つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ

です。 ランキング参加しています。 にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
人気ブログランキング

汝の価値に気づいて、苦しめるモノをはぎ取ろう―笠井亮議員「Uber」質疑から。

 4日夕方に、あまりにもつたない質疑対応と、それすら擁護できてしまう方々を批判した一文を記しました。桜を見る会問題以外でも「削れるものは削る」態度を露にされると面白くはありませんね。更に面白くないのが「使い勝手のいい労働者づくりへの助力」。
 はて、使い勝手の〜ってなんぞや思われますが、今回笠井議員が取り上げたユーバーの問題、なにが引っ掛かるかっていうと「実際は誰かに雇われて働いているのに、“個人事業主”という扱いで雇用者が負う責任を逃れる」構図がどうにも。コンビニのフランチャイズ問題も然り、力の強弱が確とあり、支配性を持つ物事がある業種で、むざむざ自分の権利を手放す行為を、嬉々として行うのは果たしていかがなものでしょう。
 いまの日本社会は、圧倒的に「雇う側(経団連自民党・与党)」優位な社会なのですが、長年の経過によって「これが当たり前」と考える人も少なくありません。「雇う側」が力を持ち、それが作用していまの状態にされてしまっているのを見ずに「そんなものだ」から「それがルール、従え」とまでつなげられる行為には「それは自殺行為でないですか」と批判するものです。

 4日の笠井さん「ウーバー」質疑までこんなふうに叩かれるとは。竹中平蔵氏のような方々から擁護されるならまだしも、「叩きつけられる場所の近くにいる」人が平気で叩きに来る。反論すれば「そんなことされてもいい社会になったのはお前等のせい」ときますので。「転がり落ちればどこまでも」というのをあんまり是認したくはないです。そんなわけで、旗頭はしっかり掲げ続け、気づいた人の取っ掛かりになれるよう努めます。
 おつきあいいただきありがとうございました。