つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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再確認。9条の使い方と周りとの付き合い方。今のじゃまたつま弾きに。【至・7/21参院選】

 9条・不戦主義と近隣国とのつきあいをどうするか…は長い間二つの潮流での議論がなされています。現在、権力を握っている安倍政権は近隣国に敵対的に振る舞い、アメリカの帝国主義的行動には唯々諾々と従う、そのために「9条はジャマ」という立ち位置。中東が荒れ気味になって「有志連合の武力で押さえる」動きに乗りかねない状況にあります。

 9条廃棄論者は護憲派を「攻撃されたらひれ伏せ言っている」と述べていますが、誰も被侵略行為に黙れとは言っておりません。命と生存守るために行動(自衛)するのは当然。問題の解決に戦争を使うな、というだけの話です。

 いつもこの部分で思い出すケースはうん年前の北朝鮮軍による韓国砲撃。ああいう攻撃食らったから戦争状態に持っていくのが当たり前―でなく、外交で戦争に持っていくのは防ぎましたね。あれで戦争になったら、ここら辺(日韓朝中、露極東)めちゃくちゃになっていましたよ。

 戦争なんてのは、始まってしまえば程々に終わらせようったって無理。過去「目的達したらやめる」等といってその通り終わった戦争ありました?日本だって太平洋戦争を「一太刀浴びせたらやめる」はずが、頭に血がのぼってやめる機をなくし、最後は日本壊滅の瀬戸際までいった、という経験をお忘れでしょうか。

 己の権力維持のために誰かを敵扱いにし、憎悪をかきたて、針のひと刺しで戦争に持っていかせる―戦争で傷むのは市井に住む人々だけで、それを煽る人間は無傷です。このような社会づくりを10年数年続けてきた結果、憎悪の空気が塗り固められている状況になってしまったので、「9条の実施」と「“憎悪”抜いての近隣国とのつきあい」を考え直してはどうでしょうか、と述べて項を終わります。

 おつきあいいただきありがとうございました。