つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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八代英輝の『共産党は暴力革命』論は確信犯的デマ。当然反撃します。【2021総選挙に向けて】

 9月10日のTBS・IBC岩手放送で放送されたひるおびで、八代英輝弁護士が日本共産党に対し、現在も暴力革命をする勢力であるとデマ発言。正直、70年代で行われた論争で蹴りはついてるはずが、90年代も2000年代も2010年代も同種のデマが生き残り、2020年代にもまだ残ってしまっていること、そのものに疑問をもつ次第です。
 私は2019年3月3日に『足立康史の「共産党破防法対象団体」発言。共産党の模索・苦労も、公安調査庁の身勝手も知らず、卑怯ゲス上等で安倍政権以外の存在を許さない社会づくり進める輩こそ嫌悪する』のブログ記事で暴力革命論云々の部分について見解書いていましたので、参考になればと思い一部編集の上再録します。

 「共産党破防法対象」といい、野党共闘の分断を図りに来る者有り。。そしてアンチ野党、アンチ左翼がそれにくっついて声高に叫ぶ、と。維新の足立議員(志位和夫委員長ツイートにリプライ)までその輪に加わって。
 そうか、そんなに「自民党の息がかからない勢力」の存在が邪魔か。八代の浅はかさには頭に来るが、元々こんな攻撃はずーっと食らい続けてきました。
 
1)共産党について
 
 革命言えば武力という思考回路が幅を利かせ、機械的に日本に持ち込ませようとしたソ連、中国の外国勢力や、それを唯々諾々と受け入れようとしていた者もあり。しかし日本には議会もあるし、それまでの他国の経験が犠牲をつくっている様子も見てそーいう実力革命路線はとらず、議会などで多数を得、その活動を通じて社会を変えていく「多数者革命」スタンスを構築。その過程の中で実力革命を思考していた方は日本共産党から出ていって、結局は市民からそっぽ向かれることになりましたね。
 ここまで示した経過のなかで「共産党の正規の方針でない分派がとった愚行」をもって、日本共産党全体が破防法対象にされること自体が不当としか思いません。
 
2)公安調査庁について
 
 共産党を貶め、破壊したいと思っている方々が「ほうら公安調査庁の発表物にこんな記載があるよ」と言って、顔面に汚物を押しつけるがごとくの言動を発していますが「だから何?公安調査庁の側の言い分でしょ。その見解はあたらない」としか思いません。
 さらに言いますと、いまや公安調査庁の調査対象は「社会にある物事全体」。96年正月でしたか、そのことが露になった記事を見て嗤いしか起きませんでした。ん十年共産党見張っても工作しても「証拠なし」。不要論も出るなかで生き残りのために対象を拡大した、と。そんなふうにしてからも20年以上、共産党破防法適用させて壊滅に持っていく“材料”は見つからず。金の無駄遣いもそろそろいい加減に。
 
3)「利用者」の愚かさ
 
 「共産党破防法対象団体」と言い募る連中は、それまでの社会変革活動にあった悪弊を越えようと取り組んだ取り組みを見ず、その過程の中で起きた出来事を都合よくつまんで「共産党が」とネガティブキャンペーンを張る。くだらないとしか思いません。足立は元々「卑怯・ゲス上等」の者ですし、鈴木貴子も「ムネオハウス」問題で父・宗男を失脚させた共産党を嫌い、民主党から自民党に移籍する際の手土産としてああいう質問主意書を出した。自慰行為でひとつの勢力の存在を茶化されるいわれはありません。怒るのも当たり前と。
 
4)まとめ
 
 安倍政権ができて以降、この政権および後援勢力が果たしたい「大日本帝国回顧の体制」には届いていません。力ずくでそれをしようにも踏み出せない「反撃する力」はまだ残っています。共産党など、現在の野党がいなくなっても、いまの民主主義や社会保障制度などが守られると思ったら間違い。「御国のために市民は使い潰されろ」という思考回路は帝国時代もいまも変わりありません。そんなわけで、誰が何言おうが足止めることはしません。

 拙稿書いていて気づいたんですが、同じような記事が何回もあるのですよ。それは=して『同じことを書かざるを得ない状況になっている』、つまり、問題が解決していないんです。それに気づいたときに愕然としましたね、改めて。
 社会活動や野球調査で時間とれず、再録も入った記事も出ると思いますがご容赦ください。おつきあいいただきありがとうございました。
【お知らせ】11日に日本共産党岩手県委員会主催のオンライン演説会が昼12時より行われます。ユーチューブでご覧ください。