つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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大崎事件へのヤフコメ反応からおぼえた危機感―人権を守るため反対し批判する行為をやめない。【7月10日 2022参院選】

 私は、今回の参院選挙を「人権に目を向けられる人を議会に送り込むこと」を一つの目的として戦っています。いつも思っていたことでありますが今回は特に強く感じていまして。

 なぜその思いを強くしたか、と言うと、鹿児島の大崎事件再審請求に対するYahooコメントの酷さ。約40年前に起きた事件は証拠が自白しかなく、主犯とされた人が無罪を訴えて再審請求をしていたのですが、少し前の最高裁で政治的作用でボロカスにされ却下、態勢を立て直して臨んだ今回も一眼だにせず蹴り落とされ始末。

 それだけならまだしも、それに対するYahooコメントが「もう年だから諦めろ」…というのがまだ優しくて、「弁護士利権“被害者ビジネス”がかかっているからしつこく再審請求をしている」などという“意見”もそこかしこに。「どうせ権力者には勝てない、何しても無駄、諦めろ」を支点に語り始める人が多かった。

 ああそうか、権威主義的に多数派あるいは権力者に逆らうなという空気が、そういう意思表示を当たり前にした。今のを多数派にやり方におかしいと思い、不条理を解決すること自体許されないのか、と。

 これらの意見が何と一緒に出ているか言うと「野党は与党を批判するな」。出されている理由がどうであれこれに従うことは自分の立場では許されない、ということで「おかしいことには異議を申し立て批判する」行為を守り、その行為をもって人権を守り、活かす闘いをしていきます。