今晩は。先週末は岩手県民復興会議主催(災対連は誤りでした)「震災8年のつどい」参加を中心に大船渡・高田・気仙沼回ったのは前回の記述でも触れましたが、今回はもう少し細に入り。つどいの様子を二編に分けてお伝えします。
日曜日は大船渡も強風吹き荒れましたが、内陸も大変な天気だったようで「雪けっこう降った」「寒かったしよ〜」「ラーメン食ってきた」など内陸からの参加者の会話も。私も風で車のドアがおかしくなったり…など散々な目にあいながら会場にたどり着きました。
======《以下「つどい」報告》======
つどいの中心になったのは現地大船渡で生活や震災関係の役割を担っている方の報告・シンポジウム。震災から8年経って外形的には建物立ったり仮設住宅が解消されたりして「進んでいる」ように見えますが、その実「こっからが課題も乗っかり、大変になる」のもあったりします。
例えば水産業は生業復興の観点からグループ補助制度がつくられて、再建開始の一助になりましたが、その後の漁獲量激減等で廃業者が増えたり、自治会の方からは「災害公営住宅は仮設と違い“人間関係が激しく変わる”“孤独状態に陥りやすい”“入居資格の運用不備で「出ていかざるを得ない人」が出て、自治会などの運営に障害を来している”」というものが。
社会福祉協議会の方からはこれまでの活動の紹介から、社協の活動の対象になる人の多数が高齢者でここでもやはり孤立化の危険性が主な課題になっていること、それにどう社協や地域で協力していくかが述べられ、観光ガイドの方からは試行錯誤を重ねながら大船渡を訪ねた方々に対応していた様子を話され、三陸鉄道の全線開通も期に「今後どう大船渡に関心を持っていただくか」模索されている様子が話されました。
======《前編ここまで》======
書き始めたら長くなってしまったので一旦ここで切ります。また日を改めて後編を記しますので時間ありましたらどうかおつきあいください。