SNSタイムラインで国会の模様を実況したり動画が流れるようになり、導線的な説明が入って「こーいうことか」と認識する人がいる一方で「野党が安倍さんをいじめている」としかとらえていない方も少なからず居られます。
そういった方々は国会審議を『各党の案を持ち寄って話し合う』のをイメージされていますが、実際の国会審議は「出された案を質疑でどう運用するか聞いて、採決する。法律として通用しない思ったら『んなもの却下』」。
では、野党の案が審議の対象になるかと言えば…与党案と重なった場合は高確率で、そうでなくても大体は国会での審議にあげてもらえず店晒しにさせられます。
いまはやたらと「対案の要求」ばかりされて食傷気味ですが、対案云々以前に「国会であげられた法案は提出者に対して質疑し、その結果採決する。その場は対論を論ずる場ではない」という仕組みを認識していただけますか。それなしに「いじめだ」「対論」言われても「?」としか思いません。
学業が「薄く」なってそこら辺の認識というのが教えられていない可能性もあるので、端からド詰めで叩き込む手法はやめた方がいいですが、分かってて「反野党反左翼」のためにかましつづける輩もいますので、相手を見ながら必要な対応はしていきましょう。おつきあいいただきありがとうございました。