つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

「その場で消えた」ことが「消えずに残り、形になる」のがいまの言論状況。その性格は踏まえましょうか。

 ブログ、TwitterFacebook、インスタグラム…SNSは現実に生きている社会とは切っても切り離せないもの。匿名でモノ語れる部分はありますが、それにしたってその気になれば本人にたどり着けるものでしょう。

 最近スポーツ界でSNS中傷への対処が報じられることが多くなっています。

 これ見て思ったのが…むかし、その場で話された言葉はその場だけで収まって、残ったり、広く社会に伝わるわけではなかったわけですよ。悪意があったとしてもその場でふっと消えてしまってた。ところが、今はSNSとか掲示板とかで語られるものは残るでしょ。残るし、残ったことで言葉というのが形になって、当事者にぶつけられる。「消えない」ことが、余分な圧力になってふりかかる。

 ひとまず、SNSで意見を発する、というのが“そういう性格”ということだけは押さえておきたいと思います。