つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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どっちの「主題」にも当てはまる「記録すること」の重要性。

 もうひとつの主題―ぶっちゃけ語れば社会人野球のことですが―で、主催の一員である毎日新聞の社会人野球の記述が薄くなっています。毎日新聞の取材体制に何が起きているか私には分かりませんが、都市対抗野球などの主要大会以外ではバッテリー、長打記録者の記述もないケースもあり、最近行われた大会ではイニングスコアさえ記述されなくなってきました。この状態には色々思う所はあります。

 2019年から社会人野球の記録まとめ・記事制作をはじめ、もう一つの主題ブログでは宮崎県、奈良県福井県の3県に関して第一期活動期―概ね昭和初期から1960年代半ばまで―記述を済ましましたが、その記述のもとになったのは毎日新聞なり地元新聞。その記述が薄くなるということは、「行ったこと」が未来に伝わらなくなるのではないか、という危惧を覚えます。

 記録云々、に関しては先月の関東大震災朝鮮人犠牲者に対する日本政府の態度で障るものが。省庁単位まででは記録もなされていますが、肝心の政府が「知らんふり」している。松野官房長官の言動に至っては、「政府が認識していない」から「認識していない」=「なかったことにする」意思を呼び込んでいる。

 記録・伝承されていることさえなかったことになるなら、始めから記録しなければそこにあったなんのかのが伝わらない。人間は生きやすくするため必要以上の負荷をかけないため忘れるという行為もなされるというのも認識していますが、「人間の弱さが及ぼす危うさ」の象徴的案件を軽々と忘れられては困ります。以上