つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

「投票する権利」が狭められている現状【2021総選挙に向けて】

 選挙が始まり1回目の週末…というより1回目しかない週末が来ました。Twitterタイムラインで在外投票の時間が短すぎて、国によって諦めざるを得ない…というのは少し前にも書きましたが続きがありまして。

 日本国内の投票所開設時間も、法律通りなら夜8時まで開くべきところを時間繰り上げで、早く閉じる箇所を多くしているのが気になりました。岩手県で夜8時まで開けている自治体は盛岡市北上市ぐらいでしょうか。

 「中開けてても来るとは限らないだろ(以下略

 なるほど。しかし早く閉じたら、取りこぼしというのは出てくるはず。その取りこぼしも全国的に積もれば多くなるんじゃないんでしょうか。そもそもとして、入場券すらも回ってくるのが遅い、投票用紙も準備できていない…そこら辺一つ一つとってみれば、もう有権者に対して「投票なんかしなくていいよ」と暗に言ってるようなものです。

 被選挙権あるいは選挙運動政治活動の自由が足りないのもそうですが、「とにかく一部の人以外は政治の場から遠ざけておこう」という強い意志を感じさせられる。そういう制度設計になっているのがずっと気になっています。

 いい加減そういう部分も本気で議論し始めた方がいいのと違いますか。自分たちだけが力を持ち続けていたいと言うならともかく。総選挙が終わっても継続的に取り組む必要のある課題です。