つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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安倍首相の嘲笑をはじめとした「働き方改革」審議を見ての雑感/SNSの手を封じ込める動き。

―国会審議のタイムラインをのぞきながら―

◇「働き方改革」だけの話ではありませんが、「頑張った人が報われる社会を」と述べる一部の方は、「頑張っていない(と見なした)」対象に辛辣な態度をとりがちに。法律は「頑張った人へのご褒美」ではないのですが…。「ダラダラ残業している“低能”な奴等をかばう現行に納得できない」とよく聞く言葉。細論に入る前にひとつ。

 「あなた何様よ?」

 社会保障受給でもこんなん話の振り方は多い。「ああいう〜にやる金はねえ」とかな。

◇前項踏まえて。労基法は「労働者保護」を基本にしているはず。どう考えても対等ではない経営者側からの労働者保護。しかし、いまは「力関係すっ飛ばした平等論」が力持つようになり、働き方改革も「生産性向上」名目に労働者の尻を叩くものにしようとする勢力も。内部留保が毎年13桁の0がつく単位(10兆円単位)で増えて、株価は年金ぶっ込んでまで支えられて、それを基に高笑い収まらない輩がいる一報で、収益のために壊される労働者が出てでもか。返してもらえませんかね。労働者から奪った“利潤”を。

◇タイムライン見ていて。働き方改革の審議中に「質疑者がおかしくて(主旨)」と安倍首相が嘲笑。これだけでも問題だが、輪をかけて安倍政権支持者が「目上の者に対して文句垂れるとは何事だ(主旨)」。地獄絵図とはこの事か。

 労働者に関する法制は、特にこの30年来「保護をはがされる」類いのが多いのですが、それでも「労働法制は労働者保護が軸」であることだけは守ってきました。いま安倍政権が「岩盤規制」と罵り、壊そうとしているのはそれ。今回の「働き方改革」法案はその尖兵です。

―夜中になり落ち着きまして―

 改めてお晩でございます。記事書く前に…今まで拙稿では「ブロック」をあまり使わないできました。何か「耳をふさいだ」といわれるのが嫌で。しかし、そうもばかり言っていられない状況も。

 最近は「相手貶めるためなら手段を選ばない」傾向が。ある反政権アカウントには偽の「違反通告メール」を突きつけられ、ある市議には実際の人間関係まで手を突っ込み、発言と行動をする精神力を破壊しました。

 私自身も無傷ではなく、数年前には「変節以外の何を言っても否定」で精神ぶっ壊されて一般企業に勤められない状態になりました。私が把握しているネトサポ指南(非公式アカウント有り、現在更新停止)で繰り返し述べているのは「反対陣営の意見の否定、存在の否定」であり「第3者に安倍政権しか存在しないように見せる」ために「反政権の行動を封じ込める」、と。

 なるほど、私的領域まで手を突っ込んで足止めさす、か。

 今日も過労死部分の質疑で「質問者の態度がおかしい」とか言って安倍首相が嘲笑った、という一報が届きましたが、もう、一事が万事こんな調子であたるのですね、としか思えません。どんな議論しようが「賛成者の理屈持ち出して否定すれば圧勝」とばかりのネトサポの“応援”も然り。20数年政治・社会活動に関わっていますが、こうも毎日激しく亀裂入る、過日の中西哲生氏曰の「対決図式」を。作らざるを得ないような事態が起こるのは例がありません。

 一方で私も生意気に記事書いていますが、心身の不調から行動力が限られているのも現実で、無力感に悩まされない日はありません。更に言えば「3・11」死に損なった人間ですからね。震災時に故郷に居れなかったという十字架は死ぬまで背負う気でいます。さすがに仕事も何もかも終わって眠くなりましたので、今日の記述はここまでにします。お付き合いいただきありがとうございました。