1月22日、核兵器禁止条約が発効となりました。広島・長崎に原子爆弾が投下され75年。核兵器も被害の実情、酷さを知らしめる被爆者の運動…「二度と原子爆弾の被害を生まない」という意思を持って行われた行動の積み重ねが、核兵器の使用を禁止するという条約を発効させたことに嬉しく思います。
核兵器の威力に依存する人たちは「核兵器を持ってる国が入っていない」「実効性に疑問など」と疑問生じるのでしょうが、ここをとっかかりに まず市民レベルの段階では核兵器を使わせない許さないという合意を作っていく。戦争も昔は「権利」でしたが、生み出す損失を鑑みて「戦争の原則違法化」が進められてきました。安全保障言われるものは「戦争を回避すること」を基本にして、その上でどうやって紛争を解決していくか、という箇所を強めていただければ、と思います。
あわや生きたまま火葬されるという状態から助けられ、100歳に届くか、という今も核兵器をなくすと活動された方と出会った経験があります。自分が起きた難儀さを他の人にさせたくたない―他の社会運動でもそういう思いで当たっていきたいです。