つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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虐殺朝鮮人の追悼拒否が噴き出させた「まつろわない者への憎悪」。誤る危険性を怖れることだ。

−起き抜けに一報…−

関東大震災朝鮮人虐殺慰霊祭問題。墨田区長まで小池知事に続いて“メッセージ取り止め”だそうです。昨日のミサイル発射で起きた朝鮮民族への憎悪かきたてと併せ、いつ「再来」起きるか、怖さを覚えます。

 「虐殺否定派」の集会をぶつけたのも、トラブル起こすためですかね。

 ナチスドイツではT4障害者殺戮の次にユダヤ人殺戮が巻き起こった。不満を解消するために理屈をつけての「集団加虐行為」は、風向き変われば簡単に違うモノに飛び火する。人間の発展する力も期待し信頼しますが、人間の持つおろかさもまた認識しなければならないものです。

橋下徹氏が「護憲派国民投票から逃げるな」等とのたまっていますね。一見正論語っているように見せて「屠殺場に生け贄を引きずり出す」行為。権力を持ち、財力を持つ改憲派が「自らのわがままの枷となっている憲法を外し」たがっている現状で、何故彼らの言うこと聞いてやらなければならない?

 一部の“剛田”的資質に付和雷同してねちねち全否定から入る“骨川”的資質。「嫌いな奴」の全否定から入り、自らに来る負の側面を更に…の悪循環。

 一気に、何か恐ろしいマグマ噴き出されていますが、何てんですか、特に卑怯な「いじめっこ」気質が露になっているな、と思わされます。

◆安倍政権を支持することは「日本人の(当然の)行為」、安倍政権を支持しないことは「◯◯人の行為」。

 「日本人が選挙で多数与えたから」と言いますが、では民主党政権は? 単に「嫌いなやつをぶん殴る大義名分」がほしいだけなんと違います?その程度しかねえよ。

 そりゃそういう人も中にいたからですが、これで全体述べているつもりなら愚かと言いようありません。あと、SNSやっている以上は「ひとりごと」は通用しない。

小池都知事関東大震災朝鮮人虐殺犠牲者慰霊拒否から、北朝鮮のミサイル発射…これに“励まされた”かのように朝鮮人、あるいは日本人でもまつろわぬ人に対して服従を要求し、ヘイトを投げつける。それを止める行為にも「ええかっこしい」と。

 知るか。やられて嫌なん止めろ言うてるだけだ。

 

−夜半に落ち着いて−

 

 今晩は。今日はタイムライン、ヘイトを撒き散らす者に対しての“対処”をしてきました。いくつかその部分触れておきます。

 

1)「安倍政権を批判する者」=「朝鮮を批判しない者」ではない

 安倍政権を支持することが日本人であるかどうかの指標にしている方が少なからず。

 まず、ミサイルの問題ね、これは与党も野党もなしに批判しているの。「共産党北朝鮮は仲間」言う人もいますがミサイルの批判はしているし朝鮮労働党とは絶縁状態。それ以上の妄想には付き合わない。まず、ミサイル発射には皆苛つくし批判をしている。歓迎してる人はないよ。

 ほんで、なぜ安倍政権が批判されているか言えば「必要以上に脅威を煽る」から。苛つく行為だけど北にしても日本にぶち当てたらどうなるか程度は、権力者の生存いう目的とはいえ分かりますからね。それは避けている。その行為はこの20年やられていること。なぜ今回は余分に騒ぐ?てこと。

 

2)「改憲」「朝鮮人迫害」は問題の解決に…絶対つながらない

 不快感も手伝って、「改憲して戦争できるようにしろ」、あるいは「国内にいる敵性民族をやっつけろ」などと叫ばれている方も多いですが、じゃあそれやって問題解決するか?余計にこと荒立てる種を増やすだけ。

 一部週刊紙に影響されたか知らんが「トランプ様が9月に北朝鮮攻めるぞ、3日で火の海だ」とはしゃいでいる人も見かけましたが、どんな国だろうと全面戦争になったら簡単には落とせない。ベトナム戦争は「すぐ」のはずが10年以上かかってアメリカの敗けでしたっけ?

  あと、これだけ行き来往来ある中である民族を排除することはできない社会になっているし、朝鮮人について言えば国家分断と居住の困難を産み出したのは日本に十二分の責任はあるわけです。そこら辺うっちゃってなにかあれば抑圧対象にする。その心持ちにヘドが出ます。

 

3)〜属性がいつも正解&不正解の位置にいるわけではない

  朝鮮人の行為を全部貶め、“日本人”のはすべて正当化する…この危険性、甘く見ない方がいい。どんな属性だっていいこともすれば悪いこともする。それは誰でもあることですね。

 韓国は大戦時日本統治下では民族差別などで苦難も経験しましたが、米軍と共に参戦したベトナム戦争では加害者の側にいた。

 ユダヤ人もナチスドイツでは迫害を受けたが、パレスチナ問題では抑圧者の側にいる。

  人間誰もが“やらかす”ことがある。しかし、問題の解決・答えの基準を「実際起きた物事」ではなく「所属している属性」に置き、その属性に都合のいい答えだけを振り撒く。そうして「俺は間違わない」という自意識だけを増幅させ、他者を踏み続ける行動に出るという、欠点間違いを学べない者に次はない。

 

 自分自身、間違いもやっかもしんないからその部分ビビりながら、それでも譲ってはいけない部分については対処します。このまま逆上せ上がらせ続けて、殺される対象にはなりたくありませんので。とりあえず今回はここまで語って項を終わります。