も多く居られますが、大体個々多数のパーソナルな部分に手を突っ込んで何か得するの?という思いありますし、はすみ氏と尻馬に乗っている方の言説は該当ケースの人を殺しにかかっているとしか思えません。

 朝日新聞で「弱者叩き」に関する考察の記事が出ていましたが、それに対しても石礫が。「オレタチハ弱者保護ノ持ツ欺瞞ヤ逆平等性ヲ突イテイル」と言うのが主な言い分ですが、結果として「弱者保護を壊したい連中」の意図に沿って動いているだけの結果に。「法律や強者の態度変更は時間かかるが、個々人の意識改革は簡単に行われやすい」視点が幅利かしている部分もあるから「まずは個人が頑張れ」という言説が目立っていますが、それが収奪主義を免罪し被収奪者を踏みつける行為の助長にするなと警告をし項を終わります。