つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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現場を盾に責任持つべき者の免罪を要求する語り口を「英霊論法(話法)」と呼びましょうか。

 まぬけな話ですが風邪をぶり返してしまい、現在治療に大わらわ。用事の穴を空けたことを申し訳なく思っています。

 それでも一刻も早く進めなきゃならないものもあったりして、何を最初にするか天秤がどうにも…悩みです。

 SNSを見ていたら「英霊論法(話法)」という言葉が目につきました。要は『現場を盾にして権力者への批判を抑える』手法、ということですか。 これはなるほどな、と思いました。

 英霊―大日本帝国が起こした戦争の犠牲者を指す言葉ですが、そこに立たされた人は少なからず「己の居場所」を守りたいという思いでいたのでしょうが、大日本帝国のうん十年にわたる侵略政策の犠牲にさせられた方でもあります。本来、大日本帝国政府のやり方に非難が当てられるべきものですが、それを現場の“英霊”を盾にその批判が許されず、引きずられているのが実際。

 先の能登北陸地震でも、岸田政権・政府の初動にはてなマークがついた部分もありましたが、その批判を現地で活動している「警察や自衛隊の皆さんに申し訳ないと思わないのか(※この両者のみ、である部分に注意)」という論法で封じようとする空気に気持ち悪さを覚えます。

 いまは極々一部でしか語られない「英霊論法(話法)」ですか。権力支持層が“現場”を逃走路の整備に使わせないためにも必要な指摘の言葉として使われることを望みます。

 併せて権力者に対する批判そのものを封じ込めようという空気の強まりには警戒が必要です。金曜日から国会が始まりました。どういう審議がされるのか注目して意思を発し続けます。

 おつきあいいただきましてありがとうございました。