安倍晋三元首相が襲撃され心肺停止という話が伝わりました。
私は安倍晋三氏が主体となって行なってきた極右的、あるいは市民からの収奪政治に対しては厳しい態度を持ってあたってきました。しかしその克服は議論の積み重ねと社会的な働きかけでなされるものと考えており、このような物理的な攻撃で、一個人の生存すら奪う行為は許されないものです。
それは決して綺麗事の意味ではなく、そういう行為は波紋を起こし、「敵対する勢力に対してこのような形で存在を奪っていい」という空気を広げるものになるからです。
安倍晋三氏の回復を願い、凶行に及んだ者に確とした対応がなされることを臨みます。そして、ヘイト行為がいとも簡単になされてしまう状況にどう立ち向かうか、を考えたい。
2022年7月8日12時15分 伊東 勉