つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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虐殺の否定と更なる汚泥振り撒き&生活保護受給者に対する烙印押し−サッカーW杯、楽しめないね。

◆過日。私のプロフ写真をこれ見よがしに貼り「在日コリアン」と言いながら、その根拠は「俺のやることに逆らうやつは全部コリアン」という、理屈もへったくれもない素晴らしい(皮肉)ご意見を放ってくれた方がいた。こんな考えが、次の段階には「不満を◯◯◯粛正」に向かわず危険性に。

 「痛めつけられる側」が「痛めつける側」にヘラヘラと媚びへつらえる構図はどこから出てくるのだか…。 もっとド詰めすることもできるが、あまりやり過ぎて人間壊す真似まではしない方がいい。

◆今日はワールドカップサッカーアジア予選のオーストラリア戦ですか。本大会進出がかかっている一線だけに注目度は、高いのでしょうね。 私ですか。サッカー見て楽しめる気持ちにはありません。国歌斉唱、君が代時には自室にこもって耳塞いでいました。

 しんどい。

 ここ数年間の状態でさえ、ある立場にいる者としては耐え難いものだというのに、今年に入ってからはそれを加速した出来事が続いている。昔やった失敗繰り返しやしないか…という不安がわき立って、サッカー楽しめない。そのサッカーの中でもいさかいが相次いだ。問題行動に対する返礼も問題だけど、そもそも「それをサッカーで発揮しなくてもいい」という物事もあるでしょう。

 朝鮮人慰霊が蔑ろにされる空気を作った出来事はサッカーの中にもあった。

 同じ国に生まれ、プレイする日本のサッカー代表の選手に、より高みを目指してほしいというのは願っていますが、愛国を盾にした、まつろわぬ者排除の姿勢が強まることにはげんなり来るものも。そういう人がいることも頭おいてください。

  ヘイト勢力の話を聞いて。憲法改正国民投票法制定時の議論で、「賛成、反対の意見だけでは平等じゃない」と。

 どうすればいいの…に「提出者、賛成、反対なら平等だ」と。

 それじゃ1:2だっつーの。

 それと同じ構図が「ヘイター、カウンター、“中立”」に表れてます。正直、“朝鮮人”検索の結果にはぞっとした。よくここまで憎悪書きこめるな、と。携帯からの検索では時間順にしか表れないが、自己中心の盲目的な書き物をソースにした言説で埋め尽くされている。本当にカウンターかまさないと、突っ切ってしまう。先日のようなこと起きたら。

 関東大震災朝鮮人虐殺を否定する本を基にして正当化すらする人が後を絶たない。

 正当防衛→デマ振り撒きによる憎悪が因

過剰防衛→正当化の理由にならん

誤認→同

人数も2〜300人→その人数だとしても免罪にはならない。一人一人に人生ありましたがね。

 ネタ本書いた工藤美代子らの罪は重い。

 東京都議会で抗議したのが19議席共産党のみ…これにも石投げつける人はいて「朝鮮人かばうわりには社会主義者の虐殺には何も言わない〜」と。

1)今回は「朝鮮人追悼」で起きた件についての行動

2)社会主義者弾圧にも取り組むわ

 したらしたで…が目に見える。

 関東大震災で起きた虐殺事件を記録し、世に知らしめた行為があったからこそ、以降の災害で「狩り」を行わせなかった―中にはヘイトに駆り立てようという動きもあったが、その実行は許さなかった。

 しかし、一連の動きで障壁は限りなく低くなっている。

◆「生活保護受給者に顔写真入りの専用カード」を「大阪市全区で導入」…ただでさえ「朝鮮人への加虐行為」にイラついているところに今度は「生活保護受給者へのスティグマ」…おい、『普通の日本人』様以外を駆除する気か、この社会は!いじめっこ気分で優位立ちゃそんでいいのか!

 あかん、怒りで目の前チカチカするわ。

◆物事を単発でとらえる人と、流れも含めてとらえる人とで危機感の認識違う場面も。ここ数年の「日本の加害事案矮小化」とそれに基づく「弾圧犠牲者の慰霊行為の妨害」はこれでもかと進められている。またも弾圧犠牲碑にコンクリを塗り、針金を巻かせるのか?

 

―そんなこんなが続き、不眠に陥ってしまいました―

 

サッカーワールドカップに日本が出場決めた、という新聞が新聞売り場に並んでいる。

 正直、白ける。

 朝鮮人虐殺否定論が跋扈し、汚ねえ言葉を投げつけて得意になる輩が多数派の国が国際大会?悪いが喜ぶ気になんない。

 たしかに「楽しめないが高みには行ってほしい」主旨の言は述べた。しかし、#朝鮮人虐殺 の否定に躍起になる連中は、サッカーに置いても自己中の態度をとり続ける。非国民狩りのネタに使ったりな。そんなやつらと一緒に喜べるか。お断りだ。

 他人の尊厳侵しに行くときは、自分自身もズタズタにされる覚悟で行くもの。対象者がいつまでも大人しくしていると思うな。それを最後に述べて床につきます。