つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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実質的な労働者性を見ずに「請負はクビ切られて当然だバーカ」と詰る輩に議論の主導権握らせるな―ヤマト運輸の雇い止め案件。

 ヤマト運輸の雇い止め案件については、一気に万人単位の雇用・生活に影響を与えます。宅配事情も悪化する見込みもあるなか、なぜクビ切りか。木曜日の国会では山添拓議員が「雇用者側の身勝手許すまじ」の立ち位置から岸田首相に問題を投げ掛けました。

 財界の本性は「いかに労働者や社会の“富”を自身の利益に絞り出すか。私は度の超えたそれを“収奪行為”として批判の対象にしますが、一方で今の力関係に屈服し、自分が諦めるだけでなく他者をも諦めさせようとする者が、救援の対象を貶める行為を平気でします。「こんなやつだから不利益被って当たり前だ」と言わんばかりに。自分自身は諦めてしまっているから、どんな下劣・ゲスな発言をしようがお構いなし、の気性と併せて、苦境に立たされた労働者をより苦しくさせています。

 私は、このような攻撃者に対して、「どういう意思・要因でこうなったか」の考慮はしますが、そちら側に寄る気は一切ありません。「大人になれよぉ」とか甘言来るのでしょうが、当方から言わせれば「つきあい持とうとするなら汚い行為をやめろ」。

 資本家の収奪+違法(団交拒否)行為に、それに自身が諦めるだけでなく道連れにしようと目論む連中の追撃もあって社会活動を闘うのも楽じゃありませんが、「それしか道を用意せずに使い勝手よくこき使う」行為を許さない、ということでこの問題も取り組んで参ります。全労連も尽力します、ぜひ“活用”、そして労働組合に力を貸してください。