つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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安倍政権の増長は各分野に「逆らう奴は黙れ」をもたらしている。乗り越えていこう。

 参院選終わって二晩越えて。一昨年にTwitterでの意見表明をやめてからブログ主体に切り替え、そのブログも1日1000文字も書ければ上等、てな感じですごしていました。そんなもので1日にあげられるお題はひとつ。気にはなるけど記述できなかったお題もありました。

 それを総じて語ると2つ。

 ひとつは「反政権の言論萎縮」。映画「新聞記者」が腹をくくった製作サイドの姿勢で好評を得ていますが、その影では様々な行事で圧力がかかり、映画「正念場」では映像内で嬉々と持論を述べていた反動主義者が「騙された」と被害者面をし制作者を告訴、慰安婦問題取り上げた映画には差別主義者が殴り込み、政府の施策批判も入った演劇グループには「上演不許可」…。細かい所まで見ればかなりあるのと違いますか。注意してみておきましょう。

 もうひとつは「政府提案の議案賛成率」。「反対しか脳がない野党」なんて言われ方もしますが、マシなら賛成するしそうでなければ反対するのが当然の話。自民党政権と逆の立ち位置にいる共産党でさえしばらく前までは6割程度は賛成していましたが、ここ2、3年でその割合が低下。賛成した議案にも相当に懸念をぶつけている様子を赤旗紙面で見かけます。いわゆる“対立法案”以外でも安倍政権の色−富裕層、反動右翼優遇−を混ぜ込んでいる様子は警戒が必要です。

 安倍政権は安倍氏の「この道しかない」、麻生太郎氏の「ナチスドイツを見本にする」の言葉から始まっています。表で見える部分以外にも「この道しかない」路線を侵食させている様子を軽く見ずに、厳しく対峙し「市井の立場優先の政治」実現に歩んでいきましょ。おつきあいいただきありがとうございました。

参院選開票から一夜明け。食らいついた底力と、崩されている社会と。

 参院選から一晩経ちました。横沢たかのりさんを逆転で議会に送り、様々な激変を経ながらも底力見せて議席1減も踏ん張った共産党を見て安堵。目標は完全達成したかったけど、下向く内容でないし、向いてもいらんない。

 野党壊滅を望まれていた方々、残念でしたね。憲法を変える手段のひとつは簡単に発動できなくしましたよ。「野党に手を突っ込んで一本釣りすればいい」?どーいう約束ごとして議席を得たか、それを考えればおいそれと応じられるわけがない。甘く見ないでいただきたいですね。

 以前は強力な右派傾向を示した人が、共闘路線で共にしているうちに「安倍自公政権の苛政とはたたかう」と、さらにそこから市井の要求に応えるようになっています。甘くは見るなよ、というのは強く警告しておきます。

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 安倍政権が権力維持のために「力を持つところ」を押さえているのは周知のところ。官僚は人事権掌握で、マスコミ報道はその機関の中心人物を掌握、加えて草の根のSNSはネットサポーターズで“空気”を押さえる。

 それでも、反対派がなくならないのはなぜでしょうね。

 もちろん、「黙らない人」がいるからです。

 ゆるくない実情があるから黙れないんです。

 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!多数を得たのは安倍政権だ!自公維Nでお前らなぞ踏み潰してやるわ!」

 はい、さいですか。

 だったらおたくらの愚行・抑圧路線と違う道が在ることを世の中の人が気づくまで歩き続けますわ。そんでいいですね?

 ぼつらぼつらとテーマを思い出したらまたも記述していきます。おつきあいいただきありがとうございました。

22日1:00時点で岩手区横沢さん当選、共産党は7人当選。雑感。

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※数字は確認できる位置にいないので後述します。

 22日1:00時点で

共産党は選挙区で東京、埼玉、京都、比例区で4議席当選

・岩手区は野党&市民共闘でたたかった横沢たかのりさんが当選

 という状況になっています。

 前記事でも記しましたが、当選は比例だけ3人なんてのも経験していますし、15年前にニッポン放送の解説者には「もう終わりだ諦めろ」てな言葉も投げられましたが、残念ながらその言葉に従わずに活動続けてきた結果意気軒昂に存在しています。その解説者の方こそ姿見えなくなりましたね。

 安倍政権サポーターは、ベテランの支持者に「いずれ死んでなくなる」、若い人に「騙されてんだ“実態”を見ろ」、女性に「政治してる暇あれば子供産め&育てろ」、男性に「働け働け働け働け働け」…総じて「お前らは黙れ、多数者にしたがっていれば世の中はうまく回る」、と石礫を投げつける。だども、その思考回路の繰り返しが社会の痛覚神経を鈍らせたとしたら?もう少し苦しまずに生きてもいいと思いますよ。経済強者、権力強者によるムチ打ちで「よりまし」の道を見えなくされ、どんなに自分たちが削られても我慢する。

 もう一回言います。

 苦しまずに生きてもいいと思いますよ…っても、入らないかもしれませんね、いまは。

 気がつくまで辛抱しますか、と思って歩いてきましたが、耐えきれなくなる人が出たらどうしましょう。でも、10年代後半にも様々な「黙れ、従え」を抜けて行動する人は出てきています。どうすれば「歩きやすく」なるか。行動形式ももー一段階工夫こらすとしましょ。

 無い物ねだりしてもしゃーない。有る“手札”で頑張るとしましょう。おつきあいいただきありがとうございました。

投票時間を過ぎて「選挙報道」見ながら。

 日本共産党の予想は5〜8、岩手区の横沢たかのりさんは五分五分。これが8時になって報じられた「速報」です。私は約10年前時点の「選挙区全敗、比例区もやっとの3議席」てのを経験していますので、後述しますが絶望感というのは持っていません。「安倍政権とは違うやり方を希望をつくりだす」というスタンス、新たな呼びかけ方…。

 正直言えば、もっと壊されることを覚悟していました。世の中の空気が「いまの安倍政権で充分」てので包まれているから。

 だども、4月の統一地方選同様、磨り潰したいと願う人らの思い通りにはさせなかった。当選ゼロにはできませんでしたね。選挙区でもまだたたかえる。財界・反動主義者に甘い自民党のやり方に抗う人もいる。それが確認できて、16年より前に進めればいいです。

 とりあえず結果見届けますか。寝てなければまた後刻。

投票最終日を控え。安倍政権に抗い、共産党・共闘野党支持する理由。【至・7/21参院選】

1)7月4日に政治戦が本格化し、あっという間に2週間弱の時間が過ぎて投票日を迎えようとしています。自分が経験した貧困と恩恵受けた福祉から「ゆるぐない状態にいる人の困難打破」の立場で社会活動に関わって間もなく四半世紀。発展と反動の競り合いの中、6年半前に権力を握った安倍政権による「富裕層・帝国主義・反動復古」策動は、それを維持するために不都合な公文書隠蔽・改竄「国の基礎破壊」まで行うところまで来ました。

2)それでも選挙になれば安倍政権が勝ててしまう。安倍政権が勝ってしまっているのは

民主党政権自民党型政治から抜けきれなかった

 ところから始まって、

・安倍政権による権力機関、報道機関の掌握

・反対勢力の消滅を狙っての策動。反対勢力のとる手段の無効化、反対政党の破壊

 という行為を経て「泣く子と権力者様には何をしても無駄」という空気がいまの状態を生んでしまいました。ほんに痛恨です。

3)それでも、日本から安倍政権に抵抗する勢力が消えたわけではありません。かの政権のしようとする愚行に対し異議を表す人も出続けています。自民党ネットサポーターはその行動にいちいち「あーあれ共産党」といって排除にかかりますが、「だから何ですか」としか言いようがありません。

4)加えて。今朝も“ホリエモン堀江貴文が突然共産党に対しつかみかかるような言説投げつけました。今政治戦でも度々「定期的」な反共産党の言説が撒かれましたが「もう解決したものですね?」としか感想言い様ないのばかり。安倍首相らもそうですが、議論しても発展しないで都合いい状態に引き戻す。グルグルどーどー巡りにしかならないで、しかもネガティブキャンペーンは仕込める。何度しくじたる…何度摩りきれるような思いをさせられたか。

5)日本国憲法体制になってから今ほど野党が壊されたこともありません。議席も、組織も。だからこそ、時々の選挙で「そのときまで以上に自分等の立場にいる議員を送り出したい」「その代表者と日常的に連携して社会を変えていきたい」と思いながら選挙戦を戦ってきました。

 これまでは「闘志を内に秘める」タイプだった候補者が、安倍政権の苛政打破のために気迫を前面に出して言葉を紡いでいった。「これ以上の理不尽は許さん」と。「希望の道はいまの安倍政権のやり方以外にもある」と。いずれ、今後の立ち振舞いで誰が市民側の味方で、誰が市民から益を奪っているか。それをはっきり示し、政治社会を変えるためにも、選挙区では共産党あるいは野党統一候補比例区では日本共産党共産党への投票を検討していただくよう願います。

 どーいう結果が現れても、多くの人に気づいていただくまでしかと歩み続ける、で生きていきます。長文おつきあいいただきありがとうございました。

白球でなく武器を持たせられ、命さえ奪われた野球人に誓う。【至・7/21参院選】

 かつて岩手野球のメッカだった球場。1930年代に完成しましたが、その時期に新球場で躍動していた若い人を戦争に持っていかせてしまった…この痛恨事、繰り返してわんない。汗かくなら不戦9条の立場で。その道をつくっていきます。

案の定活動時間縮小の羽目に。それでも声かけていきます。【至・7/21参院選】

 例年、24時間管理表をつくってまで日程を組んで歩き回るのは7月のみです。で、3年に一度は参院選が入るから当然その密度は濃くなり、必要な用事をクリアするので必死で、それでもなおかつ省くケースもあり…要は「も゛ーしんどー」ですが、最後の最後まで走り抜くことなしに要求実現に必要な代表者を議会に送ることはできません。岩手区は横沢たかのりさん、比例区日本共産党への投票をよびかけるものです。

 ただ、活動時間は縮小せざるを得ません。手術こそ成功しましたが、まだ加療が必要な母もいるし、共倒れになるわけにいきません。目標は完遂して何ぼなので、そこも気をつけながら歩いていきます。皆様もお気をつけください。

京アニ火災。30数人犠牲が悲しい。自分は起こさないという気概を。

 昨日起きた京都アニメーションの火災。避難路の途中で力尽きた様子も書いてあって、その理不尽さに言葉がありません。なくなられた方にお悔やみを申し上げ、負傷された方には回復を願うものです。

 このような事件が起きた際に怒りが沸き起こる光景を見ますが、その発露の仕方には「ん」と思わせるものがあります。まず「ザイニチが」「左翼が」と無責任に語られるのは「一発アウトじゃ出て失せろ」としかいいようありません。そうでなくとも犯人の素性は知る必要があるものでしょうか。

 類似事件が起きたときに度々述べていますが、加害者・容疑者に頭来る前にやることは「自分とその身の回りで起こさせない」に尽きるのではないでしょうか。「怒り」を語るなかで「一歩間違えば同類だ」というのも目にしました。「自分が何をすればいいか」頭に入れて社会でどう生きるか、考えていただきたいと願います。

東日本大震災から8年。被災者に目は行き届いているか。【至・7/21参院選】

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2011年4月の大船渡市。ここから8年経ちましたが…。


 東日本大震災から8年4ヶ月を経ての参院選です。街まるごとぶっ壊す大災害からの復興は…建物などハード面はそれがなされつつもありますが、暮らし向きはどうかといえば「そこも大丈夫です」とは言い難いものがあります。たしかに現地で生きる人を見れば「何だかんだ言っても仕方ないからある中で懸命に生きるしかない」のはその通りの話です。個々人の意欲は尊重し、それを見守り、伸ばすことは大事です。

 ただ、個々人どう頑張ろうと、その個々人が生きる土壌…言い替えれば社会が壊れていたのではどうしようもありません。社会全体が狂えば、個々人の頑張りは簡単に壊してしまえる。個人の給与が上がっても、税支出が増やされたり、物価が上がったりすればあっという間に生活がしんどくなる。震災からの復興にしても影響はあるわけで、幾度「復興事業の入札が成り立たない」てな報道、されましたか。消費税や、世界的スポーツイベントへの人材資材投入で「被災地まで回ってこない」てな声、何度聞きましたか。

 10年代は夏場の豪雨災害が毎年のように起きてきました。地震にしても東日本以外にも熊本や胆振震度7があり、水害では広島で約80人、昨年は岡山などで約200人が犠牲に。昔の時代からは対策も進歩しましたが、それでも自然の驚異からは逃れられない、厳しい現実があります。

 法整備も進みましたが、それは役に立っているのか。ある災害では法適用させてもらえず、時間切れで対策をやめざるを得なかったケースもありました。岩手県は被災当事者と意を受けた政党の協力で県での対応を続行させてきましたが、その視点を持たない&諦めた箇所では安倍政権勢力言いなりに対応策をやめていたりもしています。

 実情を見て行動してきた勢力と、見栄えと権力者だけ見て見殺しも良しとする、どちらに力持ってほしいか。岩手では前者の立ち位置で頑張る人が野党統一候補に集まって「優しい政治を」とたたかっています。私が政治に関わるようになったのも「揺るぐない人をどうにかしたい」が一歩目でした。「戦略的投票」もいいのでしょうが、安倍政権を倒し、苛政を改める根底・理由を見失わずに歩いていきます。

 おつきあいいただきありがとうございました。あと一日、二日頑張りましょう。

訴え方を変えている理由&熱入るあまりの「蹴りつけ」ご遠慮願います。【至・7/21参院選】

 以前は一本化強要論の議論の過程で激しい言葉の投げつけもしたことがありましたが、2015年9月以降の共闘の発展を踏まえて、締結された約束ことについては尊重して記述をしています。

 投開票日が近くなり、選挙情勢記事を見て「より効果的な結果を」と戦略投票という名で他勢力への投票を呼びかける行為も見ますが、その際に他勢力に対して尊厳の欠片もない言説をぶつける方が居られます。ひとつの選挙の結果を追い求めるあまりに今後の継続的なつきあいを壊す行為は控えるようお願いします。

 私個人は元々戦略的投票について懐疑的に見ていますし、そういうのは大きい単位でやらなければ意味のないもの。小さな効果大きな断裂ではどーしよーもないので、もっとも勧めたい候補を推すことを第一にしていきます。